ユニオンテック、空間設計デザイナー向け施工サービス「デザイナーズコンストラクション」を本格提供開始

ユニオンテック、空間設計デザイナー特化型施工サービス「デザイナーズコンストラクション」の本格提供を開始

ユニオンテック株式会社は、2026年8月より、空間設計デザイナーや設計事務所との協業に特化した施工サービス「デザイナーズコンストラクション」の本格提供を開始しました。

デザイナーズコンストラクション

サービス立ち上げの背景

近年、空間デザインは複雑になり、使用される素材や設備も多様化しています。そのため、施工方法や細部の収まりについて、設計の初期段階から検討することの重要性が増しています。

しかし、これまでの内装工事では、設計が確定してから施工会社が選ばれることが一般的でした。このため、施工の段階になって初めて、収まりや予算、工程に関する問題が見つかり、設計図の修正や仕様変更といった手戻りが発生していました。これが工期やコストに悪い影響を与えるという課題があったのです。

ユニオンテックは、施工会社が設計の早い段階からデザイナーと共に情報を共有し、検討することで、こうした手戻りを根本から防げると考えました。デザインの意図を再現しつつ、施工のしやすさも両立させ、空間づくりを施工面から支えるために、このサービスと専門の事業部が作られました。

このサービスの立ち上げは、ユニオンテックが掲げる中期成長戦略「UT101」の一部でもあります。「101名の事業責任者」を育てることを軸に、新しい事業を継続的に立ち上げ、事業の範囲を広げていく中で、この事業部の立ち上げも重要な取り組みの一つと位置づけられています。

サービス概要

「デザイナーズコンストラクション」は、空間デザイナーや設計事務所を主な対象とする施工サービスです。商業施設、ブランドショップ、オフィス、ホテル、飲食店、クリニックなど、幅広い空間の施工に対応します。

ユニオンテックが長年培ってきた施工体制と全国にある協力会社ネットワーク(2026年3月時点でロイヤルパートナー300社)を活用することで、複数の地域に展開する店舗や拠点の施工も可能です。関西を拠点とする5名の専門チームには、特注の造作やデザイン性の高い内装施工に携わってきた経験豊富なメンバーが配置されています。

2026年4月の事業部発足以来、既存のデザイン事務所との取引を中心に、すでに多くの依頼を受けているとのことです。

「施工前」からデザイナーを支える専門パートナー

このサービスが目指すのは、外部の施工会社でありながら、デザイナーが「社内の施工チーム」のように気軽に相談できるパートナーとなることです。単に図面が完成してから依頼を受けるだけでなく、構想段階や基本的な設計の段階からプロジェクトに参加し、施工方法、素材、収まり、コスト、工程などをデザイナーと一緒に検討します。これにより、設計の意図を早い段階で共有し、デザインを実現するための具体的な方法を共に見つけ出します。

主な特長

  1. 設計初期から施工チームが参画
    デザインの検討段階から施工担当者が加わり、施工方法や収まり、コスト、工程を確認します。これにより、「図面が完成してから施工上の問題が判明し、デザインのやり直しが発生する」といった手戻りを防ぎます。実現方法や代替案を設計段階からデザイナーと共に考えます。

  2. 制作図・施工図の作成まで支援
    制作図や施工図の作成は、施工会社や担当者によって対応範囲が異なり、デザイナー側が図面作成や細かな調整を担うケースもあります。このサービスでは、施工に必要な図面作成を積極的に引き受けることで、デザイナーの作業負担を減らし、デザイン検討やクライアントとの調整に集中できる環境をサポートします。

  3. 全国のプロジェクトに対応
    地域に密着した施工会社では対応できるエリアが限られる一方、大手施工会社では案件の規模によっては依頼が難しい場合があります。ユニオンテックは、全国の施工ネットワーク(ロイヤルパートナー300社 ※2026年3月時点)を活かし、案件ごとにデザイナーと密に連携しながら、デザインや予算、工程に合わせて柔軟な施工体制を構築します。全国対応の施工力と、細かな要望に迅速に対応する機動力を両立させます。

  4. 意匠性の高い施工に対応する専門チーム
    関西拠点を中心に、特注の造作やデザイン性の高い空間の施工経験を持つ5名の専門チームが配置されています。デザイナーの設計意図やこだわりを深く理解し、細部の収まりまで丁寧に仕上げます。設計から現場まで、一貫して相談しやすいパートナーシップを築くことを重視しています。

デザイナーズコンストラクション事業部 事業責任者・植木 功介氏のコメント

植木 功介氏

これまで施工に携わる中で、デザイナーが意図した素材や収まりについて、施工段階で改めて調整が必要となる場面を経験してきました。私たちが目指しているのは、図面を受け取って施工するだけの関係ではありません。設計の早い段階から相談していただき、どうすれば意図したデザインを実現できるのかを一緒に考える施工チームです。

制作図や施工図など施工側が担える業務も積極的に引き受けながら、デザイナーの皆さまからベストパートナーとして選ばれ、継続していつでも相談できる存在を目指していきます。

今後の展望

今後は、大型商業施設やホテル、ブランドショップ、オフィスなど、デザイン性の高い空間を継続的に手がけるデザイナーや設計事務所との協業を拡大していくとのことです。

さらに、ユニオンテックが運営する空間デザイナー向け対話型プラットフォーム「Designers Edge」とも連携し、デザイナーと施工者が知識を共有する機会も設ける予定です。

単発の工事受発注関係にとどまらず、設計段階から伴走する施工パートナーとして長期的な信頼関係を築き、ユニオンテックグループにおける施工領域の専門性をさらに強化していく方針です。

ユニオンテック株式会社について

ユニオンテック株式会社は、2000年6月にクロス・床などの内装仕上げ工事業として設立されました。「人類に意義ある空間を」「Build a new standard.」をミッションに掲げ、オフィス、商業空間、住宅、クリニックを中心に、空間の企画・デザインから、設計・施工、CG制作、アート販売までを手がける総合空間カンパニーとして事業を展開しています。

2016年には建設業界にConTech事業を立ち上げ、2021年4月に分社化しました。現在は10,000件を超える施工実績を基盤に、業界コミュニティ「Designers Edge」の運営や、「PersGPT」などの新規事業開発、グループ経営を推進しています。2022年6月にベトナム、2026年6月にはニューヨークに拠点を設け、日本・アジア・米国をつなぐグローバルな事業展開を進めています。

  • 会社名:ユニオンテック株式会社

  • 設立:2000年6月

  • 所在地:東京都渋谷区道玄坂2-25-12 道玄坂通 4階

  • 資本金:1億円

  • 事業内容:オフィス・クリニック・商空間・レジデンスの企画・設計・施工、CGパース・CG制作、アート販売

  • 代表取締役:大川祐介

  • ミッション:Build a new standard.

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