物価高で高まる業務用エアコン修理のニーズに対応。日本エアコン機構が専門技術を学べる「業務用空調修理スクール」を11月に開校

物価高が後押しする業務用エアコン「修理延命」の動き

昨今の物価高や資材費の高騰により、業務用エアコンの本体価格や交換工事の費用が上がっています。また、近年は夏の猛暑や冬の厳寒期にエアコンがフル稼働するため、故障のリスクも高まっています。このような状況から、事業者の間では「高額な買い替えを避け、修理で今ある機器を長く使いたい」というニーズが非常に増えています。

機器を修理して長く使うことは、事業者のコストを抑えるだけでなく、新しい製品を作る際や廃棄する際に出るCO2を減らすことにもつながり、脱炭素社会への貢献という大切な役割も果たします。

業務用エアコンの修理・メンテナンスサービス「日本エアコン機構」の広告画像

ブラックボックス化された修理技術を公開

業務用エアコンの修理技術は、これまでメーカーや限られた専門業者だけが持っている「特別な技術」でした。そのため、清掃や施工を行う業者が現場で故障を見つけても、直接修理することができず、メーカーが来るまで数日〜数週間も待たされることがよくありました。これは、お店や施設の営業に大きな影響を与える原因となっていました。

日本エアコン機構は、このような「修理待ち」の問題を解決するため、これまで培ってきた修理ノウハウを講習形式で提供する「業務用空調修理スクール」を2026年11月に開校します。

男性が家電製品か機械の内部を点検・修理している様子

脱炭素社会への貢献

エアコンの適切な修理とメンテナンスは、単に機器を直すだけでなく、地球温暖化対策やGX(グリーン・トランスフォーメーション)に直接つながります。このスクールで育つ修理エンジニアは、地域の脱炭素化を進める重要な「環境人材」としての役割も担うことになります。

3つの貢献

  1. 電力の無駄をなくす(CO2削減):きちんと整備されていない業務用エアコンは、本来よりも20〜30%多く電力を消費します。修理やメンテナンスで消費電力を元に戻し、無駄なCO2排出を減らします。
  2. 温室効果ガスの排出ゼロ:エアコンに使われる冷媒(R410Aなど)は、CO2の約2,000倍もの温室効果ガスです。フロン排出抑制法に従って、適切に冷媒を回収できる技術者を育てることで、大気中への排出をゼロにします。
  3. 製造・廃棄時のCO2を減らす(循環型経済):新しい機器に交換する際に発生する、製造・輸送・廃棄時のCO2を、修理による延命で防ぎます。「使い捨て」ではなく「循環」させることで、持続可能な社会インフラの構築に貢献します。

代表取締役 財部優次郎氏のコメント

眼鏡をかけたアジア人男性がスーツ姿で腕を組み、笑顔で立っている画像

株式会社まる優の代表取締役である財部優次郎氏は、次のように述べています。

「業務用エアコンの故障で、地域事業者のビジネスを止めない。そして、修理を通じてGX(脱炭素)社会を草の根から支える。」

「近年の過酷な夏冬の気候により、業務用エアコンの停止は飲食店や病院、オフィスなどの『営業停止・機能不全』に直結する深刻な問題となっています。しかし、これまでの業務用空調修理はメーカーの占有技術としてブラックボックス化され、故障しても『数週間待ち』が当たり前という状況が続いていました。さらに物価高に伴う機器高騰により、新品への買い替えハードルも年々高まっています。

だからこそ私たちは、自社が長年培ってきた修理ノウハウを独占するのではなく、全国の職人・事業者の皆様へオープンにすることを選びました。エアコンを『直して長く使う』技術を全国に広めることは、事業者のコスト削減にとどまりません。機器の効率化による消費電力の是正やフロン類の適正回収、新品製造時のCO2削減など、まさに『GX(脱炭素)』と『循環型社会(サーキュラーエコノミー)』の実現に直結する取り組みです。

『一度受講して終わり』にせず、1年間の無料再受講制度などを通して受講者の皆様が現場で自立して稼げるまで徹底的に伴走いたします。『自社の新しい収益の柱を作りたい』という熱意ある事業者の皆様、そして共に地域の空調インフラを守る仲間のご参加を心よりお待ちしております。」

