Beyondge、AIを「自然な存在」にする新ビジョンを策定し、多様なAIサービスを提供開始

Beyondge AIビジョン

Beyondge株式会社は、AI領域における新しい事業ビジョン「AIを、人と組織と産業の『自然』にする。」を策定しました。このビジョンは、AIが人と組織、産業にとって意識せずに使える「自然」な存在になることを目指しています。これに伴い、Beyondgeが提供するAIサービスの全体像と、詳しい情報を紹介する特設サイトを公開しました。

▼特設サイトはこちら:
https://ai.beyondge.com/

▼AIビジョン全文はこちら:
https://ai.beyondge.com/vision

ビジョン策定の背景

AIに関する考え方は、この1年で大きく変わりました。以前は「AIを使うべきか」が問われていましたが、今では「AIを使って何を成し遂げるか」が重要になっています。国がAIを成長戦略の中心に据え、企業はAIを試す段階を終えて、会社全体で利用する方向へと進んでいます。現場では、どんな仕事でもAIによって作業のやり方が変わりつつあります。

しかし、AI導入の成果はまだ効率化が中心で、売上や新しい事業につながっている例は多くありません。これは、AIを既存の業務に加えるだけで、成果の測り方や組織の形を変えていないことが原因だとBeyondgeは考えています。この状況を踏まえ、BeyondgeはAI領域の提供内容を見直し、その考え方をビジョンとして明確にしました。

ビジョン「AIを、人と組織と産業の『自然』にする。」

電気が私たちの生活に「自然」にあるように、AIもまた「使うもの」から、人と一緒に働き、価値を生み出す社会の当たり前へと変わっていきます。意識せずに使われている、その状態をBeyondgeは「自然」と呼んでいます。人が、人だからこそできる判断と創造により多くの時間を使えるようになり、組織はAIとともに進化していく。Beyondgeは、その未来をただ考えるだけでなく、実際の事業の現場で実現していきます。

このビジョンは、以下の3つの大切な考え方(転換点)で構成されています。

3つの転換点

  1. 何を任せるか:「答えるAI」から「働くAI」へ
    指示に応答するだけの賢い道具ではなく、人が判断し、AIが実行する関係へと変わります。
  2. 何で測るか:「削減したコスト」から「生み出した売上」へ
    効率化のためだけでなく、AIを新しい売上を作る中心と位置づけ、その貢献度を測ります。
  3. 何を建て直すか:「人の組織にAIを付け足す」から「AIを前提に組織を設計し直す」へ
    既存の業務プロセスにAIを追加するだけでなく、組織そのものをAIがいることを前提に作り直します。人とAIエージェントが同じ組織図に載り、新しい業務を「人がやるか、AIに任せるか」という問いから設計する状態を目指します。

BeyondgeのAIオファリングの全体像 ―― 産業・企業・新規事業の3階層

ビジョンが掲げる「人と組織と産業」という考え方を、具体的なサービスとして「産業」「企業」「新規事業」の3つの階層で提供します。Beyondgeは、この変化を外から見ているだけでなく、産業の基盤に導入し、自らの業務で試しながら、そこから新しい事業を生み出しています。この3つの役割が、そのままサービス内容として体系化されています。

Beyondge AI Industry Base(AI駆動型産業変革)

大企業が持つ業界の専門知識と、AIスタートアップの優れた技術を組み合わせて、特定の業界に特化したAIソリューションを共同で開発・導入します。個別の企業への導入をきっかけに、業界全体で使える仕組みへと広げていきます。

▼Beyondge AI Industry Baseの詳細はこちら
https://rpo.beyondge.com/ai_industry_base/

主なプロダクトと自社事業

  • Xynapse AI(スマートグラス×デジタルツイン×AI)
    現場の作業や熟練者の知識をスマートグラスで記録し、デジタルデータとして蓄積・活用します。これにより、判断の速さ、作業の再現性、安全品質の向上を目指します。株式会社ホロラボとの共同展開です。

  • Humanoid X(ヒューマノイドロボット導入支援)
    作業動画からロボットで代替できるかを評価し、構想から導入、運用までを一貫して支援します。人手不足が深刻な製造業や物流現場が対象です。株式会社Senxeed Roboticsとの共同展開です。
    ▼Humanoid Xの詳細はこちら
    https://www.beyondge.com/column/humanoid-x

