埼玉の八木建設が若手育成の新構想を具体化、社内大学「YAGIビルドアカデミー」を開講

埼玉の八木建設が社内大学「YAGIビルドアカデミー」を開講

建設業界では人材不足が深刻な課題となっており、特に若手の育成が重要視されています。1955年創業の八木建設株式会社(本社:埼玉県本庄市)は、この課題に対応するため、昨年12月に発表した社内大学「YAGIビルドアカデミー」の開校式と第1回講義を2026年7月9日に開催しました。

YAGIビルドアカデミー開校式の様子

新入社員2名を含む若手社員3名が受講者として参加し、年間24講義・72時間の育成プログラムが始まりました。当初の予定では年間56時間でしたが、講義時間を72時間へと増やすことで、より実践的な教育体制が整えられました。

建設業界の課題に対応する学びの場

建設業界では働き方改革の影響もあり、現場で若手へ十分な指導時間を確保することが難しい状況です。八木建設では、地域のお客様から多くの依頼を受けていますが、現在の施工体制に合わせて受注を調整している状況です。

会議風景

地域に必要とされ続ける建設会社であるためには、将来の成長を見据え、一人ひとりの技術者を着実に育て、長く安心して働ける会社づくりが重要と考えられています。そのため、八木建設は就業時間内に体系的に学べる社内大学を開講しました。

講義内容と特徴の拡充

昨年12月の発表時には年間24講義・56時間を予定していましたが、教材作成やカリキュラムの検討を重ねた結果、1講義の時間を140分から3時間へ拡充しました。これにより、年間の学習時間は約72時間となり、当初計画の約1.3倍となりました。

開校式でのプレゼンテーション

講義は月に2回、就業時間内に実施され、会長、社長、常務、部長、課長が講師を担当します。座学だけでなく実地研修も組み合わせ、「なぜ学ぶのか」を明確にした講義設計がされています。将来的には、受講した社員が講師となり、知識や経験を次の世代へ伝えていく仕組みも目指されています。

初回講義の様子と受講者の声

第1回講義は開校式を含め約3時間行われました。

YAGIビルドアカデミー開校式での集合写真

前半では八木久美子常務が社内外のコミュニケーションについて講義し、後半では八木雅之社長が経営理念や会社の方向性を説明し、理解度を確認する小テストも実施されました。

受講した新入社員からは「地鎮祭の講義や、トラブルの回避や防止策の講義を早く受けてみたい」という声が聞かれ、入社3年目の社員は「施主との関わり方を改めて見直すきっかけになった」と感想を述べています。

今後の展望

7月23日からは建築測量の座学と実地研修が順次実施される予定です。また、10月には外部講師を招いた全社員対象の特別講義も計画されています。学校向けの企業説明会では、社内大学のカリキュラムを紹介し、入社後の成長イメージを具体的に伝える取り組みも進められています。

建設現場での集合写真

若手社員3名から始まったYAGIビルドアカデミーですが、社員一人ひとりが学び続ける企業文化を育み、地域から信頼される建設会社を目指していくとのことです。

八木建設株式会社 代表取締役社長 八木雅之氏のコメント

八木建設株式会社 代表取締役社長の八木雅之氏は、次のようにコメントしています。

「昨年秋から構想を練り、何度もカリキュラムを見直しながら開講の日を迎えました。一方的に教えるのではなく、自ら学び、成長できる場にしたいと考え、社内大学という形を選びました。社員一人ひとりが成長を実感し、長く働き続けたいと思える会社を目指していきます。」

八木社長のnoteはこちらからご覧いただけます。

「YAGIビルドアカデミー」の概要

「YAGIビルドアカデミー」は、「木造非住宅のプロを育てる社内大学」として、若手社員が就業時間内に体系的な知識と実践力を身につけることを目的としています。建設現場で必要となる施工管理やコミュニケーション、安全管理などを、3年間を基本サイクルとして学びます。

YAGIビルドアカデミーロゴ

主な特徴は以下の通りです。

  • 年間24講義・約72時間(月2回開催、就業時間内に実施)

  • 会長、社長、常務、部長、課長が講師を担当

  • 座学と実地研修を組み合わせた実践型カリキュラム

  • 「なぜ学ぶのか」を明確にした講義設計

  • 将来は受講者が講師となり、知識を次世代へ継承

YAGIビルドアカデミー開校案内

YAGIビルドアカデミーキャリアアップ説明

八木建設株式会社の会社概要

社名:八木建設株式会社
住所:埼玉県本庄市中央2-6-20
設立:1955年3月
代表者:八木雅之
事業内容:総合建設業

八木建設ロゴ

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