道路附属物点検を大幅に効率化!クラウドシステム「SLIM for xROAD」が7月20日提供開始

道路附属物点検を大幅に効率化!クラウドシステム「SLIM for xROAD」が7月20日提供開始

株式会社フレックスデザインは、道路標識や道路照明灯などの「道路附属物」の点検作業を大きく変えるクラウドシステム「SLIM for xROAD(スリム フォー クロスロード)」を、2026年7月20日から提供開始します。このシステムは、点検の記録から、国土交通省の道路データプラットフォーム「xROAD」への登録までをスムーズに行うことができ、事務所での作業時間を最大で87%も短くする(参考試算)ことが期待されています。

SLIM for xROADの点検記録入力画面

「SLIM for xROAD」の詳しい情報は、以下の特設ページで確認できます。
https://www.frex-design.co.jp/slim-saas/

開発の背景にある点検業務の課題

国土交通省は、道路標識や照明施設などの道路附属物について、定期的な点検を義務付けています。しかし、これまでの点検業務では、紙やExcelで記録した内容を、事務所で一つずつ手作業でパソコンに入力し直し、さらにxROADに登録するという、多くの手間がかかる作業がありました。

また、点検で撮影した写真の名前を変えたり、大きさを変えたり、矢印を書き込んだり、地図を作成したりといった細かい作業も、すべて手作業で行われていました。このため、専門の技術者が本来の点検や診断という重要な業務に集中しにくい状況が続いていました。「SLIM for xROAD」は、これらの事務所での作業をシステムがまとめて処理することで、技術者が現場での点検や診断に集中できる環境を目指して開発されました。

「SLIM for xROAD」の主な機能と特長

このシステムには、点検業務を効率化するための便利な機能が多数搭載されています。

1. xROADに合わせたCSVデータを自動で作成
全国の道路施設点検データベース「xROAD」に登録するためのデータ形式に沿ったCSVファイルを、システムが自動で作ります。これにより、手入力による間違いや登録漏れを大きく減らすことができます。

2. 点検の基準に沿って診断結果を自動で判断
国土交通省が定めている附属物点検要領(令和6年9月)の診断基準がシステムに組み込まれています。過去の損傷データと合わせて、点検結果を「Ⅰ〜Ⅳ」の4段階で自動的に判断するため、人による判断のばらつきがなくなります。

3. 位置図を自動で作成(国土地理院と連携)
点検対象の緯度と経度から、国土地理院の地図を自動で取得し、赤丸で場所を示した位置図の画像を自動で作成します。これにより、地図を印刷したりスキャンしたりする手間が不要になります。

点検記録入力・編集画面
点検記録入力・編集画面

損傷評価画面
損傷評価画面

写真管理画面
写真管理画面

損傷写真に方向ラベルを追加する画面
損傷写真に方向ラベルを追加する画面

自動生成される位置図の例
自動生成される位置図の例

4. 損傷写真に方向ラベルや矢印を自動で描画
損傷した部分の写真に、起点や終点を示す文字と矢印をシステムが自動で書き込みます。これまでは画像編集ソフトで一枚ずつ手作業で行っていた作業が不要になります。

5. 写真のファイル名を自動で変更し、xROADのルールに合わせる
xROADに登録するためのルールに沿ったファイル名に自動で変換し、必要な処理も自動で行います。写真のファイル名を一つずつ手作業で変更する手間がなくなります。

6. 現場でスマートフォンから入力可能(アプリ不要)
専用のアプリをインストールする必要がなく、ウェブブラウザからパソコン、タブレット、スマートフォンで同じシステムを使うことができます。現場で直接入力したデータは、リアルタイムでクラウドに保存されます。

導入による大きな効果(参考試算)

「SLIM for xROAD」を導入することで、以下のような効果が期待されます。

作業日数短縮とコスト削減の参考試算
作業日数短縮とコスト削減の参考試算

  • 合計作業日数(100基の場合):

    • 従来: 約40日

    • 「SLIM for xROAD」導入後: 約5日(約87%の短縮)

  • 人件費とシステム費の合計(100基の場合):

    • 従来: 約1,700,000円

    • 「SLIM for xROAD」導入後: 約1,062,500円(約37%のコスト削減)

  • 1基あたりの単価:

    • 従来: 約17,000円

    • 「SLIM for xROAD」導入後: 約10,625円

これらの数字はあくまで参考試算であり、2026年度に実施される実証業務(200基規模)が完了した後に、より正確な実測値に更新される予定です。

提供概要と料金

「SLIM for xROAD」はクラウド型SaaS(レンタル方式)として提供されます。

「SLIM for xROAD」の料金体系
「SLIM for xROAD」の料金体系

  • 初期設定費: 80,000円(税別、初回のみ)

    • 業務や施設のマスタ設定、初期導入サポートを含みます。
  • システム使用料: 8,500円/基(税別)

    • 施設1基あたりの利用料で、点検調書やCSV出力を含みます。
  • 年間データ保守料: 50,000円/年(税別)

    • データ保守、システム維持、サポート対応を含みます。

詳しい内容や適用条件については、個別の相談が可能です。

事前受付のご案内

2026年7月20日の正式リリースに先立ち、現在、以下の受付が行われています。

  • 導入に関する相談や問い合わせ

  • デモの依頼

  • 申し込み

特設ページ(https://www.frex-design.co.jp/slim-saas/)のお問い合わせフォームから連絡できます。

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