LTS Japan、製造現場の課題解決へAIソリューションを本格展開 – 外観検査「Vsmart」と設計「SenCAD」でDXを加速

LTS Japan、製造現場のAXを加速するソリューション

LTS Japanは、日本の製造業が抱える人手不足や熟練技術の継承といった大きな課題に対し、AI技術を活かした解決策を本格的に提供することを発表しました。AI外観検査ソリューション「Vsmart」とText-to-CADソリューション「SenCAD」を通じて、製造現場のデジタル変革(DX)を加速させます。

日本の製造業が直面する課題とAIへの期待

日本の製造業は現在、労働力不足や熟練技術者の知識を次の世代に伝える難しさという大きな問題に直面しています。経済産業省が発表した「2026年版ものづくり白書」によると、多くの製造業がデジタル技術による労働力不足の解決を重要視しています。また、ベテランの持つ「勘」や「経験」といった知識を、誰もが使える形にするのが難しいと感じている企業も多く、技術の継承が大きな課題となっています。

AI技術への期待は高まっているものの、実際に設計からメンテナンスまで全ての工程でデータを連携させ、AIをしっかり活用できている企業はまだ少ないのが現状です。人手不足の解消、品質のばらつきをなくすこと、そして素早い判断をするためには、製造業の仕事の知識とAI技術の両方を持つパートナーが求められています。

LTS Japan:製造業に特化したAIのトータルパートナー

LTS Japanは、このような日本の製造業の課題に対して、技術と現場での知識の両方から最適な解決策を提案できるパートナーとして活動しています。

LTS Japanは、世界中で事業を展開するLTS Groupの日本法人です。グループ内の専門機能と協力しながら、日本市場に合わせたITサービスを幅広く提供しています。

LTS GROUP組織図

LTS Japanは、製造現場に特化したパートナーとして、AIが学ぶための高精度なデータ作成、AIソフトウェアの開発、システムの統合、厳しい品質チェック、そしてスマートファクトリーソリューションを提供します。AIプロジェクトの立ち上げから、工場での大きな導入、その後のメンテナンスまでを一貫してサポートし、今の生産のやり方を大切にしながら、AIで生産性を高める手助けをします。

目指しているのは、ただ機械に仕事を任せるだけではありません。人に頼りすぎる状態を見直し、専門的な仕事の複雑さを減らしながら、現場全体の生産性を底上げする、長く続けられる仕組みづくりです。製造業ならではの仕事の流れを深く理解し、日本市場で求められる細かい品質基準に対応するという二つの強みを活かし、お客様のビジネスが最大の結果を出せるような最適な解決策を提供しています。

  • 会社名:LTS Japan株式会社

  • 代表者:Nguyen Hoang Hai|LTS Japan CEO

  • 事業内容:ソフトウェアテスト・品質保証|デジタルBPO|AIソリューション導入支援|AI駆動型ソフトウェア開発

  • 設立年月日:2020年4月

  • 日本所在地:東京都港区芝浦3丁目20-10 岩本ビル5F

  • ホームページ:ltsgroup.tech/jp/

  • Eメール:contact@ltsgroup.tech | contact.jpsales@ltsgroup.tech

  • 電話番号:03-4500-9892

Vsmart:スマートファクトリー向けAI外観検査ソリューション

「Vsmart」は、工場での品質検査をAIによって自動化するソリューションです。これまで人の目で見ていた検査をAIに任せることで、人が見落としてしまったり、品質にばらつきが出たりする問題を根本から解決し、生産ラインが安定して動くようにします。

Vsmart AI外観検査ソリューション

主な機能

  • 製品検査と欠陥検知:小さな傷、へこみ、部品の置き間違いといった欠陥を、人の目よりもはるかに速く、正確に見つけ出します。また、材料や溶接、組み立ての工程での異常を特定し、すぐに知らせることで、不良品が出るのを未然に防ぎ、全体の品質を向上させます。

  • 梱包と充填の検査:箱の中に入っているものの数が正しいかを自動で確認し、間違った梱包や不足を防ぐことで、正確な出荷を保証します。

Vsmartの仕組み

Vsmartは、現場に置かれる「エッジPC」と、データを管理する「セントラルPC」の二つの部分からできています。これにより、リアルタイムでの検査から品質管理までを一貫して行います。

