建設現場向け監視カメラ「G-cam04」にAI検知・自動追尾機能が標準搭載、盗難対策と省人化を推進

株式会社MIYOSHIは、建設現場向け監視カメラ「G-cam04」に、AI(人工知能)検知と自動追尾機能を標準搭載し、2026年8月27日より提供を開始すると発表しました。
これにより、建設現場の監視カメラは「見張る」役割から、異常を「気づく」役割へと進化します。

G-cam 04

建設現場が直面する課題

近年、建設現場での資材や金属ケーブルの盗難が深刻化しており、警察庁の発表によると2025年には年間1万5,712件の金属盗難が発生しています。これは1日あたり約43件に相当する計算です。銅価格の高騰を受け、2026年6月には「金属盗対策法」も施行されるなど、国を挙げた対策が求められています。

一方で、建設業界では時間外労働の上限規制や人手不足が深刻化しており、防犯対策に十分な人員を割くことが難しい現状があります。この状況に対し、MIYOSHIは、盗難リスクの増加と監視人員の減少という課題を解決するため、監視カメラの機能強化が必要だと考えました。

「見張る」から「気づく」監視へ進化

従来の監視カメラは、異常発生後に映像を確認する「記録」が主な役割でした。しかし、新しい「G-cam04」は、異常が起きた瞬間に管理者に知らせる「気づく」機能を持つことで、この課題に対応します。

G-cam 04

専用閲覧ビューア「Gview」に搭載されるAI検知機能は、「エリア侵入検知」と「ラインクロス検知」の2種類です。

エリア侵入検知機能

特定の立ち入り禁止エリアに人や車両が侵入した場合に、管理者にリアルタイムでメール通知を行います。

エリア侵入検知機能

ラインクロス検知機能

設定したラインを人や車両が通過した場合に、管理者にリアルタイムでメール通知を行います。

ラインクロス検知機能

自動追尾機能

さらに、検知した人や車両をカメラが自動で追いかけ、動きを捉え続ける「自動追尾機能」も備わっています。

自動追尾機能

「G-cam04」は赤外線撮影にも対応しているため、盗難が多発する夜間や休工日の暗い現場でもAI検知が機能し、防犯対策を強化しながら監視業務の省人化に貢献します。

追加費用なしで標準搭載

市場にはAI検知機能を持つ監視カメラも存在しますが、多くは上位機種限定や月額オプションとして提供されています。MIYOSHIは、建設現場の安全と安心に貢献するため、そして人手不足の課題解決を支援するため、「G-cam04」のAI検知・自動追尾機能を、追加費用なしで標準搭載することにしました。

新規利用者だけでなく、現在「G-cam04」をレンタル中の利用者もそのまま新機能を利用できます。(ただし、2026年7月より前に利用開始したカメラは本体の交換が必要です。)レンタルという形で常に最新性能のカメラを提供することで、全国の現場に一斉に最新機能を届けることが可能になる、とMIYOSHIは考えています。

「見抜く」未来を目指して

MIYOSHIは、危険を通知するだけでなく、現場の「眼」である「G-cam」が異常に気づき、さらに「頭脳」である画像解析サービス「カンタンAI tomoth」が異常の意味を読み解き、盗難の予兆や事故につながる危険を「見抜く」ことを目指しています。

「見張る」から「気づく」へ、そして「気づく」から「見抜く」へと、MIYOSHIは建設現場の盗難と危険予防の領域で進化を追求しています。同社は今後も、「人のために火をともす」という理念のもと、カメラとAIを活用して建設現場の安全と効率化を支援し、人がより重要な判断に集中できる環境づくりを目指していくとのことです。

関連情報

「G-cam04」のAI検知・自動追尾機能に関する詳細は、以下のウェブサイトで確認できます。

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