リコージャパン、建設現場の状況を一元管理する「工事現場管理・監視パック」を提供開始
リコージャパン株式会社は、建設現場の状況を効率的に管理し、遠隔からの施工管理や安全対策を支援する「工事現場管理・監視パック」の提供を始めました。
建設業界では、建設業法の改正により、ICTを活用した遠隔管理の環境を整えることで、現場監督者が最大2つの現場を兼任できるようになっています。これにより、現場の状況をリアルタイムに把握できる仕組みが強く求められています。また、建設資材の価格が高騰しているため、工事現場や資材置き場での盗難を防ぐためにも、現場の状況をリアルタイムで知る重要性が増しています。
「工事現場管理・監視パック」の主な機能
「工事現場管理・監視パック」は、建設業向けの情報共有プラットフォーム、電子ホワイトボード、監視カメラを組み合わせて作られています。これにより、施工現場の状況をリアルタイムで目で見て確認できるようになり、現場管理の効率を高め、安全対策を強化します。
工事現場に設置されたクラウド監視カメラの映像は、株式会社建設システムが提供する建設業向けプラットフォーム「KENTEM-Dashboard」で一元的に管理されます。これにより、遠く離れた場所からでも施工状況や作業の進み具合、現場の安全管理状況を確認することが可能です。
さらに、電子ホワイトボード「RICOH Collaboration Board」と連携することで、複数の現場の情報や工程の進み具合、監視カメラの映像などを、本社や現場事務所、遠隔地にいる関係者にリアルタイムで共有できます。現場や資材置き場を遠隔から監視することで、防犯や盗難対策にも役立ちます。

「施設環境見える化・熱中症アラートパック」との連携
このパックは、流通業向けに提供されている「施設環境見える化・熱中症アラートパック」との連携にも対応しています。屋内の施工現場では、環境センサーを使って気温やWBGT(暑さ指数)などの環境データを取得し、「KENTEM-Dashboard」上で現場映像や工程情報と一緒に管理できます。
もし異常が検知された場合、パトライトやインカムシステムを通じて現場の担当者に通知される仕組みです。これは、2025年6月に施行された改正労働安全衛生規則による熱中症対策の義務化への対応を支援するものです。

熱中症予防に関する詳しい情報は、環境省のウェブサイトで確認できます。
建設現場のDX推進と生産性向上への貢献
このソリューションは、建設業界が抱える人手不足や現場技術者の兼任ニーズ、安全管理の高度化といった課題の解決を支援し、建設現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進と生産性向上に貢献します。


