大田区、実証実験・実装促進事業(HOIP)継続企業3社が令和8年度の取り組みを開始
大田区が推進する「大田区実証実験・実装促進事業(HOIP)」において、令和7年度に採択され、令和8年度も継続企業として参加する3社が、実証実験と本格実装に向けた準備を始めました。
株式会社KAMAMESHI、株式会社ソフツー、株式会社東設土木コンサルタントの3社は、大田区の関係部局と協力しながら、令和9年度の本格的な社会実装を目指します。

大田区実証実験・実装促進事業(HOIP)とは
HOIPは、大田区が羽田イノベーションシティ内のPiO PARKを拠点に、「大田区SDGs未来都市計画」で掲げる「イノベーションモデル都市」の実現を目指す事業です。区民の生活の質を向上させ、SDGsの推進に貢献するため、地域が抱える課題を解決する先進的な技術やサービスを持つスタートアップ企業を支援します。
このプログラムは、単なる実証実験で終わらず、長期的な視点での社会実装を目標に、企業への多角的な支援を提供しています。
令和7年度の事例集は、以下のリンクから確認できます。
事例集(PDF:1,166KB)
継続企業3社の今年度の取り組み
株式会社KAMAMESHI

株式会社KAMAMESHIは、部品在庫や設備保全の情報をクラウド上で管理・共有できるプラットフォーム「Kamameshi」を提供しています。これは、現場の経験に頼りがちな管理をデータ化し、企業間で部品を融通し合うことで、大田区の製造業が抱える設備の老朽化や部品生産終了による操業停止のリスクを減らすことを目指しています。
マッチング部局との取り組み(産業経済部 産業経済課)
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昨年度の成果を活かし、新たな実証先企業の募集と選定活動を開始します。
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設備保全のデジタル化を進めるため、電気部品の現地調査を行い、生産終了状況や代替品の有無をリスト化します。
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調査結果を「Kamameshi」プラットフォームに取り込み、デジタル化による効率的な運用改善を実証します。
今後の展望
この取り組みを通じて、設備保全を単なるデジタル化だけでなく、火災リスクや従業員の安全確保といったBCP(事業継続計画)に直結する支援モデルとして確立することを目指します。このモデルを区内企業全体に広げ、地域全体の製造業の基盤を強くしていく計画です。
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会社概要
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代表取締役社長:小林 俊
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所在地:東京都大田区南六郷三丁目10番16号(六郷BASE内)
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Webサイト:https://kamameshi.com/
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株式会社ソフツー

株式会社ソフツーは、AI電話自動対応サービス「ミライAI」を活用し、行政窓口への問い合わせの一次受付、担当部署への取り次ぎ、折り返し受付などを自動化します。これにより、問い合わせ対応が長引くことや、閉庁時間帯のニーズへの対応、対応品質のばらつきといった行政の課題を解決します。
マッチング部局との取り組み(まちづくり推進部 建築審査課)
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問い合わせ専用の電話にAIを導入し、AIが音声で一次対応を行い、内容に応じて適切な係へ電話を転送する機能を実証します。
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大田区の特設サイト「まちマップおおた」などに関する問い合わせに対し、AIが音声で自動回答する仕組みを作ります。
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会話の録音や自動文字起こしデータの作成を行い、そのデータが後の業務効率化に役立つかを検証します。
今後の展望
昨年度の防災分野での検証で得られた行政特有の回答の難しさへの対策を進め、「一次受付→振り分け→回答範囲の拡張」と段階的にサービスを改良します。将来的には、庁内での誤った部署への電話の振り分けなど、他の用途への展開も視野に入れ、行政の信頼を守るAI実装モデルを確立することを目指します。
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会社概要
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代表取締役:鍾 勝雄
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所在地:東京都中央区築地1丁目13-14 NBF東銀座スクエア7F
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Webサイト:
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AI電話自動応答・取り次ぎサービス「ミライAI」:https://www.miraiai.jp/
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株式会社東設土木コンサルタント

株式会社東設土木コンサルタントは、最先端の画像計測技術とAIデータ解析を組み合わせることで、インフラの状態を効率的かつ正確に把握する技術を提供しています。これにより、従来の目視による点検で生じる作業負担、安全性の確保、定量的なデータ蓄積の難しさといった課題を解決し、点検作業の効率化と精度の高い長寿命化計画の作成を支援します。
マッチング部局との取り組み(都市基盤整備部 都市基盤管理課)
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昨年度に確認された損傷判定の高い一致率(91%)を基に、ひび割れの幅を推定する精度の向上や、過去データと比較して進行状況を確認できる「差分考慮AI(進行性確認AI)」の効果を検証します。
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浮体式撮影システムなどの新しい技術を使い、小水路にかかる溝橋(吹上橋、庵谷橋など)への適用を試みます。
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取り組みの成果を、展示会や学会での論文発表を通じて広く発信します。
今後の展望
点検支援技術を「試行」の段階から、自治体における「標準的な実装モデル」へと発展させることを目指します。これにより、人が「診断と対策の検討」という、より高度な判断業務に集中できる環境を作り、持続可能なインフラ管理を実現していく計画です。
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会社概要
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代表取締役社長:高瀬 正司
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所在地:東京都文京区本郷1-28-10
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Webサイト:https://www.tousetu.co.jp/
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