リスキリング支援サービス『Reskilling Camp』、AIプロジェクトマネジメントの国際資格「PMI-CPMAI™」対策プログラムを開始

AIプロジェクトマネージャー育成を支援

株式会社パーソル総合研究所が提供するリスキリング支援サービス『Reskilling Camp』は、Project Management Institute(PMI)が認定するAIプロジェクトマネジメントの国際資格「PMI Certified Professional in Managing AI(PMI-CPMAI™)」に対応した対策プログラムの提供を開始しました。このプログラムは、資格取得だけでなく、AIプロジェクトをビジネスの視点から進められる人材を育てることを目的としています。

パーソル総合研究所がPMI-CPMAI™認定資格の対策プログラムを提供。試験対策と実践型トレーニングで、AIプロジェクトマネージャー育成と組織のAI活用を一貫支援するリスキリングサービスです。

AIプロジェクト推進に必要な人材

最近では、企業でのAI活用が技術を導入する段階から、会社全体に広げて定着させる段階へと進んでいます。これに伴い、「AIモデルを作るエンジニア」とは別に、「AIプロジェクトをビジネスの視点から管理し、会社として進められる人材」を育てる必要が出てきました。経営層への説明や、データの品質管理、関係者との調整、倫理やルールへの対応など、プログラミングとは異なる専門的な知識をしっかり学び、国際的に認められる資格への関心が高まっています。

このような状況に対応するため、プロジェクトマネジメントの国際的な機関であるPMIは、AIプロジェクトマネジメントの資格「PMI-CPMAI™」を設け、2026年6月にはAI活用に関する新しい国際基準も発行しました。『Reskilling Camp』は、これらの国際的な枠組みを日本の企業の人材育成に役立てるため、この対策プログラムを国内でもいち早く提供することにしました。

PMI-CPMAI™とは

PMI-CPMAI™は、AIプロジェクトマネジメントに特化した専門機関Cognilyticaが作った「Cognitive Project Management for AI(CPMAI)」という方法論を基にした国際資格です。この資格は、プログラミングのスキルは必要なく、「AIプロジェクトをどのように管理するか」に焦点を当てています。

資格の概要

  • 正式名称: PMI Certified Professional in Managing AI(PMI-CPMAI™)

  • 運営機関: Project Management Institute(PMI)

  • 主な方法論: Cognitive Project Management for AI(CPMAI)。6つの段階と5つの分野で構成され、プログラミングスキルは不要です。

  • 試験の主な内容(5つの分野):

    • ビジネスの目的と解決策を見つける(26%)

    • データに必要なものを特定する(26%)

    • AIソリューションを実際に使えるようにする(17%)

    • AIモデルの開発と評価を管理する(16%)

    • 責任ある信頼できるAIを進める(15%)

日本語での受験が可能に

PMI-CPMAI™の試験は、2026年4月から日本語で受けられるようになり、英語を含む合計10言語に対応しました。これにより、これまで英語が苦手で受験をためらっていた日本のプロジェクトマネージャーも、AIプロジェクトマネジメントの国際資格を取得しやすくなりました。2026年4月時点では、国内の資格取得者はまだ少ないとされており、今後、AI人材育成においてこの資格が重要な役割を果たすことが期待されます。

さらに、PMIは2026年6月9日に、AIを適切に活用するための専門的な国際基準「The Standard for Artificial Intelligence in Portfolio, Program, and Project Management」を発行しました。PMI-CPMAI™はこの基準と連携しており、会社全体のAI管理と個人の実行能力を両方から支えます。

プログラムの詳細

このプログラムは、PMI-CPMAI™の資格を持つ人が中心となって開発しました。約1ヶ月間、週に1回2時間の「実践型トレーニング」と、学習プラットフォーム(LXP)を使った「試験対策機能」を組み合わせて提供されます。

ビジネスニーズ特定からAIモデル開発、組織展開までを網羅する4週間の実践型トレーニングカリキュラムを示しています。LXP学習支援が全期間で提供され、試験対策や弱点分析で学習をサポートします。

実践型トレーニング(週1回2時間×4週)

