「IMPACT GALLERIA AWARD」ファイナリスト決定:世界規模の社会課題に挑むスタートアップ10社を選出

一般社団法人IMPACT SHIFTは、2026年8月1日に招待制グローバルカンファレンス「IMPACT GALLERIA TOKYO 2026」を開催します。このカンファレンスの主要コンテンツである、グローバルな社会課題に取り組むスタートアップを対象としたピッチアワード「IMPACT GALLERIA AWARD」の最終選考進出企業が発表されました。

「IMPACT GALLERIA AWARD」は、日本を含む世界各地で生まれた社会課題への解決策を、国境を越えて広げることを目指しています。最終選考には、気候変動、食・農業、エネルギー、高齢化、医療、建設、地方格差、雇用といった多岐にわたる社会課題に挑戦するスタートアップが選ばれました。

IMPACT GALLERIA AWARD ファイナリスト決定

「IMPACT GALLERIA AWARD」最終選考進出企業

最終選考に進出した10社(社名五十音順、敬称略)と、その取り組みを紹介します。

Atierra Inc.

低炭素オイルを生産するマイクロ藻類プラットフォームを開発しています。化石燃料に頼らない社会を目指し、持続可能な航空燃料(SAF)など、運輸・化学・素材産業の脱炭素化を支援します。

Dr. Shivani Sathish(Atierra Inc. Founder & CEO)
Dr. Shivani Sathish(Founder & CEO)

株式会社ストラウト

AIとIoTを活用し、経験や勘に頼りがちだった養殖を、誰もが再現できる産業へと進化させます。これにより、安全で持続可能な水産業を実現し、世界中で持続可能な食の供給を支える未来を目指しています。

平林 馨(株式会社ストラウト 代表取締役社長)
平林 馨(代表取締役社長)

株式会社バオバブ

障害のある方や難民、介護と仕事を両立する方など、多様な人材が自分らしく働ける社会を目指しています。生成AI開発に必要な高品質データの制作を通じて、柔軟な働き方とデジタルスキル習得の機会を広げ、誰もが選択肢を持てる社会の実現に取り組んでいます。

相良 美織(株式会社バオバブ 代表取締役社長)
相良 美織(代表取締役社長)

株式会社Dots for

「生まれた場所によって人生の可能性が決まらない社会」を目指し、西アフリカ農村へ農業、金融、教育などを包括的に提供するデジタル基盤を構築しています。これにより、農村地域の人々が経済的な機会を自ら創出し、グローバル経済へ参加できる社会の実現に取り組んでいます。

大場 カルロス(株式会社Dots for CEO & CIO)
大場 カルロス(CEO & CIO)

FUST Lab.

集束超音波技術を用いて、有害なPFAS(有機フッ素化合物)を完全に分解する環境ソリューションを提供しています。産業の発展と地球環境の保全が両立する持続可能な社会を目指し、有害物質のない循環型社会の構築に貢献します。

Minsung Hwangbo(FUST Lab. CEO)
Minsung Hwangbo(CEO)

Janitri Innovations Private Limited

AIを活用した母子医療モニタリングシステムを開発しています。妊産婦や新生児が、住む場所や経済状況にかかわらず適切な医療を受けられる社会を目指し、異常の早期発見と迅速な対応により、防ぐことのできる母子の命を守ることに取り組んでいます。

Arun Agarwal(Janitri Innovations Private Limited Founder & CEO)
Arun Agarwal(Founder & CEO)

株式会社Magic Shields

高齢者の転倒による骨折を防ぐ、新素材の床とセンサーシステムを提供しています。衝撃吸収床材と床面センサーを活用し、病院や介護施設、住宅そのものを安全な空間へと変えることで、高齢者が安心して暮らせる環境を実現します。また、床から取得されるデータを活用し、予防的なケアや早期対応が当たり前となる社会を目指しています。

下村 明司(株式会社Magic Shields 代表取締役)
下村 明司(代表取締役)

MetaNovas AI

AIによる次世代コンシューマーヘルス素材の探索・開発プラットフォームを提供しています。時間やコストの制約によって科学イノベーションが左右されない社会を目指し、AIを活用して新素材の探索・検証を効率化することで、安全で持続可能なヘルスケア製品開発を支援し、人々の健康とウェルビーイングの向上に貢献します。

Meijie Wang(MetaNovas AI Co-Founder & CEO)
Meijie Wang(Co-Founder & CEO)

ONESTRUCTION株式会社

建設業界のデータをオープンにつなぎ、AIを活用できる基盤を整えることで、安全で持続可能な都市づくりを目指しています。建設情報を標準化・共有することで、生産性向上や脱炭素、より良いインフラ整備に貢献します。

Lucas Haywood(ONESTRUCTION株式会社 VP of Global Strategy)
Lucas Haywood(VP of Global Strategy)

Pinex Agro Co., Ltd.

カシューナッツの調達から加工・OEMまでを一貫して担うアグリビジネスを展開しています。農業・産業・教育・地域社会がともに発展する持続可能な社会を目指し、高品質なカシューナッツのサプライチェーン構築と、農家や地域の人々への雇用創出、教育機会の提供を通じて、地域経済と環境の双方に貢献するエコシステムの実現に取り組んでいます。

Mrs. Pin Phiroum(Pinex Agro Co., Ltd. Chairwoman)
Mrs. Pin Phiroum(Chairwoman)

最終選考と「IMPACT GALLERIA TOKYO 2026」について

最終選考では、各社が5分間のピッチと質疑応答を行います。審査員は、AT ONE IMPACT WEEK(シンガポール)、China Impact Week(中国)、Impact Investment Summit Asia Pacific(オーストラリア)、Sankalp Forum(インド)、SOCAP(アメリカ)、SOVAC(韓国)といった、世界各国の主要なインパクトカンファレンス主催団体やエコシステムリーダーが務めます。

グランプリ賞は、これら6団体の採点とオーディエンス投票を合わせた総合得点で決定されます。さらに、各カンファレンス主催団体は、自らのカンファレンスへの招待や現地投資家とのマッチングなど、事業連携を希望する企業を「パートナーアワード」として選定します。これにより、選ばれたスタートアップは海外カンファレンスへの招待や、現地投資家、事業会社、支援機関とのつながりを得る機会が提供されます。

「IMPACT GALLERIA TOKYO 2026」開催概要

  • 名称: IMPACT GALLERIA TOKYO 2026

  • 日時: 2026年8月1日(土)

  • 形式: 招待制

  • 参加者数: 約300名

  • 使用言語: 英語(リアルタイム文字起こし予定)

  • 後援: 金融庁

本イベントは招待制のカンファレンスです。主催者およびパートナー団体からの招待、またはWaiting List登録者の中から選考・推薦を通じて参加が可能です。ご関心をお持ちの方は、Waiting Listへのご登録が推奨されます。今後公開される登壇者情報や追加プログラム、関連イベント情報が優先的に案内されます。

一般社団法人IMPACT SHIFTについて

IMPACT SHIFTは、インパクトの概念を広め、社会課題解決に向けたムーブメントを広げる一般社団法人です。これまでに開催された「IMPACT SHIFT 2024」「IMPACT SHIFT 2025」には累計約2,500名以上が参加し、スタートアップ、投資家、企業、NPO、自治体など多様な関係者が「インパクト」という共通言語で交流する場を創出しています。

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