BIM/CIM wpmaster 2025年12月17日 0 コメント

フローワークス、BIM設計を支援する作業支援システムに関する特許を取得

フローワークスが作業支援システムに関する特許を取得

「BIMを誰もが簡単に」を掲げ、BIMの普及と活用を支援する株式会社フローワークスは、同社が提供する「建築BIM標準パッケージ for Vectorworks」を含む作業支援システムに関する技術について、特許を取得したことを発表しました。

今回の特許は、Vectorworksを使ったBIM設計において、設計の進め方（ワークフロー）、ひな形（テンプレート）、使う材料や部品のデータ（リソース）を一つにまとめて、効率よく使えるようにする技術が対象です。これは、フローワークスが独自に開発し提供してきた「建築BIM標準パッケージ」の重要な仕組みを守るためのものです。

フローワークスは、2021年から「建築BIM標準パッケージ」とBIM導入支援サービスを提供しており、これまでに59社、400名以上が受講しています。このたび、その中核をなす作業支援システムが特許として認められました。

今後もフローワークスは、環境問題への対応や人手不足といった課題がある現代において、中小設計事務所とともにBIMとデジタル変革（DX）、環境配慮型変革（GX）を進めていく方針です。教育から設計、工事、そして建物の管理までを一貫して支える、環境にやさしいデジタル設計の基盤づくりと提供を加速させていくとのことです。

特許情報

特許に関する詳しい情報は、J-PlatPatで確認できます。
特許第7732066号(P7732066) 作業支援システム

株式会社フローワークスについて

株式会社フローワークスは、「BIMを誰もが簡単に」というビジョンのもと、BIMの普及と活用を支援し、設計の現場を大きく良くするためのデジタル設計基盤の構築に力を入れています。2018年の設立以来、中小の設計事務所から国土交通省やUR都市機構のプロジェクトまで、幅広い要望に応じたテンプレート作成を手がけてきました。

近年では、省エネ計算やLCA（ライフサイクルアセスメント）を含むGX（環境配慮型変革）に関する取り組みを強化しており、国の建築DX・GX戦略と連携したBIM導入支援も行っています。