JPCYBER S3 Drive、新たなチェックサムアルゴリズムに対応しデータ整合性とダウンロード速度を向上

株式会社JPサイバーは、Amazon S3上のデータをWindowsから手軽に操作できる純国産ツール「JPCYBER S3 Drive」の最新バージョンV11を7月17日に発表しました。この新バージョンでは、データの安全性を高めるための新たなチェックサム機能と、大容量ファイルを素早くダウンロードできる機能が追加されています。

データ整合性を高める新たなチェックサムに対応

JPCYBER S3 Drive V11では、CRC32、SHA1、SHA256という3種類のチェックサムアルゴリズムに新しく対応しました。チェックサムとは、ファイルが正しく送られたり保存されたりしたかを確かめるための「データの指紋」のようなものです。これにより、通信中にファイルが壊れてしまった場合でも、JPCYBER S3 Driveが自動で異常な部分を検知し、もう一度アップロードし直します。

ユーザーは、データの信頼性を特に重視したい場合や、たくさんの大きなファイルを扱う場合など、用途に合わせてこれらのアルゴリズムを選ぶことができます。

  • CRC32: 処理が速く、一般的な用途に適しています。

  • SHA1: CRC32とSHA256の中間程度の精度を持ちます。

  • SHA256: 非常に高い精度でデータの整合性を確認でき、主に金融機関などで使われます。

ドライブオプションの設定画面

その他の追加機能

マルチパートダウンロード処理に対応

V11では、独自のs3 copyコマンドを使うことで、大容量ファイルを分割して同時にダウンロードできるようになりました。これにより、ダウンロードにかかる時間が大幅に短縮されます。パソコンの空き容量が少なくても動作するため、放送・業務用映像のような大きなファイルでも、スムーズに安定してダウンロードすることが可能です。

その他の改善点

  • デュアルスタックエンドポイント(IPv6)をサポート

  • メモリー使用量の削減、性能改善、および安定性の向上

JPCYBER S3 Driveとは

JPCYBER S3 Driveは、Amazon S3やWasabiなどのクラウドストレージを、Windowsのエクスプローラーからまるでパソコンのドライブのように使えるようにするツールです。日本国内で開発からサポートまで一貫して行われており、官公庁、大学、医療機関、製造業など、幅広い企業や組織で使われています。データ保護と高いセキュリティ、そしてWindowsに統合された使いやすさが評価されています。

主な機能

  • Amazon S3 マウント機能: クラウドストレージをファイルサーバーやNASのように安全に利用できます。

  • ランサムウェア復元機能: Amazon S3上のファイルがランサムウェアで暗号化されても、復元ツールで簡単に以前の状態に戻せます。

  • 以前のバージョンの復元機能: 間違ってファイルを削除したり上書きしたりしても、過去のバージョンを復元できます。

  • 共有リンクの作成機能: エクスプローラーから簡単に共有リンクを作成し、大容量ファイルをメールなどで送ることができます。

製品エディションと動作環境

JPCYBER S3 Driveには、Professional、Enterprise、Unlimitedの3つのエディションがあります。30日間無料でEnterprise版の全機能をお試しいただけます。

サポートOS:

  • Windows 11 / 11 ARM

  • Windows Server 2016 / 2019 / 2022 / 2025

対応ストレージ:

  • Amazon S3 / S3互換ストレージ (Google Cloud Storage、Cloudian HyperStore、IBM Cloud Object Storage、Oracle Cloud OCI Object Storage、NetApp StorageGRID、Wasabi Hot Cloud Storageなど)

株式会社JPサイバーは、多様なサイバー攻撃や情報漏洩のリスクから大切なデータを守ることを使命とし、企業がデータを安全に活用できるよう支援しています。

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