Arentがプラント設計・施工をつなぐ「ASPO」正式版を提供開始、作図工数を最大83%削減
株式会社Arentは、プラント設計・施工分野のデジタル化を進めるため、アドインシリーズ「ASPO」の正式版を提供開始しました。

このシリーズは、配管サポート材製作図を自動で作成する「ASPO Support Fab」と、スプール図を生成する「ASPO Spool Manager」(特許出願中)でできています。
2026年4月末から一部の会社で試用されてきたβ版の意見を取り入れ、さらに機能を増やし、使いやすさを改善した正式版として登場しました。
β版からの主な機能アップ
ASPO Support Fab
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鋼材サポートが追加され、対応できるサポートの種類が増えました。
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ラック鋼材を設計図に含めることができるようになりました。
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サポートをまとめる機能が改善されました。
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AutoCAD Plant 3Dの標準サポートの寸法も図面に出せるようになりました。
ASPO Spool Manager
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溶接マーカーの表示が見やすくなりました。
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エラーチェックの結果をファイルに出力できるようになりました。
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各機能がより安定して動くようになりました。
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Autodesk Formaへ溶接情報を出力できるようになりました。
開発の背景と目的
Arentはこれまで、プラント配管の自動設計を可能にする3D CAD「PlantStream®」などを通じて、プラント業界のデジタル化をサポートしてきました。また、Autodesk Revit®向けのアドイン「LightningBIM」シリーズを開発し、2025年3月にはオートデスク社とソリューションプロバイダー契約を結んでいます。
これらの経験を活かし、これまで技術的に難しかったAutodesk AutoCAD Plant 3Dでの設計から施工へのデータ連携をスムーズにするために「ASPO」シリーズが開発されました。
プラント建設では、詳細設計の段階まではデジタル化が進んでいますが、その後の施工準備では手作業が多く、情報がバラバラになりがちです。「ASPO」は、この情報の分断をなくし、信頼できる唯一の情報源(SSOT:Single Source of Truth)を作ることを目指しています。
「ASPO」シリーズの機能
※本製品を使うには、Autodesk AutoCAD Plant 3Dが必要です。
1. ASPO Support Fab(配管サポート材製作図の自動生成)
Autodesk AutoCAD Plant 3Dのモデル情報から、製作に必要な図面を自動で作ります。
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作業時間の削減: 従来の作図作業と比較して、1枚あたり約30分かかっていた作業時間を約5分に短縮できるとされています(約83%削減)。
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コスト削減: 中小規模プロジェクト(1,000枚規模)では、約125万円のコスト削減が見込まれています。
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品質の安定: 人為的なミスを減らし、設計が変わった時もモデルと連動することで、やり直し作業を最小限に抑えます。
2. ASPO Spool Manager(スプール図生成支援/特許出願中)
事前に設定されたルールに基づいてスプール分割を半自動で行ったり、手動で編集したりできます。3Dモデルからスプール図面を作るまでの一連の作業をスムーズにします。
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分割案の提示: 事前ルールに基づき、スプール分割を半自動で提案します。
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自動採番と自動連動: スプール番号や溶接番号を自動でつけます。工場で作る部分(ショップ)と現場で取り付ける部分(フィールド)の分け方も自動化され、割り当てを変更すると関連する番号も自動で更新されます。
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見える化と間違いチェック: 溶接箇所を溶接マーカーで分かりやすく表示し、溶接マークや部品リスト(BOM)の自動記入、データの間違いチェック機能で、手作業による漏れやミスを防ぎます。
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現場とのデータ連携: 「ASPO」で設定したショップ/フィールド区分、スプール番号、溶接番号は、Autodesk Forma Buildとそのまま連携できます。これにより、これまで汎用CADやExcelで管理されていた溶接の進み具合(未着手、施工済み、検査合格など)を3Dモデルと一緒に管理できるようになります。
β版利用企業の声
株式会社IHIプラント エンジニアリングセンター 配管・架構設計部からは、以下のコメントが寄せられています。
ASPO Support Fabについて
「Plant 3Dモデルからサポート図面を素早く作れるため、従来の三面図を使った方法に比べて設計業務が効率化する可能性が確認できました。今後は、配管支持部材だけでなく、それを支える構造部材も含めて図面化できるようになることを期待しています。」
ASPO Spool Managerについて
「SHOP/FIELD区分の自動割り当てや表示機能により、溶接箇所や区分を確認する作業が効率化できることが確認できました。スプール計画や施工検討の作業負担が減ると期待されます。スプール番号や溶接番号の自動付番機能とスムーズな操作性も、大量のデータを効率的に処理できるだけでなく、必要に応じて設計者が簡単に修正できる柔軟性があり、実務に適していると感じました。関連部材情報との連携やAutodesk Formaとのデータ連携など、今後の機能拡張にも期待しています。」
製品ラインナップと価格
※価格は1ライセンスあたりの税別価格です。
ASPO Support Fab
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月額:25,000円 / 年間:200,000円
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問い合わせ先:https://lp.aspo-generator.com/support-fab.html#contact
ASPO Spool Manager
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月額:190,000円 / 年間:1,500,000円
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問い合わせ先:https://lp.aspo-generator.com/spool-manager.html#contact
ASPO製品サイト:https://lp.aspo-generator.com/
関連イベント
「Connected Plant 2026|Plant 3D x Forma x AI -データでつながるプラントプロジェクトの実践」と題したイベントが開催されます。
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開催日: 2026年8月28日(金)14:00開演
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会場: ベルサール御成門タワー
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形式: 対面式
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参加費: 無料・事前登録制(定員制)
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主催: オートデスク株式会社
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申込み: https://events.autodesk.com/flow/autodesk/plant2026/mainevent/page/home
株式会社Arentについて
株式会社Arentは、「暗黙知を民主化する」を目標に、建設・プラント業界のデジタル変革(DX)を進めている会社です。クライアント企業と共に課題を解決する「DX事業」と、自社でソフトウェアを提供する「プロダクト事業」の二つの柱で事業を展開しています。
BIMを直感的に使えるRevit向けプラグイン「LightningBIM」シリーズや、千代田化工建設株式会社と共同開発した、プラント配管を自動設計するAI搭載3D CAD「PlantStream」などの製品を提供しています。M&Aを通じてグループを大きくしながら、建設・プラント業界が抱える構造的な問題を技術で解決することを目指しています。
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会社名: 株式会社Arent
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所在地: 東京都港区浜松町2-7-19 KDX浜松町ビル3階
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代表者: 代表取締役社長 鴨林 広軌
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設立: 2012年7月2日
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資本金: 12億86百万円
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Webサイト: https://arent.co.jp/


