学生3団体がAIプロトタイプ制作に挑戦 「なぜ作るか」を問うアイデアソン開催
成蹊大学、専修大学、東洋大学の3つの学生団体が協力し、「IPEアイデアソン」が開催されました。このイベントは、AIプロトタイプ制作に挑戦するもので、ウェルスナビ株式会社が会場を提供し、株式会社TechBowlが運営する「学生のためのITキャリアサービス」TechTrainが協賛しました。

IPEアイデアソンとは
IPEアイデアソンは、PeachTech(成蹊大学)、専修大学電子計算機研究会、INIAD情報技術メディア研究会(東洋大学)の3団体が、関東の学生コミュニティをつなぐことを目指して共同で企画・運営したイベントです。2026年6月28日、ウェルスナビ株式会社の会場で午後12時から午後6時まで開催されました。
このアイデアソンの大きな特徴は、「なぜ作るのか」「どんな課題を解決するために何を作るのか」という点を最も重視して設計されたことです。アイデア出しに十分な時間を確保し、目的を明確にすることに重点が置かれました。プロトタイプ制作にはAIを活用することで開発にかかる手間を最小限にし、アイデアや発表だけでなく、すべてのチームがプロトタイプ制作とデモを含む形式で発表を行いました。
さらに、各チームのブースが設けられ、発表では伝えきれない細かな部分を直接話し合う時間が用意されました。これにより、それぞれのアイデアの深さをより伝えることができました。審査基準にも「なぜ作るか」という視点が組み込まれ、現場で働くエンジニアや企画者、参加者同士からのフィードバックを通じて、アイデアがその後の実際の開発につながるよう促されました。
イベント後の懇親会では、学生たちが団体や学年を超えて自由に交流し、新たなつながりが生まれる機会となりました。



TechTrainが提供したこと
TechTrainは、IPEアイデアソンに対して以下の形で協力しました。
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イベント企画段階からの伴走
学生が主体となってイベントを設計・運営する上で、参加者にとって有意義な体験となるよう、企画の初期段階から協力しました。「参加者に何を持ち帰ってほしいか」という本質的な問いから支援を行いました。 -
TechTrain賞の提供
参加者の挑戦を称える「TechTrain賞」を提供しました。これは、今後の開発や学習への意欲につながるような賞が選ばれました。 -
プロジェクトオーナーとしての実務視点によるフィードバック
TechTrainのDevRel(デベロッパーリレーションズ)として、イベント企画からプロジェクト推進までを一貫して担当してきた平井氏が現地に参加しました。「アイデアを形にする」だけでなく、「形にしたものを世に届けるまで」を実践してきた経験に基づき、企画・実行・振り返りの実務的な側面を学生たちに直接伝えました。プロの視点が加わることで、学生たちはアイデアをプロダクトとして育てる上で意識すべきことを深く学ぶことができました。


