Saix AIマニュアル Studio発表:AIが社内マニュアル作成から社員教育までを一体化

株式会社Saixは、社内マニュアルに関するさまざまな課題を解決するため、法人向けSaaS「Saix AIマニュアル Studio」を発表しました。このサービスは、マニュアルの作成から共有、AIによる質問対応、社員教育、そして更新・改善までを一貫して行えるのが特徴です。2026年8月からは、先行導入企業の相談受付が始まります。

サービス提供の背景にある課題

多くの企業では、現場で働く人々が日々の業務に追われ、知識を文書として残す時間がなかなか取れません。そのため、仕事の進め方や判断基準が特定の人に集中し、「属人化」という問題が起こりがちです。新入社員の教育や担当者の引き継ぎのたびに、同じ説明を繰り返す必要が生じています。

また、既存のマニュアルがあっても、複数の場所に散らばっていたり、どれが最新版か分からなくなったり、必要な情報を見つけられなかったりする問題があります。マニュアルが読まれたか、理解されたかが分からないという課題も残っています。

Saixは、このような課題を解決するために、マニュアルを「作る」だけでなく、「見つける」「質問する」「学ぶ」「理解を確かめる」「改善する」までを一つの流れとして考える必要があると考え、「Saix AIマニュアル Studio」を開発しました。

属人化の課題をAIで解決するイメージ

「Saix AIマニュアル Studio」の主な機能

1. 業務動画や口頭説明からマニュアルの初稿をAIが作成

マニュアルにしたい業務の動画や画面録画、音声、既存の資料などをAIが分析し、作業の手順や判断基準、注意点、よくある例外などを整理して、マニュアルの初稿を作成します。担当者はゼロから文章を書くのではなく、AIが作った下書きを確認・修正する形でマニュアルを作成できます。

AIによるマニュアル初稿作成画面

2. マニュアルを一つの場所に集めて整理

作成したマニュアルは、カテゴリや部署、タグを使って整理し、社内で簡単に検索できる状態で共有できます。これにより、資料が複数に散らばったり、どれが最新版か分からなくなったりする事態を防ぎます。

マニュアルを本棚形式で集約する画面

3. 社内AI FAQが出典付きで回答

社員が知りたいことを自然な言葉で質問すると、閲覧権限のある社内マニュアルだけを参照してAIが回答します。回答には参照した資料が表示されるため、情報の元をすぐに確認できます。部署ごとのアクセス制限もAIの回答に反映されます。

AIヘルプデスクによる出典付き回答画面

4. 研修コースと理解度テストで知識の定着を支援

マニュアルを研修コースに組み込み、社員一人ひとりに次に読むべき資料を提示します。理解度テストは、例えば80%以上の正解率で合格しないと次のステップに進めないように設定できます。成果物の提出やレビュー、1対1の面談記録にもつなげることが可能です。

研修コースと理解度チェックの画面

5. 質問や学習の記録を改善に活用

AIへの質問内容や社員の学習状況はダッシュボードで確認できます。質問が集中している分野は、社員が特に困っている場所を示唆します。この情報を元に、マニュアルを追加したり修正したりする際の優先順位を判断し、継続的な改善につなげます。

Saix社内での運用実績

Saixでは、2026年7月21日時点で72本の社内マニュアルを運用しており、そのうち21本には合計118問の理解度テストが設けられています。5つの部署区分に応じて閲覧範囲を制御し、必修ステップで2回以上不合格になった社員は、要フォロー対象として管理画面に表示される仕組みを利用しています。これは、マニュアルの閲覧数だけでなく、「どこで理解が止まっているか」を把握し、人がサポートすべき場面を見つけるために活用されています。

Saix社内での育成ダッシュボード画面

※上記の運用状況は株式会社Saix社内でのものであり、導入企業の成果や効果を示すものではありません。

想定される利用場面

「Saix AIマニュアル Studio」は、以下のような場面での活用が期待されます。

  • 新入社員、異動者、業務委託メンバーの入社・着任時の研修

  • 製造現場での熟練者の技術や判断基準の継承

  • 多店舗展開する企業における接客、発注、清掃、開店・閉店業務の標準化

  • 介護、物流、宿泊、飲食など、シフト制で働く現場での教育

  • 営業、カスタマーサポート、バックオフィスの引き継ぎ

  • 士業事務所やクリニックなど、特定の資格を持つ人に集中する知識の共有

  • 社内制度や申請方法に関する問い合わせへのAI FAQ化

先行導入について

先行導入を希望する企業には、対象となる業務や利用部門、既存資料、必要なアクセス制限などを詳しくヒアリングし、それぞれの企業に合わせた利用環境を設計します。対象業務の選定から初期マニュアルの作成、社内公開、研修コースへの組み込み、運用開始後の改善まで、全面的にサポートします。

先行導入のご相談はこちらから受け付けています。ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

AIマニュアル研究所

Saixは、AIマニュアルに関する専門メディア「AIマニュアル研究所」も運営しています。ここでは、AIマニュアルのツール選びや作り方、業種別のテンプレート、教育・定着方法、社内FAQの構築など、幅広い情報が発信されています。

自社でマニュアル整備を進めたい企業向けに、AI社内マニュアルの導入・定着ガイドや業種別テンプレート、AIマニュアル作成プロンプト、AI社内FAQ構築ガイドなどの無料資料も公開されています。

AIマニュアル研究所のウェブサイト画面

今後の展開

先行導入企業から得られた意見を元に、業種別のテンプレートや既存のストレージサービスとの連携、利用状況に応じた改善支援をさらに充実させていく予定です。AIに回答させることだけを目的とせず、社員の質問が組織の知識として蓄積され、それが次の教育やマニュアルの改善につながる仕組みを追求していきます。

Saixは、「AIで『やらされ仕事』をなくし、人の才能を引き出して大きく伸ばす」という目標のもと、企業の経営課題を解決するための仕組み作りをサポートしています。

株式会社Saixについて

株式会社Saixは、AIを活用して企業の経営課題解決を支援する経営パートナーです。AI経営戦略コンサルティング、全社員向けのAI研修、業務へのAI導入を一体的に提供しています。東証プライム上場企業を含む100社以上のAI導入や経営変革を支援した実績があります。

  • 会社名:株式会社Saix

  • 代表者:代表取締役 杉田 海地

  • 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目12番4号 N&E BLD.6F

  • コーポレートサイト:https://saix.co.jp/

  • お問い合わせ:https://saix.co.jp/contact/

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