『SIAM V3 Professional Body of Knowledge』日本語版が公開、複雑なサービス統合と管理を支援

『SIAM V3 Professional Body of Knowledge』日本語版が公開

DIG2ネクスト株式会社が翻訳・監修した『SIAM V3 Professional Body of Knowledge』の日本語版が、Scopism社により2026年8月13日にSIAMコミュニティサイトで公開されました。
この書籍は、複雑なマルチプロバイダ環境におけるサービスインテグレーション(サービス統合)と管理を日本語で学べる、SIAM(Service Integration and Management)の最上位実践ガイドです。
SIAMコミュニティサイトに登録することで、無料で入手できます。

SIAM V3 Professional Body of Knowledge

SIAMとは?現代のIT環境における重要性

AI、クラウドサービス、アウトソーシングの活用が進む現代では、サービス提供体制が複雑になりがちです。複数のサービス提供者や社内部門をまとめて管理し、顧客にとっての価値を最大化することが求められています。
一部の組織では、実際のサービス提供よりも、多くの時間をサプライヤー(供給業者)やベンダー(販売業者)の管理に費やしているという状況があります。このような課題に対し、SIAMの導入を検討する企業が増えています。

SIAMを導入することで、以下のような目的を達成できるとされています。

  • サービス提供の最初から最後まで、全体像を把握する。

  • 複数のサービス提供者の活動を調整する。

  • サービス性能に関する、信頼できる唯一の情報源を提供する。

  • AIやクラウド、SaaS(Software as a Service)を含む最適なサービス構成を実現する。

  • 人材、プロセス、ツール、サービス提供者を通じて、提供体制を最適化する。

  • 運用にかかる負担を減らし、DX(デジタルトランスフォーメーション)や新たな価値を生み出すことに集中する。

一方で、責任の所在が不明確になったり、ベンダー間の連携不足が生じたり、部分的な最適化が優先されて全体的なサービス品質の把握が難しくなるといった課題も増えています。
SIAMは、このような複数のサービス提供者が関わる環境全体を統合的に管理し、顧客に一貫した価値を提供するための実践的な管理手法として、世界中で活用が広がっています。
企業はSIAMの導入によって、複雑化するAI・クラウド時代のサービス提供体制を統合的に管理し、ベンダーや部門ごとの部分的な最適化から抜け出すことが可能になります。これにより、サービス品質の向上、変化への迅速な対応、ガバナンス(統治)の強化、運営の効率化を実現し、顧客価値の創造とビジネス成果の最大化を進めることができるでしょう。

『SIAM V3 Professional Body of Knowledge』の概要

本書籍は、2026年5月に公開された『SIAM V3 Foundation Body of Knowledge』日本語版、そして2026年6月に公開された『SIAM V3 Compendiums』日本語版に続く、シリーズ第3弾です。

SIAM V3 Professional Body of Knowledge 表紙

このガイドは、SIAMを実際に設計、導入、運営するための実践的な内容を提供します。SIAMの基本的な考え方や実際のやり方をより深く理解したい現場担当者、サービスマネージャー、ベンダーマネジメント担当者、DX推進担当者など、マルチプロバイダ環境に関わる幅広い人々が対象です。
また、EXIN SIAMプロフェッショナル認定試験の学習教材としても活用できます。これまで英語版のみの提供でしたが、日本語版の登場により、SIAMを日本語で学べるコンテンツがさらに充実しました。

関係者からのコメント

Scopism DirectorおよびSIAM Lead Architectを務めるClaire Agutter氏は、今回の日本語版公開を「日本のSIAMコミュニティにとって重要な節目」と評価し、SIAMのグローバルな成長において、現地語でのガイダンス提供が不可欠であると述べています。
グローバル認定機関EXINのDigital Skills Directorであり、itSMF International Directorを務めるSuzanne Galletly氏は、SIAMがサービスマネジメントの役割がプロセス中心から調整・統括へと変化する中で、これまで以上に重要になっていると指摘しています。日本語版の提供が、日本の専門家によるSIAMの導入と資格取得を促進し、日本におけるSIAMの専門性をさらに高めることにつながると期待を寄せています。

DIG2ネクスト株式会社について

DIG2ネクスト株式会社は、「サービス統合の価値をすべての企業へ」を目標に掲げ、AI・DX時代に求められるサービス戦略、サービスガバナンス、人材育成を支援する専門企業です。
同社は、豊富な実践的な知識に基づいた教育サービスとコンサルティングを通じて、企業の持続的なビジネス価値創造と組織変革を推進しています。

DIG2ネクスト ロゴ

DIG2ネクスト株式会社 代表取締役の鈴木 寿夫氏は、次のようにコメントしています。

DIG2ネクスト 代表取締役 鈴木 寿夫

「市場や技術環境の変化が急激に進む中で、多くの企業は、いかに変化に合った事業やサービスを提供できるかが重要になっています。SIAMは、マルチプロバイダ環境のエコシステムにおいて、柔軟かつ迅速に、最も良い組み合わせを実現するためのサービス統合および管理を行う実践的な手法です。これは、現在の多くの日本企業に必要となる能力の構築を支援できるものです。『SIAM V3 Professional Body of Knowledge』日本語版は、既に日本語版が公開されている『SIAM V3 Foundation Body of Knowledge』および『SIAM V3 Compendiums』と合わせて活用することで、日本企業の競争力を高め、サービスマネジメントの高度化に役立つ内容であると考えています。」

書籍のダウンロードと問い合わせ先

『SIAM V3 Professional Body of Knowledge』日本語版は、以下のSIAMコミュニティサイトから無料でダウンロードできます(登録が必要です)。

DIG2ネクスト株式会社へのご意見・お問い合わせは、下記リンクよりお願いします。

DIG2ネクスト株式会社のウェブサイトはこちらです。

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