ライカジオシステムズの新型測量機器、主要アプリ「快測ナビ」と連携開始

2026年8月24日、計測テクノロジー業界のHexagonグループに属するライカジオシステムズ株式会社は、株式会社建設システム(KENTEM)が提供する現場測量アプリケーション「快測ナビ」の最新バージョンが、ライカジオシステムズの新型トータルステーション「Leica TS20」と傾き補正機能付きプリズムポール「Leica AP20 AutoPole」に対応したことを発表しました。

この連携により、「快測ナビ」の利用者は「Leica TS20」との通信が可能になるだけでなく、「Leica AP20 AutoPole」の傾き補正機能を活用した効率的な測量作業が行えるようになります。

KENTEMとLeica Geosystemsの連携により、LeicaのトータルステーションとプリズムポールがKENTEMの快測ナビと接続可能になったことを示す画像

日本の建設DXを支える新しい仕組み

近年、建設・測量業界では、人手不足への対応や作業の効率化を目指して、デジタル技術の導入が急速に進んでいます。現場で毎日使うアプリと、精度の高い測量機器がスムーズにつながることは、効率の良い作業の流れを作る上でとても大切です。

今回の「快測ナビ」への対応は、ライカジオシステムズの進んだ測量技術を、より多くの現場で簡単に使えるようにするものです。これにより、測量から工事の品質管理、施工管理まで、現場のさまざまな業務が効率的になり、品質も高まることが期待されます。

「TS20」と「AP20 AutoPole」が実現する次の時代の測量

「Leica TS20」は、非常に高い精度で測量ができ、物を自動で追いかける性能に優れた最新のトータルステーションです。

また、「Leica AP20 AutoPole」は、ポールの傾きを自動で直す技術を持ったスマートなプリズムポールです。これまでの測量では、ポールをまっすぐ立てることに気を配る必要がありましたが、この機能を使えば、その手間がなくなります。「快測ナビ」では「AP20 AutoPole」からの傾き補正データを利用できるため、作業員は気泡管を常に確認しながらポールを厳密に垂直に保つ必要がありません。暑い中での作業など、早く効率的に測量したい現場の要望に応えます。

「AP20 AutoPole」は、「TS20」だけでなく、スキャナー付きトータルステーション「Leica MS60」や、自己学習機能を持つ「Leica TS16」とも組み合わせて使うことができます。

日本市場への取り組み

今回の「快測ナビ」への対応は、ライカジオシステムズが「スイスで開発された革新的な技術を、日本の現場のニーズに合わせて提供する」という方針に基づいて進められたものです。

ライカジオシステムズはこれからも、日本の建設・測量業界のデジタル化(DX)を支援するため、国内の企業との連携を強化し、効率的なデジタル作業の実現を目指していきます。

ライカジオシステムズの代表取締役社長である桑野裕士氏は、「快測ナビとの連携が実現したことを大変喜ばしく思います。快測ナビは多くの現場で使われているソリューションであり、Leica TS20とAP20 AutoPoleの連携によって、現場の生産性が向上し、作業員の負担が減ることに貢献できると確信しています。今後も、日本のお客様が求める効率化のニーズに応えながら、革新的な測量・デジタルリアリティソリューションを提供してまいります」とコメントしています。

製品情報と関連リンク

ライカジオシステムズは、約200年にわたり計測・測量の分野で技術革新を進めてきた企業であり、世界中のプロフェッショナルに向けてトータルソリューションを開発しています。親会社であるHexagonは、センサー、ソフトウェア、自律型テクノロジーを組み合わせたデジタルリアリティソリューションの世界的リーダーとして知られています。

×