建設現場の危険予知活動がAIで30秒に短縮!熱中症対策にも対応する「KY-AI」が正式登場

建設現場での毎日の危険予知活動(KY活動)は、作業の安全を守るためにとても大切です。しかし、KYシートを手書きで作成するのに毎日15分から30分もかかり、内容がいつも同じになってしまうという課題がありました。

このような状況の中、建設業界に特化した事業を展開する株式会社NITACOは、AI(人工知能)がKY活動を支援するサービス「KY-AI」を正式にリリースしました。このサービスを使うと、毎日のKYシート作成が約30秒で終わるようになります。

KY-AIサービス紹介

開発の背景:KY活動の課題と熱中症対策の義務化

建設現場では、職長が毎朝KYシートを手書きしていますが、「毎日同じ内容の繰り返しになる」「書くネタがなくなる」といった理由で、形だけになってしまうことが指摘されていました。

また、近年は職場での熱中症が増えており、2024年には熱中症で亡くなった方のうち、建設業が最も多くなっています。これを受けて、2025年6月1日からは、特定の条件下での作業において、熱中症対策をきちんと行い、その記録を残すことが法律で義務付けられました。この対策を怠ると罰則があります。

「KY-AI」は、KYシート作成の時間を大幅に短縮しながら、熱中症対策の義務化にも対応できるよう、日々の記録を自動で残すことを目指して開発されました。

「KY-AI」の3つの特徴

1. AIが「現場で読み上げられる」危険予知を自動作成

作業内容と当日の天気から、AIが危険予知のたたき台を自動で作ります。職長はAIが作った内容を確認・修正し、いつものように指差呼称や作業者の確認(署名)を行うことで、KY活動の記録が簡単に残せます。

2. 熱中症対策の義務化に対応。暑さ指数(WBGT)の記録が毎朝残る

現場の住所をもとに、気象庁や環境省が発表している暑さ指数(WBGT)をAIが毎日自動で記録します。WBGTが28度以上、または気温が31℃以上の日は、熱中症対策がKYシートに自動で追加されます。これにより、特別な作業をしなくても、熱中症対策の実施記録が毎日自動で残るため、義務化への対応状況を示す資料として活用できます。

3. 職長はログイン不要。導入したその日から使える

管理者が発行する招待リンク(QRコード)を職長のスマートフォンで開くだけで、アプリのインストールもIDやパスワードの入力も不要です。作成された記録はクラウドに保存され、事務所の管理画面からすべての現場のKY記録を確認したり、KY活動記録表を出力したりできます。

公共工事での活用も可能

国土交通省の工事成績評定では、安全対策の実施や記録の有無が評価されます。「KY-AI」で毎日記録されるKY記録やWBGT記録は、これらの実施状況を示す資料として利用できます。また、AIを活用した安全衛生管理の工夫として、創意工夫実施報告書に記載することも可能です。

料金プランと今後の展開

「KY-AI」は、月額9,800円(税別)で、会社単位で5つの現場まで利用できます(6現場以上は5現場ごとに月額3,000円が追加)。初期費用はかかりません。導入前には14日間の無料トライアルも用意されています。

今後は、元請会社が指定するフォーマットでの記録表出力に対応したり、元請会社や工事会社が協力会社のKY活動や熱中症対策の状況をまとめて確認できる管理機能の提供も予定されています。

株式会社NITACOは、建設業界の労働力不足を解決するため、テクノロジーとBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を活用したサービスを提供し、現場の安全管理のデジタル化を支援していきます。

サービス詳細やお問い合わせについては、以下のサイトをご覧ください。
KY-AI

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