製造業の若手技術者向け!デジタル回路の基礎を学べるeラーニングが登場

製造業の技術者をサポートする新しいeラーニング

スマートフォンやパソコン、電気自動車など、私たちの身の回りにある多くの電子機器には「デジタル回路」という技術が使われています。これは、電気信号を「0」と「1」の組み合わせで扱い、情報を処理したり、記憶したり、機器をコントロールしたりする大切な技術です。

しかし、このデジタル回路を初めて学ぶとき、「なぜコンピュータは0と1を使うのか」「2進数や16進数がどんな場面で役立つのか」「論理ゲートの組み合わせが、どうやって計算や記憶につながるのか」といった疑問を持つ人も少なくありません。

そこで、アイアール技術者教育研究所は、製造業の新入社員や若手技術者、そしてデジタル回路の基礎を学びたい理工系の学生のために、新しいeラーニング「デジタル回路の基礎」を2つのコースで公開しました。このeラーニングでは、デジタル回路の基本を順序立てて学ぶことができます。

AND回路の解説スライド

2つのコースでデジタル回路の仕組みを徹底解説

このeラーニングは、「デジタル回路の基礎【基本概念編】」と「デジタル回路の基礎【回路設計編】」の2つのコースで構成されています。それぞれのコースで、デジタル回路に関する幅広い知識を習得できます。

【基本概念編】で学ぶこと

このコースでは、デジタルとアナログの違いや、コンピュータが使う2進数・16進数の考え方、そして「AND」「OR」「NOT」といった基本的な論理ゲートの仕組みを、図や表を使って分かりやすく解説します。

主な項目は以下の通りです。

  • デジタルとアナログの違い

    • デジタルとアナログの考え方

    • 身近な製品での利用例

    • ノイズに強いデジタル信号

    • データのコピー、処理、保存の特徴

  • 数値の表現:2進数と16進数

    • コンピュータが2進数を使う理由

    • ビットとは何か

    • 10進数と2進数の桁上がり

    • 2進数から10進数への変換

    • 16進数を使う理由

    • 10進数・2進数・16進数の対応関係

    • Webカラーやメモリアドレスでの利用例

  • 基本論理回路(論理ゲート)

    • 論理ゲートと真理値表

    • AND回路、OR回路、NOT回路

    • NAND回路、NOR回路、EXOR回路、EXNOR回路、バッファ回路

【回路設計編】で学ぶこと

こちらのコースでは、より実践的な回路の設計について学びます。足し算をする「半加算器」や「全加算器」、情報を記憶する「フリップフロップ」や「レジスタ」といった基本的な回路から、信号を変換・選択する回路、そしてコンピュータの頭脳であるCPUがどのように動いているのかまで、体系的に学習します。

主な項目は以下の通りです。

  • 組み合わせ論理回路

    • 組み合わせ論理回路とは

    • 半加算器、全加算器

    • 多桁の2進数の足し算

  • 順序回路(記憶を持つ回路)

    • 順序回路とは

    • フリップフロップの種類(RS、JK、Dフリップフロップ)

    • タイムチャートの読み方

    • レジスタ、シフトレジスタ、カウンタ、分周

  • 応用回路

    • エンコーダとデコーダ(7セグメントLEDへの応用)

    • マルチプレクサとデマルチプレクサ(信号の選択と振り分け)

  • まとめ

    • デジタル回路の基本的な回路と役割

    • CPUの内部で使われる基本回路

    • CPUの基本的な動き(フェッチ・デコード・実行)

この2つのコースを通じて、デジタル回路の基本的な考え方から、計算、記憶、信号処理を行う回路の仕組み、そしてCPUとのつながりまでを段階的に理解できるようになっています。

このeラーニングはこんな方におすすめ

  • デジタル回路の基礎をしっかりと学びたい理工系の学生

  • 電気・電子分野の基本的な知識を身につけたい製造業の新入社員や若手技術者

料金と詳細情報

このeラーニングは、法人向けのパック(受講者管理機能付き)として提供されており、月額9,800円から利用できます(初回設定料金45,000円から)。

各講座の詳細やeラーニングシステム「Tech e-L」の概要は、以下のURLから確認できます。

日本アイアール株式会社は、50年以上の実績を持つ特許・知財ソリューションのほか、技術情報の調査・分析、製造業向けの技術者教育、技術系コンテンツ制作など、技術を軸にした専門性の高いサービスを幅広く提供しています。

×