MSOL、「PROEVER®」に「AIワークフロー」を搭載しプロジェクト管理を効率化

株式会社マネジメントソリューションズ(MSOL)は、AIを活用したマネジメントプラットフォーム「PROEVER(プロエバー)」に、新しい機能「AIワークフロー」を追加しました。この機能は、プロジェクトマネージャーやPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の仕事をもっと効率的にし、品質を一定に保つことで、企業が計画を実行するのを助けます。2026年7月25日から提供が始まりました。

AIワークフローは、プロジェクト管理の仕事を「モジュール」という小さな単位に分け、それを組み合わせて業務の流れを作り、ワンクリックや数クリックで実行できる機能です。PROEVERは、これによってAIエージェントが活躍する時代のプロジェクト管理の土台となることを目指しています。

プロジェクトの複雑化と人材不足が課題に

最近の企業では、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、新しい基幹システムの導入、新規事業の立ち上げ、グローバル展開、そして生成AIの活用など、会社の経営に直接関わるプロジェクトがとても増え、内容も複雑になっています。しかし、プロジェクトを管理するPM(プロジェクトマネージャー)やPMOの人材が足りていません。このため、情報集めに時間がかかったり、確認の仕方がベテランに頼りきりになったり、問題やリスクに気づくのが遅れたりといった課題が生まれています。

MSOLは、これらの課題を「テクノロジーで解決すべきマネジメントの課題」と考えています。1,000名以上の専門家が持つプロジェクト管理の知識をPROEVERに取り入れることで、企業がプロジェクトを成功させる力を高めていくことを支援します。

AIワークフローとは

AIワークフローは、プロジェクト管理の仕事を「モジュール」と呼ばれる定型的な作業単位に分け、それらを組み合わせて作られたワークフローを実行できる仕組みです。これまでは、経験豊富なPMやPMOコンサルタントが経験に基づいて行っていたチェック、分析、レポート作成、論点整理といった業務をモジュール化することで、PROEVERがプロジェクト管理を強力にサポートします。

ワークフロービルダーの画面

主な機能と提供される価値

  • PMOの知識を反映したプリセットワークフロー: 期限切れのチケットや放置されているチケット、アサイン漏れなどの異常を自動で検知したり、担当者ごとの状況を整理したりする日常的なチェック業務を、あらかじめ用意されたワークフローとして提供します。これらは選ぶだけで実行できます。経験が少ないPMでも、一定の視点に基づいたチェックを活用できます。PMOコンサルタントの知識を反映させながら、順次、プリセットワークフローは増えていく予定です。

  • 画面を離れずに実行できるクイック実行: 作業中の画面から移動することなく、画面のヘッダーからワークフローをすぐに実行できます。ガントチャートやチケットの一覧を見ている時に気づいた点を、その場でチェックできるため、毎日の仕事に自然に取り入れられます。

  • 実行履歴による継続的なモニタリング: ワークフローの実行結果は記録として残り、過去の結果を後から確認できます。これにより、ワークフローの実行がその場限りの情報となるのではなく、状況の変化を把握したり、過去を振り返ったりするのに役立ちます。

  • AIによる状況の解釈・リスク指摘・論点抽出: AIモジュールが含まれるワークフローでは、単にデータを集計するだけでなく、プロジェクトの状況を要約したり、遅延のリスクを指摘したり、次に確認すべき重要な点を自然な言葉で示したりします。PMはデータを読み解く作業に時間を費やすことなく、本来の仕事である判断、調整、意思決定に集中できるようになります。

  • PMOの専門知識を組織の財産にするワークフロービルダー: GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)ベースのワークフロービルダーによって、PMOコンサルタントやユーザー自身がワークフローを作成し、共有できるようになる予定です。これまで個人の知識にとどまっていたPMOの判断プロセスやチェック方法を、組織の中で共有し、何度も使える知識として蓄積していくことができます。

ワークフロー実行結果画面

今後の展望

MSOLは、AIワークフローを活用することで、PROEVERをプロジェクトデータの見える化だけでなく、PMOの専門知識を活用できるAIプラットフォームへと進化させることを考えています。この取り組みの一環として、今後、MSOLが持つ知識を反映したAIワークフローをさらに増やしていくことを目指します。

また、将来的にはこれらのワークフローをAIエージェントが使う「スキル」として活用する可能性も視野に入れ、人とAIが協力してプロジェクトを進める新しいプロジェクト管理の実現に向けて検討を進めていくとのことです。

MSOLは、PROEVERを通じて、人とテクノロジーを組み合わせた新しいマネジメントの形を追求し、世界中のプロジェクト成功に貢献していくことを表明しています。

PROEVERロゴ

PROEVERの主な特長とAIエンジン

PROEVERには、以下の主な特徴があります。

  • AIワークフローによるプロジェクトマネジメント業務の定型化: 定型化することで、個人の経験に頼ることなく、質の高いプロジェクトマネジメント業務を行えるようになります。

  • 変化の見える化による意思決定の迅速化: 進捗やリスク、お互いの関係性の変化をすぐに捉え、判断のスピードを上げます。

  • PROEVER AIによる自律的な改善サイクル: 高度な分析を行い、「気づき・判断・改善」のプロセスを強力にサポートします。

  • プロジェクトデータの一元化と全体像の把握: ばらばらになった情報を一つにまとめ、リアルタイムで全体を見渡せる基盤を作ります。

  • グローバルな管理への対応: 多言語対応、厳しい権限管理、監査ログ、ISO準拠など、大規模な組織やグローバルな組織での利用に最適化されています。

意思決定を助けるPROEVERの3つのAIエンジンは以下の通りです。

  • AIレポーター: 複雑な状況に意味を与え、重要な点を整理し、レポート作成を自動で行います。

  • AIオーディター: 管理の視点から、リスクの兆候を細かく検知します。

  • AIトレーナー: PMの判断力を養い、実践を通じて継続的な成長を支援します。

PROEVERの詳しい情報については、以下のウェブサイトをご覧ください。

株式会社マネジメントソリューションズについて

株式会社マネジメントソリューションズは、マネジメントの専門会社として、数多くの実績から得たノウハウや知識を活かし、客観的な視点と柔軟な分析・処理能力を使い、経営層から現場まで、大小さまざまなプロジェクトの成功を支援しています。人とテクノロジーを組み合わせたマネジメントの社会的なプラットフォームとなり、組織の変革や価値創造、そして個人が自律的に成長することをビジョンとしています。

会社概要

  • 社名:株式会社マネジメントソリューションズ

  • 本社所在地:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー29F

  • 設立:2005年7月

  • 代表取締役会長兼社長:高橋 信也

  • 事業内容:プロジェクトマネジメント実行支援、マネジメントトレーニング、プロジェクトマネジメントソフトウェア「PROEVER®」

  • Webサイト:株式会社マネジメントソリューションズ

×