AI業務活用資格「AI業務支援士」養成研修の受講者アンケート結果が公開

AI業務活用資格「AI業務支援士」養成研修の受講者アンケート結果が公開

AIの業務活用力を高める資格「AI業務支援士」養成研修について、修了者を対象としたアンケート調査結果がAISEE CONNECT株式会社により公表されました。この調査は、資格取得後のAI活用状況を明らかにし、AI関連資格を検討している方々への参考情報として公開されています。

調査結果の概要

アンケートの結果、修了者の83.8%が業務時間の削減を実感していることが分かりました。また、申込者の65.2%が40代・50代であり、現場の中核を担う世代のリスキリングにこの研修が活用されていることがうかがえます。

さらに、回答者の約半数(48.6%)はすでに生成AIパスポートやG検定などのAI関連資格を保有しており、知識やリテラシーを学ぶ資格と並行して、業務でAIを使いこなす力を身につけるために本研修が活用されている状況が明らかになりました。

「AI業務支援士」は、特定非営利活動法人IT整備士協会が認定する実務に特化したAI資格で、AISEE CONNECT株式会社はその認定研修機関として研修を提供しています。

研修の背景と目的

生成AIの普及は進んでいますが、業務での活用はまだ発展途上と考えられています。ある調査では、生成AIを活用している企業の86.7%が業務効果を実感している一方で、働く個人が生成AIで業務時間を削減できたのは利用者の25.4%にとどまるという結果も出ています。この研修は、AIを業務で成果につなげる「活用」の力を身につけることを目指しており、今回の調査では修了者の業務が実際にどのように変化したかが調べられました。

受講者アンケート調査結果の詳細

研修全体の満足度

研修全体の満足度は平均4.14点と高く、83.8%の修了者が5点満点中4点以上と評価しました。
研修全体の満足度

修了後の業務時間の削減実感

修了者の83.8%が業務時間の削減を実感していると回答しました。このうち、10名(27.0%)は具体的な削減時間を回答しており、3名(8.1%)は「1日1時間以上」の削減を報告しています。
修了後の業務時間の削減実感

受講後に感じた変化

73.0%の修了者が具体的な変化を1つ以上実感しています。「自信がついた」が40.5%、「成果物・アウトプットの質が上がった」が37.8%と上位に挙げられました。また、「業務の自動化・仕組み化に着手できた」や「社内でAI活用を教える・広める側になった」といった、個人の効率化にとどまらない変化も報告されています。
受講後に感じた変化

修了後、実際にAIを使っている業務

修了者の94.6%が実務でAIを活用しています。特に「アイデア出し・壁打ち」(78.4%)、「情報収集・リサーチ」(75.7%)、「資料・企画書づくり」(73.0%)が上位を占めており、これらは職種を問わず広く必要とされる業務であることがうかがえます。
修了後、実際にAIを使っている業務

受講前から「ほぼ毎日」生成AIを使っていた方の変化

回答者37名のうち23名(62.2%)は、受講前からすでに「ほぼ毎日」生成AIを使っていました。この層でも78.3%が業務時間の削減を実感しており、日常的にAIを使っている方にとっても、体系的な学び直しがスキルアップにつながることが示されています。
受講前から「ほぼ毎日」生成AIを使っていた方の、受講後の変化

項目別の評価

「eラーニングの学びやすさ」(83.8%)と「教材のわかりやすさ」(81.1%)は8割以上が「良い」と高く評価されました。一方で、「内容のボリューム」(59.5%)は評価が分かれました。
項目別の評価

受講前に感じていた課題

受講前に感じていた課題として最も多かったのは「スキルを客観的に証明できるものがなかった」(48.6%)と「独学では限界を感じていた」(45.9%)でした。AIを使えてはいるものの、その使い方に確信が持てず、スキル証明が形に残らないという課題意識がうかがえます。
受講前に感じていた課題

本研修を選んだ決め手

研修を選んだ決め手として最も多く挙げられたのは「『資格』として証明が残るから」(62.2%)でした。次いで「実務に活用できる内容だったから」(51.4%)と「資格取得と研修がセットになっていたから」(51.4%)が続き、学びの成果が資格として形に残ることと、内容が実務に直結していることが重視されていることが分かります。
本研修を選んだ決め手

すでに保有しているAI・IT関連資格

回答者の半数近く(48.6%)が、生成AIパスポートやG検定などのAI関連資格をすでに保有していました。これらの資格保有者では、「実務に活用できる内容だったから」を決め手に選んだ割合が55.6%と、保有資格の記入がない方(47.4%)より高い水準でした。これは、知識やリテラシーを学ぶAI資格に加えて、業務活用力を身につけるために本研修が選ばれていることを示唆しています。
すでに保有しているAI・IT関連資格
AI関連資格の保有者は、55.6%が「実務に活用できる内容」を決め手に選択

修了までにかかった期間

修了者の54.1%が1週間以内に研修を終えており、8割以上(83.8%)が業務時間外(平日の朝・夜、週末・休日、通勤・移動などのスキマ時間)に学習していました。受講時間の目安は約10時間で、業務を妨げずに学習できる設計です。
修了までにかかった期間

