StockGraphy、「BEGIN Auria」で3DGS・4DGS対応のWeb3D制作プロジェクトの受付を開始
株式会社StockGraphy(東京都 台東区)は、自社で開発を進めている3D制作ソフトウェア群「BEGIN Auria」シリーズを社内での制作基盤として使い、3DCG、3D Gaussian Splatting(3DGS)、そして4D Gaussian Splatting(4DGS)に対応したWeb3DやWebAR制作プロジェクトの受け付けを開始しました。

「BEGIN Auria」シリーズによる新たな3D表現
「BEGIN Auria」シリーズは、3DCG表現をより高度にするだけでなく、3DGSや4DGSといった新しい3D表現をWeb3DやWebARコンテンツで利用できるようにするための制作環境として開発されています。一般向けのソフトウェア提供は2026年度中を予定していますが、それに先駆けてStockGraphyの受託制作業務で利用が始まります。
プロジェクトの内容に応じて、3DCG制作、実空間のスキャン、3DGSの撮影と生成、3Dデータの調整や最適化、Web3D・WebARの開発、さらにはUI/UX設計、公開環境の構築まで、外部の専門企業や技術者とも連携して対応していくとのことです。
4DGS対応におけるEvercoast社との連携
「BEGIN Auria」シリーズでは、生成済みの4DGSデータを3DCGや3DGSと組み合わせてWeb3D・WebARコンテンツとして利用できる制作環境を開発しています。4DGSデータそのものの生成が必要なプロジェクトについては、米Evercoast社との連携体制が整えられています。

Evercoast社は、複数カメラでの同期撮影から4D空間ビデオの生成、圧縮、ストリーミング、Webやゲームエンジンへの統合までを一貫して提供する先進的な4D制作プラットフォームを展開しています。StockGraphyは、4DGSを利用するプロジェクトにおいて、Evercoast社と連携して4Dデータ生成を行い、Web3D・WebARでの表示やインタラクションの実装などを担当します。
なお、StockGraphyは4DGS撮影用のマルチカメラスタジオを自社では保有していません。撮影スタジオの選定が必要な場合は、国内の撮影スタジオとの調整やEvercoast社との相談を通じて、撮影・データ生成方法を検討するとしています。
3DGS対応とXGRIDS製品との連携
「BEGIN Auria」シリーズは、各社の3DGSデータを扱えるオープンな制作環境を基本としながら、XGRIDS製品から生成された3DGSデータへの対応を特に重視しています。XGRIDSのLixelシリーズやPortalCamは、LiDARとカメラを組み合わせることで、実空間から高品質な3DGSモデルを生成できます。
「BEGIN Auria」シリーズでは、XGRIDSの公式ソフトウェアから出力されたPLYデータなどを受け取り、必要に応じて位置調整、データ整理、Web利用向け最適化などを行い、Web3D・WebAR制作へとつなげていきます。
この開発にあたり、XGRIDS製品の正規販売店であり、多くの実機検証や活用事例を持つ株式会社神戸清光(https://www.kobeseiko.co.jp/)より、サンプルデータの提供や技術情報面での協力が得られています。StockGraphyは神戸清光と連携し、XGRIDS製品の販売も「BEGIN Store」で開始する予定です。
Web3D技術導入の課題解決と「BEGIN Auria」の目指すもの
Web上で3Dコンテンツを公開する方法には、既存のプラットフォームを利用する方法と、専門家が独自にビューアを開発する方法があります。後者は自由度が高い反面、多くの専門人材が必要となり、初期段階のプロジェクトでは予算が限られるため、Web3D技術の導入が見送られることがあります。
「BEGIN Auria」シリーズは、大規模なチームを組むのが難しい段階でも、ある程度の作り込みが可能なWeb3D・WebAR開発ツールを目指しています。
また、プロジェクトが拡大し、より高度な機能が必要になった場合でも、専門家が後から参加できるような設計を進めています。「BEGIN Auria」では、完成した3D体験が特定のサービスに閉じ込められることなく、表示・再生を行う「Viewer Runtime」と、3Dデータや設定などを保持するコンテンツデータ一式を書き出し、Web制作チームや専門エンジニアへ引き継げるように設計されています。これにより、クラウドサービスへの継続的な支払いなしで、制作済みの「Viewer Runtime」をファイルとして保存し、ユーザー自身が管理できるようになります。
「BEGIN Auria」シリーズは、一つの大きなソフトウェアで多くの処理を担うことによる使いづらさを避けるため、「最適化」「シーン制作」「公開・運用」の3つの制作段階に分けてソフトウェアを開発しています。
- 3DGSデータの前処理・最適化: 大容量の3DGSデータをWebでリアルタイム表示するために、位置合わせ、データ整理、LoD(詳細度)、空間分割、ストリーミング向けデータ生成などを行います。
- 3DCG・3DGS・4DGSを使ったWeb3D・WebARシーン制作: 異なる種類の3Dデータを同じ制作画面で配置し、ライティング、表示制御、インタラクション、WebAR設定などを行い、Viewer Runtimeとコンテンツデータ一式を作成します。
- Webへの公開・継続運用: 大容量の3DコンテンツをWebへ公開し、クライアント確認、本公開、埋め込み、更新、権限管理などを行う配信・運用環境を構築します。
新たな販売・案内コーナー「BEGIN Store」
StockGraphyが運営するBEGIN3D.com内に、3D制作や活用に関連する製品の販売・案内コーナー「BEGIN Store」が新設されます。

「BEGIN Store」では、StockGraphyが開発するソフトウェアだけでなく、実際の3D制作プロジェクトで利用する機材や他社ソフトウェアも取り扱い、用途や制作工程に応じて製品を探せる場所として展開されます。
主なカテゴリーは以下の通りです。
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Partner Products: StockGraphyが販売するパートナー企業の製品カテゴリーです。Epic Gamesの「RealityScan」に加え、XGRIDSの3Dスキャナー製品群などを展開します。
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Production-Ready: 業務用途向けのStockGraphy自社開発製品カテゴリーです。「BEGIN Auria」シリーズなど、3D制作業務で利用するソフトウェアを順次展開します。
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Hacky Internal Tools: StockGraphyの自社業務の中で生まれた小規模な簡易ツールを製品化するカテゴリーです。個別サポートは非対応で、低価格で提供されます。第一弾として、glTF/GLBをUSDZへ変換するWindowsツール「BEGIN ARShift Proto」が販売されます。
StockGraphyのウェブサイトやお仕事のご依頼・ご導入に関するお問い合わせは、以下のページから可能です。
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StockGraphyウェブサイト: https://www.stockgraphy.com/jp/
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お問い合わせ窓口: https://www.stockgraphy.com/jp/#contact
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BEGIN Store: https://begin3d.com/jp_store


