霞ヶ関キャピタルがAIインフラを支えるデータセンター開発の第一号プロジェクトを始動

霞ヶ関キャピタル株式会社は、2026年8月28日に、データセンター(AIインフラ)開発における第一号プロジェクトを始動したことを発表しました。

同社は、2026年2月にデータセンター事業推進室を新設し、デジタルインフラ分野での投資機会の創出に取り組んできました。今回、神奈川県座間市の開発用地を取得し、この用地を組み入れたファンドへ売却しました。同社はこのファンドからアセットマネジメント業務を受託する予定です。

データセンター開発の背景

近年、生成AIの普及やクラウドサービスの拡大、企業活動のデジタル化が進み、データ処理量や計算需要が急速に増えています。データセンターは、AI時代の社会や企業活動を支える重要なデジタルインフラとして、その役割が大きくなっています。

データセンターの開発には、大規模な電力の確保、通信ネットワークへの接続、災害リスクを考慮した場所選び、高度な設備設計、そしてテナントのニーズに合わせた運営の知識など、特別な専門性が求められます。特に広域東京圏では、データセンターの需要が高まる一方で、必要な電力を確保できる新しい開発用地が少なくなっています。

霞ヶ関キャピタルは、これまで培ってきた用地取得、不動産開発、ファンド組成、アセットマネジメントの経験を活かせる新しい分野として、データセンター開発事業への参入を検討し、適切な用地を探してきました。今回のプロジェクトで開発される神奈川県座間市の用地は、42MW規模の特別高圧受電に関する電気使用申込契約がすでに結ばれており、今後の手続きを経て、電力供給が厳しい広域東京圏で大規模な電力を確保できる、貴重な開発用地です。

プロジェクトの概要とパートナーシップ

このプロジェクトを進めるにあたり、霞ヶ関キャピタルは、データセンターの開発・保有・運営に詳しいSCゼウス・データセンター株式会社と連携しています。同社の専門知識を活用し、電力確保、施設仕様、運営体制、テナントのニーズなどを考慮した事業検討を進めています。将来的なAI処理の高度化を見据え、高密度ラックや液冷方式への対応も視野に入れた施設設計が具体化されています。

座間データセンタープロジェクト概要

SCゼウス・データセンターは、シンガポールに本社を置くSC Zeus Data Centers Pte. Ltd.の日本法人です。同社グループは、ハイパースケーラーやクラウド事業者、AIインフラ事業者、企業などを対象に、AIワークロードにも対応する次世代データセンターの開発・保有・運営を行っています。大阪市内の70MW規模の大型データセンター開発プロジェクトをはじめ、国内外で複数のデータセンター開発プロジェクトを進めています。

今後の見通し

今回発表された開発用地の売却については、2026年8月期の連結業績予想にすでに含まれています。売上は、売却の決済が完了した時点で計上されます。

霞ヶ関キャピタルは、今回のプロジェクトをデータセンター開発の第一号案件と位置づけ、今後も専門性を持つ事業パートナーとの連携を強化しながら、開発用地の発掘、ファンド組成、アセットマネジメント業務の受託を通じてデータセンター事業を進めていくとしています。これにより、既存事業に続く新しい成長の柱としてデータセンター事業を育て、拡大するAIインフラ需要を取り込んでいくことを目指しています。

会社情報

  • 会社名: 霞ヶ関キャピタル株式会社

  • 設立: 2011年9月

  • 代表: 代表取締役社長CEO 河本 幸士郎

  • 本社: 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目2番1号 霞が関コモンゲート西館 28階

  • 公式サイト: https://kasumigaseki.co.jp/

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