ロボットが自分で充電!車輪式移動ロボット用自動充電システムの世界市場が2032年までに大きく成長する見込み

株式会社マーケットリサーチセンター

車輪式移動ロボットの自動充電システム市場が、2026年から2032年にかけて年平均成長率(CAGR)7.9%で成長し、2032年には12億6,900万米ドル規模に達すると予測されています。

自動充電システムとは

自動充電システムは、車輪式移動ロボット(AMR)などが自律的に充電を行うための設備です。ロボットは作業の合間に充電ステーションに戻り、自動で充電を始めます。これにより、ロボットは途切れることなく作業を続けられ、人の手を借りずに運用できるため、効率が大幅に向上します。このシステムは、充電電源やドッキング機構、通信装置などで構成されています。

2025年には、自動充電ステーションの世界販売台数は約15万2,000台、平均単価は約5,125米ドルと推定されています。

市場を支える要素

この市場の成長は、スマート製造やスマート物流への投資が増えていること、そして安全な生産や省エネ、カーボンニュートラルといった環境への配慮が求められていることが背景にあります。

技術面では、ワイヤレス充電の性能向上や、ロボットのエネルギーを効率良く管理する技術、さらにメンテナンスがしやすいモジュール式の部品の開発が進んでいます。また、利用者の間では「人の介入なしで動いてほしい」「ロボットが止まる時間を減らしたい」「維持費を予測しやすくしたい」「色々なメーカーのロボットと互換性があると嬉しい」といった要望が高まっており、これが自動充電システムの進化を後押ししています。

多様な充電システム

充電ステーションには、ロボットと接触して充電する「接触型」と、直接触れずに充電できる「非接触型」があります。また、出力の大きさや設置の仕方(床に置く、壁に取り付ける、作業台に組み込むなど)、ロボットのドッキング方式(正面、側面、上部からの接続)、そして使用される環境(一般的な工場、クリーンルーム、防塵・防水が必要な場所など)によって、様々な種類があります。

どのような場所で活躍しているか

自動充電システムは、様々な場所で活躍しています。例えば、インターネット通販の倉庫では、荷物の仕分けや運搬を連続して行うロボットに使われています。自動車やリチウム電池、太陽光発電の工場では、生産ラインへの部品供給や補充に利用されます。また、半導体工場などのクリーンルームや、医薬品・食品工場での衛生的な輸送、病院や工業団地での院内物流やセキュリティ検査など、幅広い分野で需要があります。

主要な自動充電システム関連企業には、Swisslog(KUKA)、Omron Adept、Geekplus Technology、Mobile Industrial Robots、Aethon Inc.などが挙げられます。

より詳しい市場の動向や予測、企業情報については、株式会社マーケットリサーチセンターが発表した調査資料で確認できます。

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