サイオステクノロジー、AIOps時代の運用を見据えた「LifeKeeper v10.1」を提供開始

サイオステクノロジー株式会社は、システムの障害対策を担うHAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」の最新バージョン「v10.1」を、2026年7月30日より提供開始します。この新バージョンは、AIによるシステム運用自動化(AIOps)を見据えた機能拡張が大きな特徴です。

「LifeKeeper v10.1」は、システムの二重化や自動切り替えといった基本的な障害対策機能を提供する「基本パッケージ」に加え、さまざまなデータベースやミドルウェアの高度な監視・復旧を可能にする「Recovery Kit(オプション)」、そして「データレプリケーション機能」で構成されています。これにより、クラウドからオンプレミスまで、利用環境に合わせて柔軟に高可用性システムを構築できます。

LifeKeeper CLIとAIOpsツールの連携イメージ

主な特長

1. AIOpsを見据えた運用と設定の自動化

「LifeKeeper v10.1」では、これからのAIOps時代に対応するため、運用と設定の自動化機能が強化されました。

  • コマンドラインインターフェース(CLI)対応(Windows版)
    Linux版と同様に、Windows版でもコマンドを使ってシステムを操作できるようになりました。これにより、多くのサーバーを管理する際の効率が上がり、人の操作ミスを減らせます。また、AIが理解しやすいデータ形式で情報を出力できるため、自動化システムとの連携がしやすくなります。

  • HULFT Recovery Kitの刷新(Windows版)
    データ連携ソフトウェア「HULFT」向けのRecovery Kitが新しくなりました。これにより、これまで必要だったスクリプトの書き換え作業が不要になり、画面やコマンドから直接設定やリソース作成ができるため、より早く、確実な導入が可能になります。

2. 対象OSおよびデータベース構成対応の拡大

新しいOSへの対応やクラウド環境向けの機能強化により、セキュリティを保ちながら、システムを導入する際の選択肢が増えました。

  • クラウド環境における柔軟性の向上(Linux版/Windows版)
    AWS(Amazon Web Services)の「Amazon EC2」と「Amazon Route53」向けのRecovery Kitが強化され、AWS環境でのより柔軟なクラスター構成が可能になります。

  • 多彩なデータベース構成への対応(Windows版)
    Windows版Oracle Recovery Kitの強化により、様々なデータベースの接続形態(構成)でのメンテナンスが簡単になります。

  • テクニカルプレビューでの「Ubuntu」対応(Linux版)
    クラウドからエンタープライズシステム、オープンソース系のデータベース運用まで幅広く使われている「Ubuntu」に、開発中の機能として対応しました。これにより、「Ubuntu」上で費用を抑えて高可用性システムを構築できるようになります。また、Linux OSに標準で搭載されている強力なセキュリティ機能「AppArmor」が有効な環境にも対応します。

3. 品質と堅牢性の向上

「LifeKeeper」およびデータレプリケーション製品「DataKeeper」の基盤となる部分が強化され、システム全体の信頼性がさらに向上しました。

  • ドライバーの安定化(Windows版)
    Windows版DataKeeperのドライバーの仕組みが強化され、より安定して動作するようになります。

  • コードベースの標準化(Linux版/Windows版)
    主要なRecovery Kitにおいて、これまでLinux版とWindows版で別々だったプログラムの設計図(コードベース)が統一されました。これにより、両OSにおけるソフトウェア全体の品質が向上し、管理の手間が軽減されます。

「LifeKeeper v10.1」の詳細は、以下のページで確認できます。
https://bccs.sios.jp/lifekeeper/lineup.html

「LifeKeeper」について

「LifeKeeper」は、世界中で9万ライセンス以上の導入実績を持つHAクラスター製品です。アプリケーションレベルでの可用性を確保できるほか、データレプリケーション製品「DataKeeper」と組み合わせることで、共有ストレージを使わずにクラウド上でシステムを冗長化し、システム全体の可用性を高めることができます。

詳細情報は、以下のページで確認できます。
https://bccs.sios.jp/lifekeeper/

サイオステクノロジーについて

サイオステクノロジーは、1997年の設立以来、オープンソースソフトウェアを社会で活用する先駆者として事業を展開してきました。サイオスグループの中核企業として、クラウドやAIなどの最新技術を活用したソフトウェア製品の開発・販売、および高度なシステムインテグレーションサービスの提供を通じて、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。

「世界中の人々のために、不可能を可能に。」をミッションステートメントに掲げ、AI時代の新たな価値創造をリードしています。

詳細情報は、以下のページで確認できます。
https://sios.jp/

お客様のお問い合わせ先

サイオステクノロジー株式会社
BC&CSサービスライン 担当:五十嵐、棗田
TEL:03-6859-8630
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