修成建設コンサルタントと九電ドローンサービスが業務提携 ドローン・AIで枯れ木調査・倒木診断技術を高度化
修成建設コンサルタントと九電ドローンサービスが業務提携
株式会社修成建設コンサルタントと九電ドローンサービス株式会社は、ドローンとAI(人工知能)を使った枯れ木の調査や倒木の診断技術をさらに良くするため、業務提携に関する覚書を結びました。この提携は、技術の進化と、その技術を社会で広く使うことを目指しています。

提携の背景
近年、道路沿いや公共施設の周りにある木の老朽化や、それらが倒れる危険性は、日本中で大きな問題となっています。
九電ドローンサービスは、九州電力グループで培ったドローンを使った設備点検の技術や、AIによる分析技術を活かし、広範囲のインフラ点検サービスを提供しています。一方、修成建設コンサルタントは、道路や防災、橋梁など、さまざまな分野で社会のインフラを管理してきた実績を持つ総合建設コンサルタントです。
修成建設コンサルタントは以前、奈良国道事務所から道路の防災点検の仕事を受け、名阪国道の一部区間で九電ドローンサービスのドローンとAIを使った枯れ木調査技術を導入しました。その結果、これまでの人が行う調査と比べて、現地での調査や結果をまとめる作業にかかる時間を大幅に減らせることがわかりました。これにより、インフラの維持管理を効率化する上で、この技術がとても有効であることが確認されました。この成功を受けて、両社はこの技術をさらに発展させることを決めました。

提携の目的と内容
今回の提携では、両社が持つ技術や知識、人材、そして営業力を互いに活用し、以下の取り組みを進めます。
- 技術の標準化と高度化:枯れ木調査・倒木診断技術を確立し、さらに進化させて、社会で広く使えるようにするための標準化を進めます。
- 業務の協力体制構築:この技術を使った業務を行うための体制を作り、技術やサービス開発で協力します。
- 情報発信での連携:この技術が広く知られるように、情報発信で協力します。
九電ドローンサービスが提供するドローンとAI解析技術を組み合わせた「枯れ木検知AIサービス」については、以下のリンクで詳細を確認できます。
枯れ木検知AIサービス
また、修成建設コンサルタントが実施したドローンを活用したAI倒木リスク診断については、以下のリンクで詳細を確認できます。
ドローンを活用したAI倒木リスク診断の実施

今後の展開
両社は、今回の枯れ木調査・倒木診断技術に関する協力だけでなく、九電ドローンサービスが持つドローン運用技術やAI・ソフトウェア開発力と、修成建設コンサルタントが持つ道路・防災・河川分野での実績やBIM/CIM(3次元モデルを使った情報管理)を活用したインフラDX(デジタルトランスフォーメーション)の知識を組み合わせ、インフラ維持管理の新しい点検・診断技術の開発に取り組みます。
この提携を通じて、枯れ木調査・倒木診断技術の標準化と社会での活用を進めるとともに、インフラ管理分野でのDXを推進し、安全で安心な社会の実現に貢献していくことでしょう。
各社の概要
株式会社修成建設コンサルタント
1962年4月に設立された総合建設コンサルタントです。道路、橋梁、河川・砂防、港湾、都市計画、環境分野など、幅広い社会資本の整備に携わっています。長年の経験で培った技術力と実績を基に、調査から計画、設計、維持管理まで一貫したサービスを提供しています。近年はBIM/CIMを活用したインフラDXにも積極的に取り組み、社会インフラの維持管理・更新に関する高度な技術サービスを展開しています。
URL: https://www.shusei.co.jp/
九電ドローンサービス株式会社
2024年4月に設立されました。九州電力株式会社の社内設備点検でドローンやロボットを活用してきた経験があり、多くのドローンとオペレーターを保有しています。今後は、全国の社会インフラや地域社会が抱える課題を解決するため、点検や測量サービスの開発・提供、独自ソフトウェアの販売などを予定しています。
URL: https://www.kyuden-drone.co.jp/