  • デジタル・フードテック(未来型店舗)
    ラーメン、焼肉、寿司、ハンバーガーなど多くの飲食店を展開するTrailhead Global Holdings株式会社および株式会社SBWorksとの3社で進める、外食産業の次世代店舗モデル作りです。AIによる需要予測や、オンラインとオフラインを融合したデータに基づいた飲食店の経営を推進しています。

Beyondge AI Office(AI駆動型企業への変革支援)

AIエージェントの開発や、自社でAIを使いこなせるようになるための支援を通じて、単なるツール導入で終わらない「AIネイティブ組織」への転換を支援します。まずBeyondge自身の業務で検証を重ね、効果が確認された方法からお客様の現場に展開していきます。

主なプロダクトと自社事業

  • BXシリーズ(部門別AI×経営横断AI)
    マーケティング、営業、サポート、管理部門など、各部門で実際に業務をこなすAIを短期間で導入します。組織全体の「BX OS」が各部門のデータと判断をまとめ、経営の意思決定につなげます。

  • Beyondge CAIO Studio(AI経営人材の育成)
    市場にほとんどいないCAIO(最高AI責任者)レベルの人材を外部から招き、週1~2日のペースで経営をサポートします。同時に、12ヶ月かけて自社の社員をCAIOへと育成します。2026年7月から提供中です。

Beyondge AI BizDev(AI駆動型新規事業開発)

Beyondgeの事業開発方法とAIを組み合わせることで、AIがあるからこそ実現できる新しい事業を考え出します。仮説の検証から事業の立ち上げまでを、短期間・低コストでお客様と一緒に進めます。

主なプロダクトと自社事業

  • DealFlow(M&A買い手支援BPaaS)
    M&A(企業の合併・買収)の買い手側の業務を、一元管理ツール、専門家による業務代行、AIの3つの力で高度化します。案件概要書や企業概要書の要約・リスク抽出を自動化し、限られた人数で多くの案件を検討できるようにします。
    ▼DealFlowの詳細はこちら
    https://www.beyondge.com/service/dealflow

  • 株式会社AntAI(AIエージェント専門企業/共同創業)
    AI導入のコンサルティングから、業界に特化したマイクロAIエージェントの開発・運用までを行います。作業の単位までAIを行き渡らせ、人を定型的な業務から解放することを目指しています。

コメント

Beyondge株式会社 代表取締役CEOの野上 隆徳氏は、「『AIを前提にすること』と『人間を中心に置くこと』は、しばしば反対のことのように言われます。しかし私は、この二つは同じことの表と裏だと考えています。人が判断と創造に時間を使えるようにするために、実行をAIに任せる。任せるからこそ、人間が中心に戻ってくる」と述べています。

また、「AIの成果を『削減したコスト』で測り続ける限り、AIは人の代わりでしかありません。『生み出した売上』で測るとき、はじめてAIは人の創造性を広げる主体になる。測り方を変えることこそ、人間中心という考え方を実際の仕事に落とし込む行為です」と強調しています。Beyondgeは、この考え方をまず自社の現場で試し、効果が確認されたものからお客様の現場に提供していくとのことです。

※一般社団法人 人間中心のAIコンソーシアムはこちら:
https://hcaii.com/hcai-consortium/ja/

Beyondge株式会社について

Beyondge株式会社は、「あたらしい世界のその先へ」をビジョンに掲げ、スタートアップ企業の創出・育成・売却支援と、大企業の成長支援を強みとするイノベーションスタジオです。事業、採用、投資、M&A、テクノロジーの5つの分野から、お客様の変化を促し、大きく成長することに挑戦しています。

  • 会社名:Beyondge株式会社(読み|ビヨンジ)

  • 代表者:代表取締役CEO 野上 隆徳

  • 所在地:東京都渋谷区渋谷1-1-3 アミーホール

  • 設立:2022年8月

  • 事業内容:スタートアップの創出・育成及び大企業のグロースハック

  • URL:https://www.beyondge.com/

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