TechTrain DevRel 平井氏のコメント

TechTrain賞に選ばれた「circle-connect」は、ターゲットと課題がシンプルに合致しており、実際にリリースされたら使ってみたいと思えるプロダクトでした。本イベントを通じて、参加した学生の皆さんに共通して伝えたかったのは、「解決したい課題に対して、本当にその解決策が最善なのか」「手段が目的になっていないか」という視点を持つことの重要性です。解決策や手段を考える際、「誰の」「どんな課題」に「なぜその方法が有効なのか」という問いを見失わないことが、アイデアをプロダクトとして世に送り出す上で最も大切だと考えています。今回のアイデアソンが、この視点を持つきっかけとなれば幸いです。
TechTrain賞を受賞した学生のコメント
「賞を取れて嬉しいです。メンバーからもこのアプリを作ってみたいという声をもらったので、開発時間が十分に取れる夏休みに実際に開発し、リリースまで頑張りたいです。」
主催団体からのコメント
計良 夏輝氏(成蹊大学 / PeachTech代表)
「3団体合同でのイベントは初めてで、手探りでの企画・運営でしたが、各団体の運営メンバーや協賛企業の方々のサポートのおかげで形にすることができました。ありがとうございました!ものづくり自体のハードルが下がっている今、『なぜ作るのか』という部分に向き合ってほしいという思いでこのアイデアソンを企画しました。テーマ設定や内容を詰める段階で、私自身もプロダクトづくりの本質とは何かを改めて考えるきっかけになりました。今回のイベントで生まれた他大学との交流や、プロダクトの継続開発など、今後も積極的に取り組んでいきたいです!」
荒木 義晴氏(専修大学 / EDPS代表)
「専修大学電子計算機研究会として数年ぶりのオフラインイベントを、手探りで準備を進める中、無事に成功させることができ、大変嬉しく思いました。また、普段の開発では『なぜこのプロダクトを作るのか』を深く考える機会は多くありません。そのため、その点を参加者全員で考えながら取り組めるアイデアソンを開催できたことは、とても意義のある経験でした。さらに、PeachTechやINIAD情報技術メディア研究会の運営の皆さんをはじめ、イベントを盛り上げてくださった参加者の皆さん、TechTrain様やウェルスナビ様には、テーマに関する相談への伴走や運営面でのサポート、差し入れや会場提供など、多方面からご支援をいただきました。多くの方々の支えがあったからこそ、本イベントを成功させることができたのだと改めて実感しています。今回のイベントに関わってくださったすべての方々に、心から感謝しています。」
神永 陽氏(東洋大学 / INIAD情報技術メディア研究会代表)
「今回のアイデアソンは、INIAD情報技術メディア研究会にとって初めて運営に関わらせていただいた外部イベントでした。その中で、大きなトラブルなく、参加者の皆さまにも満足していただけるイベントにできたことを大変嬉しく思っています。これは、PeachTech、専修大学電子計算機研究会の皆さまをはじめ、TechTrain様、ウェルスナビ様のご協力・ご支援があってこそ実現できたものです。改めて心より感謝申し上げます。また、学生イベントとしては比較的珍しい『アイデアソン』を通じて、課題発見、ユーザー視点、チームでの構想力を実践する機会を参加者に届けることができたと感じています。これは、単なる技術力にとどまらない、AI時代に求められるエンジニア像を考える上でも意義のある取り組みだったと思います。今回の経験を、今後のINIAD情報技術メディア研究会の活動にも活かしていきたいです。最後になりますが、イベントに関わってくださったすべての皆さまに、改めて感謝申し上げます。」
ウェルスナビ株式会社 ご担当者様コメント
素晴らしいアイデアが揃う中、プロダクトの利用シーンとそこから生まれる体験を最も臨場感高く描き出していた「TouchMatch」を選出いたしました。本来、解決すべき問題はシンプルであるにもかかわらず、つい解決手段を複雑にしてしまうことは少なくありません。問題の捉え方一つで、設定される課題も、最終的なアウトプットも劇的に変わります。ぜひこれからも、問題の解像度を高める意識を大切に、素晴らしい開発に挑戦し続けてください。応援しています。
会場提供企業のご紹介

ウェルスナビ株式会社
「働く世代に豊かさを」をミッションに掲げるフィンテック企業です。ロボアドバイザー「ウェルスナビ」を通じて、世界約50カ国への分散投資を自動化しています。預かり資産・運用者数において国内No.1(※)として成長を続け、2026年5月には預かり資産が2兆円を突破しました。
※一般社団法人資産運用業協会「契約資産状況(最新版)(2026年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2026年6月時点)
企業公式サイト:
https://corp.wealthnavi.com/
TechTrainについて
TechTrainは今後も、学生が団体の垣根を越えてつながり、アイデアをプロダクトとして形にしていける機会を広げるため、学生コミュニティとの連携を積極的に進めていく予定です。

TechTrainは、学生のためのITキャリアサービスです。IT・AI時代に必要なスキルを学びながら、現役エンジニアやIT・AI領域で活躍する社会人に相談できます。実践的なITスキル習得、キャリア相談、メンターとの1対1のサポート、企業からのスカウトなどを通じて、就職活動だけでなく、将来のキャリアづくりまで支援しています。エンジニアを目指す学生だけでなく、IT・テクノロジーを活かして働きたい学生が、社会で活躍するための一歩を踏み出せるサービスです。
TechTrain公式サイト:
https://service.techtrain.dev
株式会社TechBowl
株式会社TechBowlは、2018年10月に設立されたインターネットサービス業を行う企業です。東京都中央区に本社を置き、代表取締役CEOは小澤 政生氏です。
企業公式サイト:
https://techbowl.co.jp/


