アトラックラボ、軽量で修理しやすいセルロースファイバー製ドローンと専用制御ボードを開発
株式会社アトラックラボは、軽量で生産性が高く、修理しやすいセルロースファイバー製のドローンを開発しました。このドローンは、専用のフライト制御ボードも同時に開発されており、機体、制御、AIを一体で最適化した次世代のドローンプラットフォームとして展開されます。

開発の背景
産業用ドローンは、インフラ点検や測量、物流、災害対応など、さまざまな分野で利用が広がっています。しかし、多くのドローンはカーボン素材を使っているため、作るのが複雑で、修理や部品交換に時間と費用がかかるという課題がありました。アトラックラボは、こうした課題を解決し、「現場で本当に使えるドローン」を目指して、新しい機体構造の研究を進めてきました。
セルロースファイバー製ドローンの特徴
今回開発されたセルロースファイバー製ドローンは、以下の特徴を持っています。
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軽量設計
軽いセルロースファイバーを使うことで、機体全体の重さを減らし、ドローンの飛行性能や持ち運びやすさを高めています。 -
高い耐衝撃性
セルロースファイバーの特性を活かし、飛行中の接触や着陸時の衝撃に強い構造になっています。厳しい現場環境でも安定して使えるように設計されています。 -
高い生産性
部品の構成や製造方法を見直すことで、効率よく作ることができ、大量生産にも対応しやすい構造を実現しています。 -
修理しやすい構造
機体がいくつかの部分(モジュール)に分かれているため、傷ついた部分だけを交換できます。これにより、修理にかかる時間を短くし、ドローンが使えない期間を減らして、運用にかかる費用を抑えることができます。 -
専用フライト制御ボードを開発
セルロースファイバー製ドローン専用のフライト制御ボードも開発されました。機体の設計と電子回路を一緒に最適化することで、小型化、軽量化、省電力化を実現し、様々なセンサーや通信機器と柔軟に連携できるようになっています。
フィジカルAIとの融合
アトラックラボは、ドローンだけでなく、UGV(無人車両)やUSV(無人船舶)といった無人移動体にAI(人工知能)を搭載する「フィジカルAI」の開発も進めています。今回開発されたドローンにも、自律飛行技術、AI画像認識、LiDAR、ROS 2などの最新技術が組み合わされており、現場で安心して使える高性能なロボットシステムとして機能します。
今後の展開
今後は、このドローンの実証実験や導入を進め、インフラ点検、物流、防災、農業、災害対応など、様々な分野での活用を目指します。また、セルロースファイバー製機体と専用フライト制御ボードを組み合わせた独自のドローンプラットフォームをさらに発展させ、用途に合わせたカスタマイズや他のロボットとの連携も進められる予定です。
アトラックラボは、ドローンに加えてUGVやUSVを含むフィジカルAIソリューションを通じて、人手不足や危険な作業といった社会の課題解決に貢献していくとしています。
株式会社アトラックラボについて
株式会社アトラックラボは、「危険な仕事、不快な仕事を、ロボットとAIの手に。」をコンセプトに、ドローン、UGV(無人車両)、USV(無人船舶)などの無人移動体にAIを搭載するフィジカルAIソリューションを提供しています。機体設計から電子回路設計、制御ソフトウェア開発、AI開発、ROS 2開発、クラウドシステム構築、概念実証(PoC)、そして現場への導入までを一貫してサポートし、インフラ、物流、防災、農業など幅広い分野の課題解決を支援しています。

