設備保全クラウド『EMLink』にデジタルツイン「コネクト機能」が全プランで利用可能に

設備保全クラウド『EMLink』にデジタルツイン「コネクト機能」が標準搭載

工場やインフラの設備保全を支援するクラウドサービス『EMLink』に、新しいデジタルツイン機能「コネクト」が全ての利用プランで標準搭載されました。この機能は、P&ID(配管計装図)やレイアウト図、現場写真の上に「設備タグ」を配置し、工場やインフラのデータを2D図面で視覚的にまとめるものです。図面から設備台帳、計画情報、ワークフローへワンクリックでアクセスできるようになります。

コネクト機能とは

EMLinkコネクト機能は、EMLinkに新しく加わったデジタルツイン機能です。工場やプラントの現場で使われているP&ID、レイアウト図、写真などのファイル上に「設備タグ」をピン留めします。これにより、EMLinkの設備台帳、勧告、コスト、ワークフローなどの情報と紐付けられ、図面上で設備の状態を分かりやすく見ることができます。

EMLinkデジタルツイン機能

コネクト機能が解決する課題

設備保全の現場では、長い間、次のような困りごとがありました。EMLinkコネクトは、EMLinkのさまざまな機能を連携させることで、これらの課題を解決します。

図面と設備情報の連携不足

これまでは、P&IDやレイアウト図を見ながら、別の画面で設備台帳を開いて設備IDを手作業で検索する、という二重の作業が発生していました。複数の設備を確認するたびに図面と台帳を行き来する必要があり、作業の効率を下げる原因となっていました。

コネクト機能では、P&IDやレイアウト図上の設備タグをクリックするだけで、設備の基本的な情報、期限切れの計画作業、まだ承認されていないワークフローなどの関連情報が表示されます。図面を離れることなく、必要な設備情報に効率よくアクセスできます。

現場の知識や空間情報の属人化

「この配置図のここにあるのはP-101Aで、修理は製造部門が担当している」「この写真の左側のポンプはD-201で、振動に気をつけなければならない」といった現場の詳しい知識が、ベテラン担当者の頭の中にだけある、という状況がありました。担当者の異動や退職によって、これらの貴重な知識が失われるリスクを抱えていました。

コネクト機能を使うと、ベテラン担当者の「どの図面のどの位置にどの設備があるか」という知識を、設備タグとして図面上に記録できます。これにより、新人や異動してきた社員も図面を開くだけで設備の配置と関連情報を把握でき、OJT(職場内訓練)や技術の伝承がスムーズに進むでしょう。

部門間の情報共有と共通認識の形成

保全部門、運転部門、設計部門それぞれが、異なる方法で図面情報を管理していたため、同じ設備に対する認識のずれが発生することがありました。

コネクト機能では、同じ図面ビューアと設備タグを通じて、部門間で同じ情報を参照できます。これにより、設備の位置、状態、対応状況について、部門間で共通の認識を持ちやすくなります。

対応ファイル形式

現在、以下のファイル形式に対応しています。

  • ドキュメント: PDF

  • 画像: JPEG、PNG、GIF、BMP、WebP

  • 2D-CAD:SVG、DXF

数ヶ月以内には、3Dモデル(glTF、Colladaなどの交換ファイル形式)への対応も予定されています。CADソフトのライセンスを持っていない現場担当者でも、ウェブブラウザだけで2D図面や3Dモデルを閲覧し、設備タグを配置したり確認したりできるようになるでしょう。

「Factory Innovation Week 大阪 2026」で実機デモを実施

本機能の実機デモは、2026年5月13日(水)から15日(金)にインテックス大阪で開催される「Factory Innovation Week 大阪 2026」にてご覧いただけます。事前の来場登録は以下の公式サイトから無料で受け付けています。

会社情報

会社名: 株式会社設備保全総合研究所
設立: 2022年9月
代表者: 代表取締役CEO 相原章吾
本社: 東京都目黒区目黒本町3丁目18-16
事業内容: 工場・インフラ向けアセットマネジメントシステム「EMLink」の開発・販売および関連コンサルティング
Website: https://em-labo.co.jp/
主要株主: 株式会社マイスターエンジニアリング、DNX Ventures、Delight Ventures

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