  1. ステップ1:エッジ側でのリアルタイム検査
    生産ラインに設置されたエッジPCが、動いている製品を高画質のカメラで撮影します。撮影された画像は、内蔵されたAIモデルによってその場で分析され、すぐに欠陥があるかどうかを判断します。
  2. ステップ2:データの自動同期
    エッジPCが判断した「OK」か「NG」の結果と、その根拠となる画像は、セントラルPCへリアルタイムで自動的に送られます。現場と管理側の情報に時間差がないため、進み具合の把握や検査の記録を漏れなく行えます。
  3. ステップ3:集中管理とレポート生成
    全てのラインを中央でまとめて管理し、集まったデータを分析してAIモデルをさらに賢くするための学習と配信を行います。同時に、品質管理レポートを自動で作り、判断をサポートします。

導入メリットと期待される成果

Vsmartの導入により、企業は次のような効果を得ることができます。

主なメリット

  • 人の間違いや疲れによる見落としがなくなります。

  • コストを減らし、材料の無駄を最小限に抑えます。

  • 複数のラインや拠点へ簡単に広げることができ、まとめて管理できます。

  • 製品の履歴をしっかりと追跡でき、データを活用して継続的に品質を改善できます。

具体的な目標成果

  • 不良品の検出精度:90%以上

  • 検査工程での不良の見逃し:ほぼゼロへ削減

  • 生産能力:検査の自動化により約30%の増産

SenCAD:ハードウェアチーム向けText-to-CADソリューション

これまでの機械設計ツールは、使うのが難しく、現代の素早い製品開発には時間がかかりがちでした。設計を変えるたびに発生する「モデルを作り直す」「データを出し直す」といった面倒な作業や、変更の記録がはっきりしない「設計の不透明さ」は、ハードウェア開発のスピードを大きく妨げていました。

「SenCAD」は、これらの課題を解決するText-to-CADソリューションです。テキスト(文章)で指示するだけで、寸法などを変えられる3Dモデルをすぐに作ることができます。これまで数時間かかっていた設計作業を数分に短縮し、ハードウェア開発チームの試作や改善のサイクルを劇的に速くします。

SenCAD:Text-to-CADソリューション

主な機能

  • プロンプトからパーツ生成:普通の言葉で指示するだけで、3Dパーツを自動で作ります。

  • リアルタイム3Dプレビュー:作ったものをインターネットの画面でその場で確認できます。

  • 調整スライダー:寸法や形を直感的な操作で細かく変えられます。

  • STLエクスポート:そのまま3Dプリンターで印刷できる形でデータを出力できます。

SenCADの仕組み

SenCADは、チャット画面、3Dを見る画面、そしてパラメータを操作する画面という3つの部分で構成された、使いやすい作業スペースを採用しています。以下の4つのステップで、AIと対話しながらパーツを作り上げていくことができます。

  1. ステップ1:仕様の入力
    ユーザーは、簡単な言葉でパーツの仕様を説明します。参考になる画像を入力して、イメージを伝えることもできます。
  2. ステップ2:コード生成
    AIがOpenSCADという言語のコードを自動で作り、後から編集できる「構造化データ」として保存します。
  3. ステップ3:レンダリング
    OpenSCAD WebAssemblyが、使う人のパソコン(ブラウザ内)でモデルをその場で計算して表示し、STLデータをリアルタイムで3Dで見せます。
  4. ステップ4:微調整
    スライダーでパラメータを変える作業は、AIを何度も呼び出す必要がないため、追加の費用をかけずに、何度でも自由に寸法や形を調整できます。さらに、会話の履歴が全て記録されるため、「いつ、誰が、何を、なぜ変えたのか」を後から確認できる、しっかりとした設計履歴が自動的に作られていきます。

SenCADの詳細は、以下のデモ動画でご覧ください。

導入メリットと期待される成果

  • 設計サイクルの高速化:アイデアから3Dデータまでを数分で完成させ、試作までの時間を大幅に短縮します。

  • CADスキルの垣根を打破:専門的な操作を学んでいないエンジニアやプロジェクト管理者でも、量産できるレベルの設計に参加できるようになります。

  • AIコストの最適化:パラメータの調整はAIの費用がかからないため、使う頻度に関わらず安定して低いコストで運用できます。

  • 透明性の高い設計履歴:全ての作業とパラメータの変更が記録され、正確な履歴をたどることができます。

LTS Japanのスマートファクトリーソリューション:あらゆるIT階層をスムーズにつなぐ

LTS Japanは、工場の中にあるセンサーから会社の経営を管理するシステムまで、工場内のあらゆる段階のニーズに合わせた、高品質で信頼性の高いソリューションを提供しています。これにより、工場のAIによる変革(AX)とデジタル変革(DX)を加速させ、生産現場全体がスムーズに動くようにします。

