CAICAテクノロジーズ、AI駆動型開発サービスをCOBOL資産のモダナイゼーションへ拡大
CAICAテクノロジーズ、COBOL資産のモダナイゼーションにAI駆動型開発サービスを拡大
株式会社CAICAテクノロジーズは、AI駆動型開発サービスをCOBOLを中心とするレガシーシステムの解析、設計、モダナイゼーション支援に本格的に適用すると発表しました。同社は、50年にわたるシステム開発の知識と生成AIの技術を組み合わせることで、企業の古いシステムを新しくする取り組みを加速させます。
現在、多くの金融機関や官公庁、大企業の重要なシステムでは、COBOLのような古い技術が使われています。しかし、これらのシステムは内容が分かりにくくなったり、必要な書類が足りなかったり、専門の技術者が少なくなったり、システムを直すときにどこに影響が出るか把握しにくくなったりすることが、大きな課題となっています。
CAICAテクノロジーズは、COBOLの開発と保守で培ってきた50年の経験と、熟練した技術者の深い業務理解を強みとしています。これに生成AIを活用したAI駆動型開発を組み合わせることで、AIが素早くシステムを分析・設計し、それを人が専門的な目で確認するという流れでサービスを提供します。これにより、既存のシステムの構造を調べたり、仕事の進め方を分かりやすくしたり、設計書を作ったり、変更による影響範囲を分析したり、改修やテストの支援まで、一連の作業をサポートします。
同社はすでに、いくつかの顧客案件でAI駆動型開発を使ってCOBOL資産の分析や設計支援を始めており、今後はシステムの近代化(モダナイゼーション)を目的とした案件にも適用範囲を広げていく予定です。
なぜ今、レガシーシステムの刷新が必要なのか
企業の基幹業務を支えるCOBOLシステムは、金融機関、官公庁、製造業、流通業など、多くの分野で今も使われています。しかし、長い期間にわたる機能の追加や制度の変更によってシステムの構造は複雑になり、その仕組みや考え方を理解できる技術者が減っています。
さらに、国内ではメインフレーム環境(COBOLシステムが動く大きなコンピューター)のサポートが終了したり、維持にかかる費用が増えたりすることが見込まれており、多くの企業でシステムを新しくしたり、近代化したりする動きが活発になっています。
このような状況の中、既存のシステムを安全かつ効率的に分析し、業務への影響を最小限に抑えながら改修や移行を進めることが、企業にとって非常に重要な課題となっています。
CAICAテクノロジーズは、これまで金融機関や官公庁、ポイント・決済、EC・通販などの分野で、基幹システムの開発や運用保守を行ってきました。今回、その業務知識と生成AI技術を組み合わせることで、古いシステムを見える化し、近代化を支援する新しいサービスを展開していきます。

サービスの主な内容
このサービスでは、AIエージェントの力を借りて、COBOLを中心とする既存システムに対して次のような支援を行います。
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既存資産の構造解析
ソースコードや設計書、ジョブ定義、データ定義書、運用に関する資料などを分析し、システムの構造や処理の流れ、データの連携関係を分かりやすくします。これにより、これまでブラックボックス化していたシステム全体の姿を把握し、特定の技術者にしか分からないという状況の解消を助けます。 -
業務仕様・設計情報のドキュメント化
AIが既存プログラムの内容を分析し、業務の仕様書、設計書、処理の流れ、改修するときの注意点などを自動で作成します。さらに、COBOLシステムの開発や保守に長年の経験を持つ技術者がこれらをレビューすることで、AIだけでは判断が難しい業務のルールや運用に関する知識も盛り込んだ、質が高く実用的な書類作りを実現します。 -
改修・保守における影響範囲分析
制度の変更や機能の追加、障害対応などの際に、変更する対象やそれに関連するプログラム、データにどのような影響が出るかを事前に分析します。これにより、やり直し作業を減らし、問題が発生するリスクを低くします。 -
モダナイゼーション支援
既存システムの業務における重要度、技術的な課題、他のシステムとの関係などを分析し、段階的にシステムを近代化していく計画作りを支援します。必要に応じて、API化、クラウドへの移行、オープンな環境への移行などをサポートし、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を後押しします。 -
テスト・品質向上支援
AIを活用してテストのケースを生成したり、レビューを支援したり、品質を分析したりすることで、システム改修時の品質を高め、作業にかかる時間を減らします。
CAICAテクノロジーズの強み
CAICAテクノロジーズの大きな強みは、「AI駆動型開発」「システム開発50年で培ったCOBOL開発・保守の実績」「経験豊富な技術者によるレビュー」という3つを組み合わせたサービスを提供できる点です。
近年、生成AIを使ったシステム開発サービスは増えていますが、AIだけでは、業務特有のルールや長い間使われてきたシステムの背景までを十分に理解することは簡単ではありません。
CAICAテクノロジーズは、50年のシステム開発の実績を持ち、金融機関や官公庁、ポイント・決済、EC・通販などの分野で、企画、設計、構築、運用・保守まで幅広く対応してきました。
このサービスでは、単に生成AIツールを使うだけでなく、長年蓄積してきた業務に関する知識やシステム開発のノウハウをAIエージェントに組み込んでいます。そして、AIが出した分析結果や設計情報を、経験豊富なエンジニアが確認することで、高い品質と実用性を保証します。
AIの素早い処理能力と、人が培ってきたCOBOL開発の知識を組み合わせることで、安全性、品質、開発スピードを兼ね備えた近代化を実現できることが、CAICAテクノロジーズならではの強みです。
また、同社が進めるモダナイゼーションに関連する他のソリューションとも連携し、既存システムの調査・分析から将来的なシステム刷新まで、一貫して支援できる体制を整えています。
今後の展開
CAICAテクノロジーズは、AI駆動型開発を、単に開発を効率化するだけでなく、企業の既存のIT資産を見直し、DXの推進やシステム刷新を支える重要な基盤と考えています。
今後も、「AI駆動型開発」「システム開発50年で培ったCOBOL開発・保守の実績」「経験豊富な技術者」という3つの強みを融合し、企業のレガシーシステム刷新を支援していきます。
今後は、COBOLを中心とする古いシステムの分析・設計支援に加え、モダナイゼーション案件への適用を広げ、開発スピード、品質、保守性を兼ね備えた総合的なシステム開発サービスとして展開していく予定です。
また、現在進んでいる顧客案件での活用実績を積み重ねながら、金融機関、官公庁、製造業など、古いシステムを持つ幅広い業界への展開を進めていきます。
会社概要と問い合わせ先
株式会社CAICAテクノロジーズ
代表取締役社長:鈴木 伸
所在地:東京都港区南青山5丁目11番9号
ウェブサイト:https://www.caica-technologies.co.jp
本件に関するお問い合わせは、株式会社CAICAテクノロジーズ 営業部(メール:info-sales@caica.jp)まで。


