国産初の試験監視インフラ「ProctorWis Connect」提供開始 – 既存システムにAI監視を「後付け」

オンライン試験の不正対策を強化する「ProctorWis Connect」

オンライン試験の普及が進む中、替え玉受験やAIを使ったカンニングといった不正行為への対策が重要になっています。2026年5月に実施された調査では、オンライン試験中に「禁止されていても生成AIを使いたい」と回答した人が6割に上ることが明らかになっています。

これまでの試験監視サービスは、監視機能と試験システムが一体になっていることが多く、導入には既存システムからの変更が必要な場合がありました。しかし、「システムは変えられないが、不正対策はしたい」という現場の声に応えるため、株式会社シェアウィズは、監視機能だけを「インフラ」として提供する「ProctorWis Connect(プロクターウィズコネクト)」を2026年8月3日より開始しました。

オンライン試験監視のイメージ

既存のシステムにAI監視を「後付け」できる

ProctorWis Connectは、Proctoring Infrastructure as a Service(PIaaS)という新しい形で提供されます。これは、監視機能そのものを他のシステムに組み込んで使えるようにするものです。現在お使いのLMS(学習管理システム)や試験システムはそのままに、SDKやAPIを使ってAI監視、不正検知、本人確認の機能だけを追加できます。これは、国内で自社開発されたオンラインプロクタリングサービスのうち、外部システムに監視機能を直接組み込める独立型基盤ツールとしては国産初です(2026年7月時点の調査による)。

不正検知管理画面

監視の強度を3段階から選択可能

ProctorWis Connectでは、試験の重要度に合わせて監視の強度を3段階から選べます。これにより、小テストには軽い監視を安価に、重要な資格試験には顔認証や常時画像保存といった厳格な監視を設定するなど、状況に応じた柔軟な対応が可能です。過剰な監視を避け、プライバシーとコストのバランスを考えた設計となっています。

強度 機能 用途例
Level 0 別タブ移動検知 小テスト・確認テスト
Level 1 AI監視(フロントチェック):インカメラ映像から不在・複数人・視線逸脱・音声異常・居眠りなど複数項目を検知しフラグ記録 社内試験・昇格試験
Level 2 +不正時画像保存 資格・検定試験
Level 3 +常時画像保存 法令で保存が必要な試験

不適切な受講態勢を検知するシステムアラート

幅広い用途に対応

オンライン試験や検定だけでなく、ProctorWis Connectはさまざまな場面で利用できます。例えば、動画受講時の態度監視や受講判定(法定講習における本人確認要件への対応)、採用試験や適性検査における本人受験の保証など、幅広いニーズに対応します。

本人情報と不正検知ログのダッシュボード

安心のセキュリティと料金体系

ProctorWis Connectは、株式会社シェアウィズが国内で開発・運営しており、日本語でのサポートを提供しています。ISMS(ISO/IEC 27001)認証を取得し、AWS東京リージョンを使用しているため、データは国内で保管されます。録画や画像データは、試験完了後12ヶ月で自動的に削除されます。

料金は、監視機能が有効になっている「時間」に応じた従量課金制です。例えば、60分の試験で最も軽い監視構成の場合、1受験あたり150円から利用できます。別途、初期費用と月額費用がかかります。

今後の展望

シェアウィズは、信頼できる試験の実施、スキルの証明の発行、そしてそのスキル証明の活用という一連のスキル証明インフラを築くことを目指しています。ProctorWis Connectは、その基盤となる「本人が本当に受けた」という信頼を確保するための第一歩と位置づけられています。

ProctorWis Connectについて

ProctorWis Connectは、既存のLMSや試験システムにSDKとAPIで組み込める国産の試験監視サービスです。システムを乗り換えることなく、AI監視、不正検知、本人確認を導入できます。

WisdomBaseについて

WisdomBase(ウィズダムベース)は、研修・講習会・検定を実施する団体の業務をまるごとDX(デジタルトランスフォーメーション)する統合システムです。受講申込から決済、試験、受講者管理までの一連の流れをデジタルで一元管理できます。国内外の研修企業、教室事業運営企業、大学法人、行政機関など、500社以上で導入されています。

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