ダイナミックマッププラットフォーム、ドローン測量実績のあるリカノスを子会社化し測量ネットワークを強化
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社は、UAV(無人航空機)を活用した測量で早期から実績を持つ株式会社リカノスを完全子会社化したことを発表しました。この動きは、測量業界の構造的な課題解決と、日本のデジタルインフラ整備を支える測量ネットワークを築くためのM&A戦略の第2弾となります。

M&Aの背景と目的
ダイナミックマッププラットフォームグループは、2025年より「Modeling the Earth」というビジョンの実現を目指し、測量業界のM&Aを積極的に進めています。これは、業界再編の遅れ、後継者不足、技術革新への対応といった測量業界の課題を解決するためです。今回のリカノスの子会社化は、富山県の日本海測量設計株式会社に続く戦略的M&Aの第2号案件となります。
リカノスの技術とM&Aの意義
リカノスは、ドローン測量を事業の中心とし、UAVを活用した測量や点群取得システムの開発に取り組んできました。インフラ点検、災害対応、公共事業など多岐にわたる分野での実績があり、2025年1月に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故での対応経験も持っています。
このM&Aにより、リカノスの持つ技術や現場対応の知識がグループに取り込まれ、全国的なデジタルインフラ整備の推進と事業拡大が加速することが期待されます。また、リカノスが培ってきたドローン測量技術や現場対応力は、災害対応やインフラ維持管理の質の向上にも貢献するでしょう。なお、今回の株式取得にかかる費用は、山形銀行からの借入で調達されています。
新体制と今後の展望
今回の株式取得に伴い、リカノス代表取締役の平慶幸氏は代表を退任し、ダイナミックマッププラットフォームの技術アドバイザーに就任しました。平氏がこれまでに培ってきたドローン測量や空間計測の知識は、ダイナミックマッププラットフォームグループの技術力強化と事業価値向上に役立てられます。
各社のコメント

ダイナミックマッププラットフォームの代表取締役社長CEO 吉村修一氏は、「ドローン測量の草分け的存在であるリカノスをグループに迎えられたことを大変光栄に思う。同社が培ってきた現場技術と顧客基盤は、グループにとって新たな領域を切り拓く力になると確信している」と述べています。
リカノスの平慶幸氏は、「これまでのドローン測量やBIM/CIMの現場技術と知識を、ダイナミックマッププラットフォームグループの全国的なデジタルインフラ整備に活かせることを心強く感じている。今後は技術アドバイザーとして、グループの一員としてお客様や業界に貢献していきたい」と語っています。
ダイナミックマッププラットフォームグループは今後も「Modeling the Earth」のビジョンのもと、測量業界のネットワーク化を進め、デジタル技術を活用した社会インフラの整備・維持・高度化に貢献していく方針です。
【参考情報】
ダイナミックマッププラットフォームの測量ネットワーク構築に向けた戦略的M&Aの第1号案件については、以下のニュースリリースを参照してください。
株式会社リカノスについて
-
設立: 2006年12月
-
本社: 山形県山形市十日町一丁目1番34号 リアライズ山形駅前通ビル702号室
-
代表者: 代表取締役 川端 出
-
事業内容: 土木・建築分野におけるBIM・CIM関連業務/飛行体(UAV等)による写真測量及び解析/地上型レーザー計測/1級土木施工管理技士派遣、CIM技術者派遣
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社について
-
設立: 2016年6月
-
本社: 東京都渋谷区
-
代表者: 吉村 修一
-
事業内容: 自動運転・ADASをはじめ多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供


