テクノブリッジNKE、PC橋の設計に対応領域を拡大 — 鋼橋・コンクリート橋のトータルサポートを実現

テクノブリッジNKE、PC橋の新設設計に対応

テクノブリッジNKE株式会社は、2026年7月下旬から、新たにPC橋(プレストレストコンクリート橋)の新しく橋を作る設計に対応する体制を整え、橋の設計サービスをさらに広げました。これまで、主に鋼橋(鉄骨の橋)の新設設計や、すでに存在する橋を地震に強くしたり、傷んだ部分を直したりする保全設計を手がけてきました。今回の対応拡大により、鋼橋とコンクリート橋のどちらについても、橋を新しく作る設計から、長く安全に使い続けるための保全設計まで、幅広いニーズに応えられるようになります。

対応領域拡大の背景

橋の設計には、橋の種類や構造によって専門的な知識と経験が必要です。また、橋の計画から工事が始まるまでの各段階で高い技術力が求められます。現在、日本中の道路や橋などの社会インフラは古くなってきており、それらを新しくしたり、長く使ったりするための設計が増えています。しかし、建設業界では技術者が足りないという課題があります。このような状況の中で、テクノブリッジNKEは、橋の新設や保全を支える設計技術力を確保することが重要だと考え、技術領域を広げ、設計の体制と技術力を強化しました。

この取り組みの一環として、PC橋の新設設計に対応できるようになりました。これにより、これまで行ってきた鋼橋や橋の土台部分(下部工)の設計に加え、PC橋を含む新しい橋の計画段階の設計や詳細な設計、既存の橋の構造を分析する解析、工事の進め方を考える施工計画など、橋の設計に関する全てのサービスを提供できるようになります。

PC橋の新設設計への対応によるサービス拡充

  1. 構造形式の比較検討を技術面から支援

    鋼橋とPC橋の両方に対応できる体制を活かし、さまざまな種類の橋の中から最適なものを選ぶお手伝いをします。橋の計画における設計条件や工事の条件を考慮し、それぞれの橋の経済性、工事のしやすさ、構造の安全性、維持管理のしやすさなどの特徴を整理し、橋の形式を選ぶ際の比較検討を支援します。

  2. 多様なPC橋の施工方式に対応

    工場で作られるプレテン桁やプレキャストセグメント桁のPC橋については、工場での製作から現場への輸送、桁の組み立てや架け方までを考えた計画に対応します。また、現場でコンクリートを流し込んで作るPC橋については、PC鋼材を引っ張る作業の計画はもちろん、橋を支える仮設の支柱を使う方法や、移動する作業車を使って橋を伸ばしていく方法についても、橋の規模や工事の条件に合わせた設計計算や仮設資材の設計に対応します。

  3. 予備設計から詳細設計、設計照査まで対応

    橋の形式を比較検討するための大まかな設計や、おおよその数量・工事費の計算を行う予備設計から、工事発注に向けた桁の断面の検討、設計計算、図面や数量計算書の作成までを行う詳細設計など、各段階の設計業務に対応します。PC橋の設計で特に重要な、プレストレス(あらかじめ力を加えること)やクリープ(時間の経過とともに変形すること)、乾燥収縮(コンクリートが乾いて縮むこと)といったPC橋特有の影響を考えた構造解析も行います。さらに、経験豊富な技術者による設計結果のチェック業務も受け持ちます。BIM/CIM(建設情報のデジタルモデル)を活用して、構造物を立体的に見せたり、部材同士がぶつからないかを確認したりすることで、設計の品質向上を支援します。

橋のライフサイクルを支えるトータルサポートサービス

今回のPC橋の新設設計への対応により、鋼橋・コンクリート橋のどちらについても、新しく橋を作る設計から、すでに存在する橋を長く使うための保全設計まで、一貫して支援できる体制が整いました。橋の計画段階での形式比較から、予備設計、詳細設計、構造解析、施工計画、そして地震対策や橋の床板の交換、修理などの保全設計まで、橋が生まれてから使われ続けるまでの全ての段階を支えるサービスを提供し、お客様の多様な橋の設計ニーズに応えていきます。

知見の共有と技術継承

テクノブリッジNKEでは、事業領域を広げるとともに、それぞれの分野で培った技術や知識を会社の中にため込み、次の世代に伝えていくことにも力を入れています。今回の対応領域拡大に伴い、PC橋の設計に関する知識やノウハウを社内で整理して共有し、実際の仕事を通じて技術を伝え、人材を育てていきます。また、各分野に詳しい協力会社とも協力し、案件の規模や内容に合わせて柔軟に対応できる設計体制を強化していきます。

今後の展望

テクノブリッジNKEは、今回の対応領域拡大に加え、2026年7月に開設した名古屋支社を含む、東京・名古屋・福岡の3拠点体制を構築しました。この体制を活かし、全国のお客様へ、より早く、より柔軟に橋の設計サービスを提供していきます。これからも、鋼橋とコンクリート橋それぞれの専門技術を持つ人材を確保・育成するとともに、3拠点間や協力会社との連携を強化し、全国各地の多様な橋の設計ニーズに応えていきます。これらの取り組みを通じて、社会インフラの整備と長持ちさせることに貢献していきます。

テクノブリッジNKEについて

会社名:テクノブリッジNKE株式会社
本社所在地:東京都千代田区大手町2-6-4 TOKYO TORCH常盤橋タワー27階
代表者:代表取締役 加藤雅彦
設立:1980年5月15日
URL:
https://techno-bridge-nke.co.jp/

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