受講者属性統計

申込者の年代構成

平均年齢は45.1歳(中央値45歳、23〜71歳)で、40代・50代が申込者全体の65.2%を占めています。現場の中核を担う世代のリスキリングとして広く活用されていることが分かります。
申込者の年代構成

申込者の男女比

全体の男女比は男性71.1%、女性28.9%でした。年代別に見ると、50代では女性の比率が39.5%、20代以下では44.4%と全体より高く、幅広い年代の女性にも受講が広がっています。
申込者の男女比

役職の内訳

役職を記入した申込者のうち、50.0%が部長級・課長級・係長主任級の現場リーダー層でした。経営者・役員および個人事業主を含めると、68.2%がチームや組織を率いる立場にある方々です。
役職の内訳

業種・職種の広がり

民間企業から官公庁・自治体、医療や福祉まで、幅広い業種・職種のビジネスパーソンが受講しています。法人・団体での申込者は全体の23.2%でした。
受講後アンケート回答者の業種
受講後アンケート回答者の職種

企業のAI人材育成の観点から

受講費用の負担

申込者の73.0%が全額自己負担で受講していました。約半数が現場リーダー層であることを考えると、組織を率いる立場の方が自費で学びに来ている状況がうかがえます。
会社が費用を負担した10名全員(100%)が実務でAIを活用し、8名(80%)が業務時間の削減を実感していました。
受講費用の負担

修了者が、社内にAIを広める担い手に

受講後の変化として「社内でAI活用を教える・広める側になった」と回答した方が6名(16.2%)いました。また、資格を活かしたい場面として「名刺・プロフィールへの記載」(54.1%)や「社内での信頼・説得力」(48.6%)が上位に挙げられており、修了者が社内のAI活用を広めるきっかけとなる可能性がうかがえます。

修了後の学びへの期待

修了者の73.0%が「より高度な実装スキルが学べる上位資格」を期待しており、学びがこれで終わりではなく、次の段階への入り口として捉えられていることが分かります。
修了後の学びへの期待

修了者の声

受講者アンケートの自由記述から、以下のような声が寄せられています。

    • 「学んだ生成AI利用のテクニックを使用することで期待する精度に近いアウトプットを出せるようになった。業務の自動化プログラムを自分で作成し、日常業務を大幅に削減できた。」(H.Mさん/IT・通信/企画・マーケティング/30代/課長級)

    • 「請求書一括作成が30分から5分へ」(匿名希望/医療・福祉/事務/40代)

    • 「提案資料の下書き~清書までのトータル時間が30分に」(B.Sさん/医療・福祉/企画・マーケティング/50代)

    • 「アンケートの集計や未提出者の確認に手間がかかっていましたが、AIを活用して業務をアプリ化することができ、作業の効率化につながりそうです。アプリは今から活用するのでこれから時間できるかなと思っています。」(匿名希望/サービス/総務・人事/30代)

    • 「AIを「使えること」と、実際の業務に「活かせること」は、少し違うと感じています。〔中略〕この研修では、AIの機能や操作方法を学ぶだけでなく、自分の業務を整理し、どの部分をAIに任せ、どの部分を人が考え、判断するのかを捉え直すことができました。」(K.Aさん/教育・学習支援/50代)

    • 「社内のAI勉強会を実施した」(匿名希望/士業・コンサルティング/コンサルタント/40代)

    • 「画像生成の向上とソフトの作成ができ業務の効率が上がった。」(M.Tさん/官公庁・自治体/事務/50代)

    • 「AIに関する資格や講座は多いですが、業務へどう適応するかを教えてくれる講座はないので、これからAI利活用を推進していこうとしている立場の人にとっては有益です。」(S.Jさん/IT・通信/システム・エンジニア/30代)

『AI業務支援士』資格制度・養成研修について

『AI業務支援士』は、特定非営利活動法人IT整備士協会が認定する実務特化型の民間資格です。この資格は、自身の部署の業務にAIを取り入れ、運用や改善を行い、現場でのAI活用を推進する「現場のAI推進者」を育成・認定することを目的としています。

資格の認定は、以下の手順で行われます。

  • 協会の認定を受けた養成研修の修了
  • 協会が実施する認定試験(CBT方式・50問・60分・正答率8割以上)への合格
  • 協会への認証登録

本養成研修は、IT整備士協会の認定カリキュラム(全4章25レッスン/受講時間 約10時間)に沿ったeラーニング形式のプログラムです。プロンプト設計や多様なAIの使い分けといった基礎から、自動化など業務プロセスにAIを組み込む実装スキル、リスクマネジメントまで、業務活用に必要なスキルを体系的に学ぶことができます。

受講料

区分 金額(税込)
合計金額 39,600円
内訳:研修受講料 30,800円
内訳:認定試験の受験料・認証登録料 8,800円

※団体受験割引(2名以上の同時申込で10%OFF)や学割(学生証のご提示で25%OFF)があります(併用不可)。

詳細レポートのご案内

本リリースに掲載された情報に加え、業種別・役職別の内訳、費用対効果の試算、設問ごとの集計をまとめた詳細レポート(PDF)が用意されています。法人での導入を検討する際の社内資料として活用できます。

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