自動油圧プレス市場、2035年には約92億米ドル規模へ成長予測
SDKI Analyticsは、2026年から2035年を対象とした「Automatic Hydraulic Press Market (自動油圧プレス市場)」に関する調査結果を2026年6月23日に発表しました。
市場規模と成長予測
この調査によると、自動油圧プレス市場は2025年には約58億米ドル、そして2035年には約92億米ドルの市場規模(収益額)に達すると予測されています。予測期間を通じて、年平均成長率(CAGR)は約4.7%で成長する見込みです。

市場成長の主な要因
電気自動車(EV)の普及拡大
自動油圧プレス市場の成長は、主に電気自動車(EV)の普及拡大によって進むと予測されています。国際エネルギー機関(IEA)の報告では、2024年の世界のEV販売台数が17百万台を超え、EV生産活動が大きく伸びていることが示されています。
自動車メーカーは、増え続ける車両製造の要求に応え、生産速度、精度、効率を高めるために、高性能な自動プレス設備への投資を強化しています。
鉄鋼生産の増加
世界的な自動油圧プレス市場の成長は、各地域での鉄鋼生産の増加も大きな要因です。世界鉄鋼協会(World Steel Association)の報告によると、2024年12月の世界の粗鋼生産量は144.5百万トンに達し、これは前年同月と比較して5.6%の増加にあたります。
鉄鋼生産量の増加は、自動車、建設、産業分野のメーカーに対し、効率的で精密な金属加工を可能にする高度な油圧プレスシステムの導入を促しています。
最新の市場動向
自動油圧プレス市場の企業は、近年以下のような動きを見せています。
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2024年12月、Schulerはサウジアラビア初の電気自動車(EV)ブランドであるCEER向けに、大規模なプレス加工ラインを供給するサプライヤーに選ばれました。これは同国におけるEV製造エコシステムの発展を支援するものです。
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2024年6月、AIDA Engineering Ltd.は、大型EVモーターコアの成形に対応した高速自動プレス機「MSP-4000-430」を発売しました。この機械は、加圧能力4,000kN、成形エリア4,300mmと広く、複雑な金型が必要な大型モーターコア部品の加工を可能にします。
市場のセグメンテーション
エンドユーザー業界別
調査では、市場はエンドユーザー業界別に自動車、航空宇宙、エレクトロニクス、重機・建設に分けられています。その中でも、自動車セグメントが予測期間中に38%を超える市場シェアを占め、主要な地位を維持すると予測されています。国際航空運送協会(IATA)の報告によると、2024年の世界の旅客輸送量が前年比で10.4%増加しており、航空機生産の増加も市場を後押ししています。
地域別
地域別では、アジア太平洋地域が予測期間中に世界市場で34%を超える収益シェアを占め、主要な地域となる見込みです。この地域の鉄鋼消費量の増加が市場の成長を支えています。世界鉄鋼協会の報告によると、2024年のインドにおける鉄鋼需要は147.9百万トンに達しました。
日本の自動油圧プレス市場も、自動車製造活動の活発化により、世界市場で力強い成長が見込まれています。日本自動車工業会の報告では、2024年の日本の自動車生産台数は約8.23百万台に上り、国内の自動車製造部門の強さを示しています。油圧プレスは、車体パネルやシャシー部品、EV用部品の成形に不可欠な役割を果たしており、国内での需要も増え続けています。
主要企業
世界の自動油圧プレス市場における主な企業は以下の通りです。
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Schuler AG
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Siempelkamp Maschinen- und Anlagenbau GmbH
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SMS Group GmbH
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Beckwood Press Office
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French Oil Mill Machinery Co.
また、日本市場における上位5社は以下の通りです。
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AIDA Engineering, Ltd.
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Hoden Seimitsu Kako Co., Ltd.
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Osaka Jack Co., Ltd.
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Nihon Spindle Manufacturing Co., Ltd.
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Kawabe Press Co., Ltd


