人が入れない場所をドローンで点検!国家資格保持者向け専門コースが10月1日開講
狭小空間点検コースが10月1日開講
株式会社住まいあんしん倶楽部が運営するドローンスクール千葉幕張は、2026年10月1日より、無人航空機操縦者技能証明をお持ちの方を対象とした「狭小空間点検コース」を開講します。このコースでは、GPSやセンサーが機能しない屋内の狭い空間でドローンを操縦する技術を、合計12時間の訓練で習得します。受講料は420,000円(税込)です。開講に先立ち、実際に機体を操縦できる無料体験会(45分)も実施されています。

国が推進する「管内No Entry」とドローンの必要性
近年、人が入れない空間の点検において、ドローンの活用が求められています。2025年1月には埼玉県八潮市で下水道管の破損による道路陥没が発生し、その後の全国特別重点調査では、対策が必要な下水道管が多数確認されました。さらに、2025年8月には埼玉県行田市で下水道管路の点検作業中に作業員が亡くなる事故が発生しています。
これらの状況を受け、国土交通省は2026年4月16日、全国の下水道担当部局に対し、「管内No Entry(管内に人を入れない点検)」の実現に向けた通知を発出しました。この方針では、管路内の点検に飛行式ドローンなどの「潜行目視によらない方法を最優先して導入」し、「人孔内に最大限立ち入らない方法に努める」ことが基本とされています。特に飛行式ドローンを用いた点検については、機器や操縦士の不足が懸念されており、人材育成の必要性が高まっています。
なぜ、狭小空間での操縦は難しいのか
通常のドローンはGPSや各種センサーによって安定して飛行しますが、狭小空間ではこれらの機能がほとんど利用できません。そのため、ドローンはあらゆる方向に動いてしまい、操縦が非常に難しくなります。

止まらない
GPSが届かない狭小空間や、暗く壁面が単調な場所では、ビジョンセンサーも頼りになりません。また、障害物回避センサーは壁が近すぎると常に反応してしまうため、機能を停止する必要があります。結果として、機体は自動で停止せず、操縦者の技術で位置を保つ必要があります。
流され続ける
プロペラが生み出す気流は、床、壁、天井に当たって跳ね返り、機体を押し戻したり引き寄せたりします。壁に近づけば吸い寄せられ、天井に近づけば張り付こうとするなど、開けた空間では起きない特殊な力が同時にかかります。
見えない
管や天井裏など、機体が操縦者の視界から外れる場所では、手元のモニターに映る機体視点の映像だけが頼りです。視野は狭く、奥行きも把握しにくいため、障害物の位置や距離を正確に判断しながら飛行させる高度な技術が求められます。
戻れない
金属やコンクリートは電波を弱めるため、映像や操作が途切れることがあります。奥で機体を落としてしまうと回収が困難になり、発火のリスクも生じます。そのため、現場では「戻れるところまでしか行かない」という判断が非常に重要となります。
安心して失敗できる訓練環境
国家資格をお持ちの方でも、狭小空間での操縦は最初は思うようにいきません。現場では失敗が許されない一方で、失敗を重ねずに技術を身につけることはできません。このため、ドローンスクール千葉幕張は、安心して失敗できる場所として、狭小空間を想定した屋内専用コートを用意しました。

このコートでは、障害物回避、狭い空間の飛行、パイプ内の進行といった課題を、天候や時間帯に左右されず、何度でも繰り返し練習できます。

国家資格取得者に限定する理由
本コースの対象が無人航空機操縦者技能証明の保持者に限定されている理由は二つあります。
一つは、狭小空間での操縦の難易度の高さです。基本的な操縦技術が身についていることを前提としないと、12時間という講習時間で必要な技術を習得することは難しいとされています。
もう一つは、実際の点検現場が屋内だけで完結しないためです。屋内の飛行そのものには航空法の飛行ルールは適用されませんが、屋外から開口部を通って内部へ進入する場面では、屋外の部分が航空法の対象となります。また、屋外で手元のモニターを見ながら操縦する行為は、国土交通省の資料において「目視外飛行」の例として明記されており、承認が必要となります。
ドローンスクール千葉幕張からのメッセージ
株式会社住まいあんしん倶楽部 代表取締役 後藤 仁彰氏によると、同社はもともと千葉でリフォームを営んできた中で、床下や天井裏、壁の内側など、人が入れない場所の点検に課題を感じ、ドローンの活用を始めたとのことです。
後藤氏は、埼玉県で発生した下水管内の事故や、国が管内に人を入れない点検へと方針を変えたことを踏まえ、「同じことが千葉で起きないとは誰にも言えません。その時、この地域に、飛ばせる人がいるのか。私たちは、後者でありたいと思いました」と語っています。
狭小空間の操縦は非常に難しいものであり、12時間で完璧になるわけではありません。しかし、上達には安心して失敗できる場所と、失敗の意味を伝えられる指導者が不可欠であるとし、同スクールではその両方を用意したとのことです。これまで1,000名以上の国家資格取得者を輩出してきた実績を活かし、人が入れない場所へ入っていけるパイロットの育成を目指しています。
講座概要
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コース名: 狭小空間点検コース
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開講日: 2026年10月1日
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対象: 無人航空機操縦者技能証明をお持ちの方
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講習時間: 計12時間
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受講料: 420,000円(税込)
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修了要件: 全カリキュラムの受講および認定試験への合格
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発行物: 狭小空間ドローンパイロット認定証(スクール独自の認定証であり、国家資格ではありません)
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会場: ドローンスクール千葉幕張(千葉県千葉市美浜区豊砂1-6 イオンモール幕張新都心 アクティブモール1F)
- JR京葉線 幕張豊砂駅から徒歩8分
本コースで使用されるのは訓練用の小型機であり、実際の現場で用いられる屋内点検用ドローンとは異なりますが、GPSやセンサーが効かない空間で起きる現象の本質は変わらないと説明されています。
無料体験会を実施中
スクールの屋内コートで、実際にDJI Neo2を操縦できる無料体験会が実施されています。所要時間は45分で、費用はかかりません。技能証明の有無にかかわらず参加可能です。
会社概要
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会社名: 株式会社住まいあんしん倶楽部
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所在地: 千葉県千葉市美浜区豊砂1-6 イオンモール幕張新都心 アクティブモール1F
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事業内容: ドローンスクールの運営(国土交通省 登録講習機関・受講実績1,400名以上)
本件に関するお問い合わせ
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ドローンスクール千葉幕張
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TEL: 0120-079-081(年中無休 10:00〜21:00)
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Email: reserve@ds-chiba.jp


