SHINING 3Dが業界初のワイヤレス・マーカーレス3Dトラッキングシステム「EinScan Trak」を発表

日本3Dプリンター株式会社は、高精度3Dスキャナーを手掛けるSHINING 3D社の新しい製品、「EinScan Trak」の取り扱いを始めました。

「EinScan Trak」は、ワイヤレスでマーカーを使わない、そして2つの使い方を選べる次世代の3Dトラッキングシステムです。これまでの3Dスキャンでは、スキャンする物に小さな目印(マーカー)をたくさん貼る必要がありました。しかし、「EinScan Trak」を使えば、このマーカーを貼る手間が一切いりません。また、ケーブルを使わない完全ワイヤレス設計なので、大きな部品の形を測ったり、製品の品質をチェックしたりする作業がとても効率的になります。

三脚に固定された棒状のカメラシステムと、多数のセンサーを備えた球状の3Dスキャナー

自動車や飛行機の部品、大きな機械の鋳造品、さらには昔の文化財をデジタルデータとして残す作業など、さまざまな場所で活躍が期待されています。

「EinScan Trak」の主な特徴

  1. マーカーレス・3Dトラッキングシステム
    このシステムは、独立したトラッカーがスキャナー本体がどこにあるかを正確に把握します。そのため、大きな物でもスキャンを始める前にマーカーを貼ったり、終わった後に剥がしたりする手間がなくなります。トラッキングできる距離は最大4メートルと長く、準備からスキャン完了までの時間を大幅に短くできます。

    緑色のクラシックカーの後部を、手持ちの3Dスキャナーでデジタル化している様子

  2. 現場の自由度を最大化する「完全ワイヤレス設計」
    スキャナー本体とパソコン、そしてトラッカーの間はすべてワイヤレスでつながります。スキャナーにはバッテリーが内蔵されているため、ケーブルが届かない高い場所や狭い場所、電源がない屋外でも簡単に作業ができます。

  3. シーンに応じた「デュアルフォーム(2つの運用形態)」
    「EinScan Trak」は、高い精度で位置を追跡するトラッキングモードだけでなく、手で持って使えるハンドヘルドスキャナーとしても使えます。そのため、場所やスキャンする物の大きさに合わせて、最適な方法をスムーズに選ぶことができます。

    白い背景に、ハンドヘルド型の3Dスキャナーと、複数の反射マーカーが付いた黒い装置が並べられています

  4. 圧倒的なスピードと複数スキャンモードの統合
    19本と19本のレーザーを交差させて超高速でスキャンするモードや、7本の平行レーザーで細かい部分をスキャンするモードなど、スキャンする物の形に合わせた様々なモードが用意されています。1秒間に最大263万ポイントという速さでスキャンでき、最高0.1mmという高い精度で、広い範囲のデータも細かい部分の形も正確に捉えることができます。

    緑色のクラシックカーのボンネットを開け、男性が3Dスキャナーでエンジンルームをスキャンしている

「EinScan Trak」製品概要

項目 内容
製品名 EinScan Trak
スキャンモード 19+19本クロスレーザー / 7本平行レーザー / 1本レーザー / 赤外線 VCSEL
容積精度 最高 0.1 mm
ポイント間隔(解像度) 0.05 ~ 10 mm
最大スキャニングスピード 2,630,000 ポイント/秒
トラッキング作動距離 800 ~ 4,000 mm
光源 ブルーレーザー + 赤外線VCSEL
接続 完全ワイヤレス対応
内蔵機能 デュアルフォーム(トラッキングモード/単体ハンドヘルドモード)

「EinScan Trak」に関する詳しい情報は、以下のウェブサイトで確認できます。

日本3Dプリンター株式会社は、東京都中央区に本社を置き、2013年10月に設立されました。3Dプリンターや3Dスキャナー、ソフトウェアの提供やサポートなど、3Dデジタルソリューションを企業や教育機関に提供しています。

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