各回は講義と、実際に話し合ったり役割を演じたりするワークショップで構成されます。CPMAIの5つの分野を試験の出題割合に合わせて学びます。さらに、経営層を巻き込む方法や、日本の企業でAIを導入・展開する際の課題についても演習で学びます。プログラミングや技術的な経験は必要ありません。

  • Week1:ビジネスの目的を見つけ、経営層を巻き込む

    • AIが適用できるかどうかの判断や、投資に対する効果の決め方など、AIプロジェクトを始めるためのビジネスケース設計を学びます。経営層への説明資料作成にも取り組みます。
  • Week2:データ戦略と責任あるAI

    • データの品質評価や管理方法、公平性、透明性、説明責任といった責任あるAIの考え方、日本の法律(個人情報保護法、AI事業者ガイドライン)を学びます。データ提供の合意形成を役割演技で実践します。
  • Week3:モデル開発・運用と業務への組み込み

    • AIモデルの開発・評価の管理、そしてモデルの性能低下への対応や継続的な改善を含む運用化を学びます。業務の流れを再設計する方法や、外部の会社との連携、サービスレベル契約の設計に取り組みます。
  • Week4:全体の復習と会社全体への展開

    • 全ての分野を復習し、社内のAI人材育成計画の作り方や、アイデアの実証(PoC)から会社全体への展開の判断方法を演習します。

LXP試験対策機能(全期間で利用可能)

  1. 独自の模擬試験

    • 本番の試験(120問・160分)と同じ形式の模擬試験が用意されています。問題の順番がランダムに変わる機能や、苦手な分野を重点的に復習できるモードがあります。この模擬試験は『Reskilling Camp』が独自に作成したもので、PMIの公式試験問題とは異なります。
    • 重要なキーワードと記憶定着カード

    • CPMAIの5つの分野と6つの段階にわたる約440枚の主要なキーワードが、フラッシュカード形式で提供されます。これにより、繰り返し学習して記憶に定着させることができます。また、実現可能性や説明可能性、モデルの性能低下といった、日本語での解釈が難しい重要な言葉については、各セッションで専門的な説明も行われます。

    • 確認テストと弱点分析

    • 各セッション後には確認テスト(約350問、全て解説付き)があり、間違えた問題を自動でリストに登録して再挑戦できる機能があります。続けて間違えたキーワードは記憶定着カードに自動で追加される機能も備わっています。

関連ウェビナーの開催

本プログラムの提供開始に合わせて、PMIが2026年6月9日に発行したAI活用の国際基準「The Standard for Artificial Intelligence in Portfolio, Program and Project Management」の重要な点を解説する無料ウェビナーが開催されます。PMI-CPMAI™の資格を持つ担当者が、公開されたばかりのこの基準の要点を30分で解説します。

  • タイトル:ランチタイムの30分でキャッチアップ 〜PMI-CPMAI™保有者が読み解く、公開直後のThe Standard for AI〜

  • 日時:2026年7月29日(水)12:00〜12:30

  • 形式:オンライン(Zoom)/参加費無料

  • お申し込み

今後の展望

パーソル総合研究所は、『Reskilling Camp』を通じて、企業のAI活用を進める人材の育成支援をこれからも強化していきます。PMI-CPMAI™対策プログラムは、その中心となるものの一つとして位置づけられており、今後も独自のLXPの機能や実践型トレーニングの内容をさらに充実させていく予定です。PMI-CPMAI™の資格取得を能力の証明とし、資格取得後には会社のAI推進を担う即戦力となる人材を、資格と実践力の両面から一貫して支援していきます。

プログラムの詳細やお申し込みについては、『Reskilling Camp』公式サイトをご参照ください。

※PMI-CPMAI™の試験を受けるためには、PMIから提供される公式オンライン学習コース(21時間)が必要です。このプログラムは、公式オンライン学習コースとは別に提供される試験対策と実践力強化のための補強プログラムであり、このプログラム単独では受験の条件を満たしません。資格試験を受ける予定がない方も、このプログラムを受講できます。資格の認定はPMIが行います。

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