Shinso-MaN W®工法が送電鉄塔基礎工事に初採用 安全性と省人化を実現
Shinso-MaN W®工法が送電鉄塔基礎工事に初採用
鉄建建設株式会社が持つ硬質地盤・山岳向けの機械式深礎工法「Shinso-MaN W®(シンソマンダブル)工法」が、東北電力ネットワーク株式会社が発注した丸森いわき幹線新設鉄塔工事におけるNo.54鉄塔基礎の一部に初めて採用されました。この技術は、機械化によって工事の安全性を高め、作業する人の数を減らすことを目指しています。
工法の仕組みと安全性
Shinso-MaN W®工法で使われる掘削機は、2本のブーム(腕)を持つ「双腕型」という特徴があります。それぞれのブームには、硬い地面を砕くためのブレーカと、土を掘り出すためのバケットが取り付けられています。これにより、地面の状況に合わせてアタッチメントを交換する手間がなく、スイッチ一つで作業内容を切り替えることができます。

さらに、この工法では作業場所が「掘削室」と「作業室」に分かれています。掘削機が動く下の部分が「掘削室」で、その真上で作業員がライナープレートの組み立てや裏込め注入を行うのが「作業室」です。このように場所を分けることで、掘削機と作業員が同じ場所で作業することがなくなり、接触事故が起きる危険性を減らすことができます。

施工実績と成果
今回の工事は、鉄建建設のグループ会社である株式会社ジェイテックが担当しました。その結果、直径2.5m、深さ約12mの掘削作業を約1ヶ月で終えることができました。この施工では、従来の工法と比べて作業する人員を約30%減らすことができたと報告されています。また、掘削機と作業員の接触事故のリスクを減らし、安全性を高めた点が特に評価されました。



今後の展望
このShinso-MaN W®工法は、今後、他の工事でも採用される予定です。鉄建建設は、施工の手順や付属する設備の改良を続けることで、さらなる安全性の向上と作業効率の改善を目指していくとしています。
Shinso-MaN W®工法の詳細については、以下のリンクから確認できます。


