中国銀行が広栄産業へ「ちゅうぎんサステナビリティ・リンク・ローン」を実行
中国銀行は2026年8月25日、株式会社広栄産業に対し、「ちゅうぎんサステナビリティ・リンク・ローン」を実行しました。

ローンの目的と仕組み
このローンは、広栄産業がCO2排出量の削減という具体的な企業目標を設定し、持続可能な環境・社会の実現に貢献することを目的としています。目標を達成した場合、中国銀行は金利を引き下げることで、広栄産業のサステナブル経営を後押しします。
「ちゅうぎんサステナビリティ・リンク・ローン」とは、企業がSDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・企業統治)に関連する目標を立て、その達成状況に応じて金利が変わる金融商品です。この商品は、環境省が定めたガイドラインに沿っていると第三者機関から認められており、企業がサステナブルファイナンスを導入しやすいように工夫されています。

広栄産業の取り組み
広島県福山市に本社を置く広栄産業は、土木工事業を営んでいます。同社は「高品質の技術で地域社会に貢献する」という理念のもと、安全で効率的、そして美しい土木工事を提供しています。また、脱炭素社会の実現に向け、ICT建設機械や省燃費対応の重機を導入するなど、環境負荷の低減にも力を入れてきました。
今回のローン導入により、広栄産業は以下のCO2排出量目標(SPTs)を設定しました。

| 設定内容 | 2027年7月期目標 | 2028年7月期目標 | 2029年7月期目標 | 2030年7月期目標 |
|---|---|---|---|---|
| 実質CO2排出量 (t-CO2) | 344.37 | 328.72 | 313.07 | 297.42 |
広栄産業は、これらの目標達成への取り組みに加え、SDGs私募債(寄贈型)を通じて広島県立府中東高等学校や福山大学への寄付を行うなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
中国銀行の姿勢
中国銀行は、地域社会の持続可能性を高めるため、さまざまな金融サービスやコンサルティング機能を提供しています。今回の「ちゅうぎんサステナビリティ・リンク・ローン」の実行も、その取り組みの一環です。


