MLismが無料の文書解析Webアプリ「YomiToku Studio」を提供開始:AIが文書を読み解き、作業効率を向上

MLism株式会社は、独自に開発したAI-OCR(文字自動認識)エンジンを搭載した無料の文書解析Webアプリ「YomiToku Studio」の提供を開始しました。

このアプリは、利用するためのアカウント登録やソフトウェアのインストールが不要です。読み込んだ文書とAIによる解析処理は、利用者のパソコン内で完結するため、文書データを外部のサーバーへ送信することなく、安心して使うことができます。また、利用規約の範囲内であれば、一部の商業目的でも無料で利用可能です。

YomiToku Studioとは

YomiToku Studioは、PDFファイルや文書の画像から、文字、段落、表、さらには請求書や申込書のような帳票の項目などを読み取ります。解析結果の確認や修正、そしてファイルへの出力までを、一つの画面で簡単に行えるWebアプリです。

YomiToku Studioの帳票解析画面

YomiToku Studioの主な特徴

  1. 独自開発のAI-OCRエンジンをブラウザ上で実行
    MLismが独自に開発したAI-OCRエンジンを搭載しています。日本語の活字や手書き文字に加え、見出し、本文、図、表などの配置や読み順を解析できます。表についても、行・列・セル結合といった構造を読み取り、編集可能なデータとして抽出します。これらのAIモデルは、利用者のブラウザ上で直接実行されます。

  2. 文書データを外部へ送信せずに解析
    画像やPDFは外部のOCRサーバーへ送信されません。文書の読み込みからAIによる解析まで、利用者のパソコン内で行われるため、個人情報や機密情報を含む文書も、データをパソコンの外に出さずに解析できます。アカウント登録も不要なため、Webブラウザからすぐに利用を開始できます。

  3. 文字だけでなく、文書全体の構造を解析
    単に文字を認識するだけでなく、文書に含まれる見出し、本文、図、表などの領域や読み順も解析します。表からは罫線やセル結合を含む構造を読み取ることができ、申込書や請求書などの帳票から項目名とその内容、表、段落などを抽出し、他のシステムで利用できるデータとして保存することも可能です。

  4. 解析結果を元の文書と見比べて修正
    文書画像と解析結果が同じ画面に表示されるため、認識された文字、段落、表、セル、帳票項目、読み順などを確認し、必要に応じて修正できます。読み直したい文字や表の範囲だけを指定し、その部分だけを再解析する「部分OCR・部分解析」にも対応しています。

  5. 用途に合わせた形式で出力
    確認・修正した解析結果は、Markdown、CSV、テキスト、画像、JSONといった様々な形式で保存できます。OCR結果を元のPDFに付与して、文字検索ができるPDFとして出力することも可能です。また、文書画像上で選択した文字を隠し、コピーした内容や出力ファイルに反映するマスキング機能も搭載されています。

用途に合わせた3つのワークスペース

YomiToku Studioには、文書業務に合わせて「文書解析」「帳票解析」「帳票入力」の3つのワークスペースが用意されています。

  • 文書解析: PDFや文書画像から、活字・手書き文字、段落、図表、表のセル、読み順などを解析します。解析結果は画面上で確認・修正し、Markdown、CSV、テキスト、検索可能PDFなどの形式で出力できます。

  • 帳票解析: 申込書や請求書などから、項目名とその内容、表、段落などを自動的に抽出します。項目の位置を事前に設定する必要はありません。解析結果に誤りがある場合は画面上で修正でき、修正した帳票構造をテンプレートとして保存し、同じ形式の文書処理に再利用することも可能です。

  • 帳票入力: 保存した帳票テンプレートを使用し、文書へ文字や画像を入力できます。CSVデータの一括差し込みにも対応しており、複数のデータから入力済みPDFをまとめて作成できます。

作業内容の保存・引き継ぎにも対応

YomiToku Studioで行った作業内容はブラウザ内に自動で保存されるため、画面を閉じた後も続きから作業を再開できます。作業内容をプロジェクトファイルとして書き出し、別の端末や作業者へ引き継ぐことも可能です。(対応形式:JPG、PNG、BMP、TIFF、PDF)

YomiToku Proとの連携

より高速・高精度な文書解析が必要な場合は、企業向けAI-OCRエンジン「YomiToku Pro」と接続して利用することも可能です。YomiToku Proは、お客様の自社サーバーやクラウド環境に構築できるサーバー組み込み型のAI-OCRエンジンです。YomiToku StudioからYomiToku Proへ直接接続することで、Studioの操作画面をそのまま利用しながら、画像処理プロセッサ(GPU)を活用した高速な文書解析や自動回転補正などの機能を利用できます。文書は利用者のブラウザから設定されたYomiToku Proへ直接送信され、MLismのクラウドを経由しません。社内ネットワークや、外部インターネットと接続しない隔離環境など、セキュリティ要件に合わせた環境で利用できます。

登録不要で無料利用が可能

YomiToku Studioのブラウザ内解析は無料で提供されています。アカウント登録やインストールは不要で、利用規約の範囲内であれば、一部の商業目的でも無料で利用できます。小規模な社内業務におけるOCR処理や文書解析、AI-OCRの導入前評価などにも活用できるでしょう。

YomiToku Studio
https://yomitoku-studio.mlism.com/

YomiToku Studio 製品紹介
https://www.mlism.com/products/yomitoku-studio

MLism株式会社 会社概要

  • 会社名: MLism株式会社

  • 代表者: 代表取締役 木之下滉大郎

  • 本社所在地: 千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区2 ショップ&オフィス棟6F

  • 設立: 2024年12月

  • 事業内容: アルゴリズムの研究・開発およびライセンスの販売、提供

  • コーポレートサイト: https://www.mlism.com/

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