スマートファクトリー向けLTS JapanのITサービス

主なITサービス

  • ソフトウェア開発・テスト:ERP(企業の資源を管理するシステム)やPLM(製品のライフサイクルを管理するシステム)などの会社の重要なシステムから、MES(製造実行システム)やWMS(倉庫管理システム)といった現場で使うシステムまで、工場のあらゆる段階で個別の開発に対応します。ベトナムで初めての独立したテスト専門会社として10年以上の実績があり、制御システムや産業用ロボットのソフトウェアの検証も含め、システムの信頼性と安全性を保証します。

  • AIソフトウェア開発とAI統合:設備の故障を予測するシステム、リアルタイムでの外観検査、ロボットやAGV(無人搬送車)が自分で動く制御など、製造現場に特化したAIソフトウェアの開発と、既存のシステムへのAIの組み込みを支援します。

  • AI開発・学習用データサービス:カメラやセンサー、ロボットから集まるそのままのデータに対して、画像や動画など様々な形式で高精度な目印(ラベリング)をつけます。厳しい品質チェックを経て、実際に使えるレベルの学習データセットを作り上げます。

導入事例

  • 段ボール製造メーカー向け基幹業務システム開発:材料の無駄を15%減らし、利用者の満足度95%以上を達成しました。

  • 日本の倉庫会社向けカスタマイズ物流システム:在庫を処理するスピードが上がり、仕事のやり方が標準化されました。

  • 建築パターン認識システム:検索時間を40%減らし、見つける精度と一致する精度が95%を達成しました。

  • フィジカルAI企業向け一人称視点データ収集・アノテーション:有効なデータが96%受け入れられ、シミュレーションと現実のギャップを埋めるのに貢献しました。

LTS Japanのスマートファクトリーソリューションの詳細は、以下の動画でご覧ください。

LTS Japanの実績と強み

LTS Japanが多くの製造業のお客様から信頼を得ている背景には、次の4つの強みがあります。

  • 高品質な産業用データセット:実際の現場に合ったデータを集め、目印をつけ、厳しい品質チェックを行うことで、AIシステムの性能を最大限に引き出します。

  • 製造IT階層を横断した統合力:ビジネスの計画、製造の管理、監視・制御など、複数のITの層にまたがるAIソフトウェアの開発と統合に対応します。

  • 10年以上のQA実績:ベトナムで初めての独立したソフトウェアテスト専門会社として、AIシステムの安全性と一貫性を厳しく保証します。

  • 柔軟なエンジニアリング体制:プロジェクトの変化にすぐ対応できるチームを組むことで、品質を保ちながらコストを最大限に抑えます。

製造現場の専門知識と、最先端のソフトウェア開発力を組み合わせることで、お客様と共に多くのプロジェクトで良い結果を出してきました。

お客様の主な導入成果

  • 突然の機械の停止時間:最大45%減少

  • 製品の初回合格率:30%向上

  • 平均生産効率:35%向上

  • メンテナンスコスト:25%削減

製造業の未来をともに創る

人手不足、技術の継承、そしてAI活用への壁。日本の製造業が抱えるこれらの課題は、すぐに解決できるものではありません。しかし、現場の深い仕事の知識と、最先端のAI・ソフトウェア開発力を組み合わせることで、今の状況を乗り越え、次の時代のものづくりへ着実に進むことができます。

LTS Japanは、AI外観検査ソリューション「Vsmart」、Text-to-CADソリューション「SenCAD」、そしてスマートファクトリーソリューションを通じて、お客様の生産現場に寄り添う長期的なパートナーでありたいと考えています。プロジェクトの立ち上げから、工場での大きな導入、そしてその後のメンテナンスまで、一貫してサポートします。

Vsmart・SenCADの導入、または製造現場でのAI活用に関するご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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