ハンディLiDAR「mapry LA01-2」が国交省の出来形管理要件をクリア、建設現場の効率化に貢献

mapry LA01-2が国交省の出来形管理要件をクリア

株式会社マプリィは、ハンディLiDAR「mapry LA01-2」(以下、LA01-2)を使った複数固定計測で、座標精度が水平8mm、高さ2mm以内という高い精度を達成したことを発表しました。

この精度は、国土交通省が定める「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)」の中の「多点計測技術(地上型レーザースキャナー:TLSなど)」の基準を満たしています。これにより、LA01-2は土木工事、道路の付属物、擁壁といった幅広い工事の出来形管理に使えることが確認されました。

屋外で3Dスキャナー「mapryLA01-2」を使って多点計測作業を行う様子

従来の課題とLA01-2の解決策

これまで、土木やインフラ工事の出来形管理では、巻尺などを使った直接的な計測が一般的でした。この方法は多くの時間と手間がかかることが課題でした。遠くから3Dデータを取得できる据え置き型の3Dレーザースキャナ(TLS)は便利なツールですが、機器が高価なため、全ての現場に導入するのは難しい状況でした。

LA01-2は、このような課題に対し、より手軽に高精度な3D計測を可能にする選択肢として注目されています。

達成された高精度な計測結果

LA01-2を使った複数固定計測(既知の3点を利用)を行い、取得した点群データを「mapry Windows版」で分析した結果、以下の精度が確認されました。

  • 水平方向(絶対誤差)RMS:8mm

  • 高さ方向(絶対誤差):2mm以下

  • 点群誤差(相対誤差):8mm

屋外でヘルメットを着用した作業員がスマートフォンを操作し、測量機器を使って建物の設備を点検している

国土交通省の要領では、コンクリート構造物など(規格値30mm以上の場合)の出来形計測において「±10mm以内」の測定精度が求められています。LA01-2の検証結果は、水平・高さともにこの基準をクリアしているため、これらの工事での利用が可能となります。

夜の伝統的な日本家屋が点群データで描かれた画像

LA01-2の活用が期待される場面

LA01-2を使った複数固定計測は、様々な工事の出来形管理で役立ちます。

コンクリート構造物・基礎工全般(要求精度 ±10mm以内)

  • 擁壁工(場所打ち・プレキャスト)

  • 付帯構造物(ブロック積・護岸)

  • 橋脚・橋台

  • コンクリート堰堤(砂防ダム)

  • 場所打ち杭工など

左側にはパターン化されたコンクリートの擁壁と排水溝があり、右側には大きな橋の下を曲がりくねった道路が通っています

土工全般・法面工(要求精度 ±50mm以内)

  • 掘削

  • 盛土

  • 法枠工

  • 法面工など

建設現場でショベルカーとロードローラーが稼働する土木工事現場の様子

LA01-2導入によるメリット

LA01-2を現場に導入することで、コストや作業効率の面で、以下のような効果が見込まれます。

  • コストパフォーマンス: 高価なTLSに比べて、導入にかかる費用を大きく抑えられます。

  • ハイブリッド計測: 現場の状況に合わせて、「固定計測」と「歩行計測」を柔軟に使い分けられます。

  • 内業から成果品作成まで対応: 「mapry Windows版」や「mapry GIS」と連携することで、国土交通省の要領に沿った3Dデータ作成から調書作成まで、一連の作業をスムーズに行えます。

LA01-2の詳しい情報や性能については、以下の製品ページをご覧ください。
https://service.mapry.co.jp/LA01-model2/

お申込み・お問い合わせ

ご利用のお申込みやご質問は、下記よりお問い合わせください。
https://mapry.co.jp/contact/

株式会社マプリィについて

マプリィは、測量、林業、防災、農業、建設といった分野で活動する方々をサポートするサービスを提供しています。これまで費用負担や操作の難しさから導入が難しかった3次元データの取得、分析、活用を、誰もが簡単に行えるような解決策を提供しています。

会社HP:https://mapry.co.jp/

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