安心して学べる手厚いサポート体制

1. 1年間「再受講無料」で技術をしっかり身につける

「一度の受講だけでは、複雑な現場での対応が不安」という声に応え、本スクールでは初回受講日から1年間、同じコースを無料で再受講できる制度を設けています。現場で困った時でも、何度も復習できるため、一生使える確かな技術として身につけることができます。

未経験者でも安心の再受講制度を案内する画像

2. プロ講師による現場目線のアフターフォロー

少人数制の講習で、実際の機械を使った実践的な指導が行われます。現場経験豊富な講師陣が、受講者一人ひとりの理解度に合わせて丁寧に教えます。受講後も、マニュアルにないような特別なトラブルに対応できるよう、相談やバックアップ体制が整っています。

3. スキルに合わせて選べる3つのコース

受講者の技術レベルや事業の目的に合わせて、段階的に学べる3つのコース(各コース対面2日間)が用意されています。

エアコンのメンテナンス技術に関する3つの研修コースを紹介する画像

  • クリーニングコース:業務用空調の分解・洗浄技術を学び、メンテナンスの基礎を固める入門講座です。

  • サービス基礎コース:空調の仕組みの理解、電気回路の診断、基本的な部品交換のノウハウを習得する講座です。

  • サービス実践コース:複雑な故障診断、基板やコンプレッサーなどの高度な修理・部品交換技術を実践的に学ぶ講座です。

開催スケジュールと助成金について

本スクールは毎月定期的に開催されており、10名以上の団体であれば、希望に応じた「独自開催(出張研修)」も可能です。

毎月の開催予定日(関東会場)

  • 2026年11月19日(木)〜20日(金):サービス基礎コース

  • 2026年12月14日(月)〜15日(火):クリーニングコース

  • 2027年01月18日(月)〜19日(火):サービス基礎コース

  • 2027年02月18日(木)〜19日(金):クリーニングコース

  • 2027年03月18日(木)〜19日(金):サービス実践コース

助成金活用の流れ

中小企業であれば、受講費用の45%が助成される「人材開発支援助成金」を利用できます。受講開始の約2ヶ月前までに準備を始め、1ヶ月前までに労働局へ計画書を提出する必要があります。具体的なスケジュールは以下の通りです。

  • 【9月中】 無料オンライン説明会に参加し、GビズIDの取得や事前書類の準備を行います。

  • 【10月上旬】 提携の社労士とともに「訓練実施計画書」を労働局へ提出します(必須期限)。

  • 【11月19日〜】 「11月本講座(サービス基礎)」を受講します。

  • 【受講後】 支給申請書類を提出すると、約3〜6ヶ月後に受講料の45%が還元されます。

先行して受講を決めた企業の声

9月に実施されるプレ開催には、すでに現場で活躍している空調洗浄業者からの参加が決定しています。ある関東エリアの空調洗浄事業者代表からは、「クリーニング中に故障の兆候を見つけても、これまではメーカーを呼ぶしかなく、もどかしい思いをしていました。機器価格が高騰し、お客様の修理延命ニーズが高まる今、ブラックボックスだった業務用の修理ノウハウを習得し、自社の新しい収益の柱にしたいです」という期待の声が寄せられています。

無料説明会のご案内

スクールでは、事前のミスマッチを防ぎ、助成金シミュレーションなどを行うため、無料オンライン説明会への参加が必須となっています。

  • 対象者:空調修理を新たな事業の柱にしたい法人様・個人事業主様(未経験者も歓迎)

  • 詳細・説明会お申し込みURL
    https://school.j-aircon.com/lp1/

組織・会社概要

  • 名称:日本エアコン機構

  • 運営会社:株式会社まる優

  • 代表者:代表取締役 財部 優次郎

  • 所在地:福岡県久留米市山川追分1-3-8

  • 事業内容:業務用エアコンの修理・保守・点検・設置工事の全国展開

  • 公式サイト

本件に関するお問い合わせ先

日本エアコン機構 空調スクール事務局
TEL:0942-65-3276
FAX:0942-65-3207
Mail:school@j-aircon.com

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