法務省認定の日本語オンラインテスト「JOT」が全国100拠点以上の会場で受検可能に

2027年4月に「育成就労制度」が導入される予定で、日本で働く外国人材の日本語能力を証明する機会が増えています。
一般社団法人グローバル共生社会推進機構(GISPA)は、法務省が認めた日本語オンラインテスト「JOT」が、2027年7月から全国100箇所以上あるピアソン・ビュー(Pearson VUE)認定試験会場で受けられるようになると発表しました。これにより、日本中のどこからでも試験を受けやすくなり、とても便利になります。
JOTは、顔認証を使ったオンライン試験(CBT)と、早く結果がわかるという特徴があります。この仕組みを使って、日本への留学や就職を考えている人、日本語学校に入りたい学生、すでに「技術・人文知識・国際業務」のビザを持っている人、そして「特定技能」で日本に住んでいる外国人の方々のキャリアアップを素早くサポートしていきます。
※特定技能の在留資格を申請するために必要な日本語能力試験としての認定は、現在申請中です。
ピアソン・プロフェッショナル・アセスメントとの連携で、全国どこでも受検可能に

これまでJOTは、主に日本国内外の提携している教育機関を通じて行われていました。しかし今後は、日本全国に100箇所以上あるピアソン・ビュー認定試験会場でも受けられるようになります。これにより、試験を受ける人は、自分の家の近くの会場を選び、都合の良い時間に試験を受けることができるため、会場へのアクセスがとても便利になります。
高等教育への進学や就職を早める「JOT」の3つの特徴
JOTは、外国人材のために作られた、法務省が認めるオンラインの日本語テストです。すべてコンピュータを使って行う試験(CBT)なので、これまでの試験で課題だった「機会の少なさ」「結果がわかるまでの時間」「公平性」という3つの点を改善しています。進学や就職を目指す日本語学習者から、特定技能や育成就労制度を利用する外国人労働者まで、様々な外国人材に広く使ってもらえます。
特徴1:いつでも受けられる柔軟なスケジュール
従来の試験は年に2回しか行われず、もし不合格になると、次の試験まで半年以上待つ必要がありました。JOTは、これまでの試験方法に加え、ピアソン・ビューの強みである「オンデマンド(いつでも好きな時に)試験」の機会を提供することで、試験を受ける人の便利さをさらに高めます。これにより、試験を受ける人は自分の学業や就職の計画に合わせて、柔軟に試験のスケジュールを組むことができ、キャリアのチャンスを逃すことがありません。
特徴2:スマートフォンなどで「約1週間」で結果を確認
従来の試験では結果がわかるまでに約2ヶ月かかっていましたが、JOTでは試験を受けてから約1週間で、登録した「マイページ」から合否と点数を確認できます。そのため、すぐに次のステップに進むことができます。また、QRコードを使って成績証明書が本物か確認できる機能(偽造防止)も備わっており、進学や就職の手続きを素早く進めることができます。
特徴3:AIを使った本人確認で厳正な評価
日本語能力の証明は、ビザの申請や就職活動など、正式な場面で必要とされるため、試験の公平性はとても大切です。JOTは、試験を受けるすべての人にAIを使った本人確認を義務付けており、試験を受ける人、企業、行政機関のすべてが信頼できる、安全な試験環境を作っています。さらに、法務省の認定(A1/A2レベル以上)を受けているため、留学ビザや就労ビザの証明書として正式に使うことができます。
なぜ今、新しいテスト「JOT」が必要なのか?

地域による教育の差をなくし、学習をサポートするために、GISPAは、自分で学習できるアプリ「jElearning」と、プロの先生によるオンライン授業、そして学習の成果を確かめる「JOT」を組み合わせた、包括的な教育プログラムを提供しています。

特定技能や育成就労制度に参加する人など、日本全国で活躍する外国人材が、住む場所に関わらず学習でき、近くのピアソン・ビュー認定試験会場で自分の能力を証明できる環境は、彼らが日本社会に長く定着するための大きな助けとなるでしょう。
一般社団法人 グローバル共生社会推進機構(GISPA)について
GISPAは、外国人材が言葉の壁を乗り越え、日本社会で生き生きと活躍できるような環境を作ることを目指しています。日本語eラーニングプラットフォーム「jElearning」、プロの先生によるオンライン授業、そして能力を証明するテスト「JOT」という総合的な教育プログラムを通じて、日本語教育、就職、定着支援まで、一貫したサポートを提供しています。
GISPAの代表理事である中野耕治氏は、「いつでも自分の実力を証明できる環境が整うことは、外国人材と彼らの夢との距離を縮めるための大きな一歩です。JOTを広く普及させることで、雇用機会を増やし、地域社会への定着を促し、最終的には国籍に関わらず人々が互いに支え合い、高め合う豊かな社会の実現を目指します」とコメントしています。
ピアソン・プロフェッショナル・アセスメントのオーストラリア・東南アジア担当副社長であるクレイグ・マクファレン氏は、「留学や就職のために自分のスキルを証明しようとする人が増える中、質の高い評価を受けられる機会はますます重要になっています。日本全国の試験センターネットワークを通じて、GISPAによる日本語オンラインテスト「JOT」の普及を支援し、一貫性があり安全な試験体験を維持しながら、受検者の皆様にさらなる柔軟性を提供できることを嬉しく思います」と述べています。
関連情報
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一般社団法人グローバル共生社会推進機構(GISPA): https://gispa.jp
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JOT(Japanese Online Test): https://jot.gispa.jp/


