現場DXサービス「KANNA」が利用社数10万社を突破、建設・不動産・製造業など世界100カ国以上で活用拡大
株式会社アルダグラムが提供する現場DXサービス「KANNA(カンナ)」の利用社数が、国内外で10万社を突破したことが発表されました(2026年7月時点)。このサービスは、建設業、不動産業、製造業など、オフィス以外の場所で働く人たちの生産性を高めることを目指しています。

KANNAとは
「KANNA」は、資料や写真の共有、スケジュール管理、チャット機能、帳票作成といった様々な機能を一つにまとめたサービスです。プロジェクトに関する情報をまとめて管理できるため、パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンでも簡単に操作できます。ITツールにあまり慣れていない方でも直感的に使えるように工夫されています。
多様な業種への導入が拡大
KANNAは、小さな会社から大きな企業、さらには自治体まで、幅広い場所で使われています。建設業だけでなく、不動産業、製造業、施設管理、そして自治体といった様々な分野で活躍しています。特別なプログラミング知識がなくても、それぞれの会社の仕事のやり方に合わせて自由に設定できるため、多くの業種で現場のDXを進めるための大切なツールとして選ばれています。
世界100カ国以上で利用、多言語にも対応
KANNAは、日本だけでなく世界100カ国以上で利用されています。2023年6月に海外展開を始めて以来、タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシアなどの東南アジア諸国に加え、イギリス、オーストラリア、スペインといった世界各地に利用が広がっています。
日本語の他に、英語、スペイン語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語に対応しており、異なる言語を話すチームメンバーでも、同じプラットフォーム上で情報を共有しながらスムーズに仕事を進めることができます。外国人材が活躍する現場でのコミュニケーションをサポートしています。
代表取締役 長濱 光氏のコメント

株式会社アルダグラムの代表取締役である長濱 光氏は、サービス開始から6年で10万社達成できたことについて、日頃KANNAを活用する現場の皆様と支えるパートナーへの感謝を述べています。
長濱氏は、世界の生活を支える現場がデジタル化やAI活用の可能性を最も大きく秘めていると考え、「Unlock Your Value.」というミッションのもと、現場の人々が持つ力を最大限に発揮できる環境を提供することを目指してきたと語っています。10万社突破を新たなスタートラインとし、今後はAIの活用をさらに進め、世界中のノンデスクワーカーの生産性向上に貢献していくと述べています。
多様な現場での導入事例
KANNAは、施設管理、行政、公共インフラなど、さまざまな現場で活用されています。
導入事例① 施設管理:株式会社東京ドーム

東京ドームシティの維持管理を行う株式会社東京ドームでは、施設の工事や修繕を管理する部署でKANNAを導入しました。以前は電話やメール、会議など連絡手段がバラバラで、進捗管理が複雑になり、過去の資料も担当者ごとに管理されていたため、業務が属人化していました。
KANNA導入後は、チャットを中心に連絡を取り合うことでメール作成の時間を減らし、案件ごとの進捗状況もプッシュ通知で簡単に把握できるようになりました。資料や画像も案件ごとにまとめて保存できるため、工事情報を将来に引き継ぐ大切な資産として活用できる道筋が見えています。
導入事例② 行政:東京都港区

国際都市・港区で土木施設の整備や維持管理を行う麻布地区総合支所まちづくり課では、年間約600件の突発案件に対応する中で、情報の伝達ミスやタイムロスが課題でした。KANNAの実証実験を経て正式導入したことで、案件ごとの連絡や資料が整理され、関係者全員が同じ情報をすぐに確認できる体制が整いました。大容量のクラウドで資料保存の制限がなくなり、チャット履歴も残るため、職員の引き継ぎもスムーズになると期待されています。現場の状況を写真ですぐに共有できるため、災害時の迅速な情報共有と初動対応にも役立つでしょう。
導入事例③ 公共インフラ:沖縄電力株式会社

沖縄本島を含む38の有人離島に電力を供給する沖縄電力株式会社では、送電設備の巡視・点検や建設工事にKANNAプロジェクトとKANNAレポートを活用しています。以前は、現場で紙に記録した内容を事務所でExcelに転記し、写真をパソコンに移してメールで提出する必要があり、転記ミスや時間のロス、確認漏れのリスクがありました。
KANNA導入後は、報告書の作成から写真添付、クラウドへのアップロードまで全てモバイル端末で完結できるようになり、事務所に戻る手間や転記ミスがなくなりました。報告書は完成と同時にリアルタイムで関係者全員に共有されるため、緊急性の高い事案にもすぐに気づけるようになりました。チャット機能により情報共有がスムーズになり、台風接近時には専用案件を立ち上げて現場写真や交通状況を集約するなど、災害対応にも活用されています。
現場DXサービス「KANNA」について
現場DXサービス「KANNA」は、建設業、不動産業、製造業など、世界中のノンデスクワーク業界の現場の生産性を高めるためのサービスです。事務作業や移動時間、コミュニケーションにかかる手間を鉋(カンナ)のように削り、作業の生産性を最大限に引き出します。App Storeでのアプリ評価は5点満点中4.3点と高く、ITツールに不慣れな方でも使いやすいシンプルな設計が特徴です。
KANNAには、世界中の現場を支えるプロジェクト管理アプリ「KANNAプロジェクト」と、ペーパーレス化を進めるデジタル帳票アプリ「KANNAレポート」の2つのサービスがあります(KANNAレポートは2024年9月に特許を取得済み)。
株式会社アルダグラムは、これからも「KANNA」を通じて、現場の業務負担を減らし、効率化に貢献していく方針です。


