DNホールディングス、新中期経営計画2029を発表 – テクノロジーと人で未来を拓く
DNホールディングス株式会社は、2026年8月26日の取締役会において、2027年6月期から2029年6月期までの3年間を対象とする新たな中期経営計画「中期経営計画2029」を策定したと発表しました。

「大地と空間」を拓く企業理念
同社は、「大地と空間、人と社会の可能性を引き出し、未来を拓く」という企業理念を掲げています。この理念のもと、社会に不可欠な企業グループを目指し、中核となる事業の強みをさらに高めていく方針です。

10年後の「ありたい姿」として、「人とテクノロジーが共鳴し、『大地と空間』を拓く技術で持続可能な社会と豊かさを次世代へ」というビジョンを設定しています。これは、社会が抱える課題を解決するトップ・コンサルタントとして、AIが当たり前の社会をリードする組織を目指すものです。

2029年を見据えた事業戦略
中期経営計画2029では、コア事業の堅実な成長に加え、成長事業の拡大、そして新規事業への参入を目指します。
コア事業の主な内容:
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構造保全(橋梁、道路構造物の設計など)
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社会創造(都市計画、道路の調査・設計・監理など)
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国土保全(防災・減災、災害対応など)
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エネルギー施設(発電施設、地下備蓄など)
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地盤(地質リスクマネジメント)
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インフラメンテナンス
成長事業の主な内容:
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脱炭素(エネルギー)関連事業
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事業マネジメント関連事業
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防衛施設関連事業
新規事業の主な内容:
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民間防災・インフラ維持管理関連事業
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民間建設支援関連事業
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環境関連事業
これらの事業領域の拡張を通じて、2029年6月期には売上高425億円を目指す計画です(2026年6月期は380億円)。

成長を支える投資戦略
事業成長を支えるために、以下の4つの戦略を柱としています。
- 中長期人材投資戦略: 獲得利益の35%を人的資本に投資し、毎年40名の社員純増とDX・AI人材の育成、そして健康経営と全社員のウェルビーイングを定着させます。
- M&A戦略: 成長領域の機能や周辺分野の技術を取り込み、異業種や専門企業との連携を柔軟に進めます。
- 研究開発戦略: 売上高の1%を目安に継続投資を行い、社会課題解決型のテーマを社会に実装することを目指します。
- DX推進戦略: プロフィットセンター化を加速させ、労働集約型からストック型ビジネスへの転換を図ります。また、外部専門人材の獲得やSaaS共通基盤化、商材の早期市場実証を進めます。

これらの投資を通じて、既存事業の深化と、M&AやDX、人的資本への積極投資を組み合わせ、労働集約型から高付加価値型への構造転換を目指します。
財務目標と組織の強化
財務面では、強固な経営基盤を構築するため、キャッシュアロケーションの方針を定めています。事業獲得資金を成長投資(30-35%)、人的資本投資(35%)、株主還元(30-35%)に配分し、ROE(自己資本利益率)10%以上、自己資本利益率60%以上を目標としています。

組織面では、「統括部制の定着」と「重点分野への戦略的配置」を軸とした組織再編を実行し、生産性の向上と新たな事業領域の開拓を実現します。また、多様な専門人材への戦略的投資を行い、全社的なDX人材育成やリスキリング、挑戦を促す人事制度の導入を通じて、人的資本の価値最大化とエンゲージメント向上を図ります。


基本目標として、以下の4項目を設定しています。
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持続的成長を実現するためのグループガバナンスの高度化
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多様な働き方の実現と人材価値の最大化(人的資本経営の推進)
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マーケットリーダーの地位強化・新たなマーケットリーダーの創出
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SXを通じたサステナビリティ社会実現への貢献

これらの取り組みにより、同社は2036年6月期には売上高560億円を目指す長期ビジョンを掲げています。


中期経営計画の全文は、DNホールディングス株式会社のウェブサイトで確認できます。


