ハンディ型3Dレーザースキャナ「NavVis CLX」登場!小型・軽量で現場の3Dスキャンがもっと手軽に
構造計画研究所は、ドイツのNavVis社が開発したハンディ型3Dレーザースキャナ「NavVis CLX」(ナビビズ シーエルエックス)の国内販売を2026年9月8日より開始しました。
この製品は、NavVis社が持つ高い技術と使いやすいワークフローを受け継ぎつつ、本体を非常に小型で軽量にしたエントリーモデルです。初期導入費用は298万円(税抜)からとなっており、高品質な3Dデータをこれまで以上に多くの現場で活用し、日々の業務を効率化することを目指しています。

製品の主な特徴
1. 圧倒的な小型軽量化で計測範囲が広がる
本体の重さは約1.8kgと非常に軽量です。人間工学に基づいた設計で持ち運びやすく、専用のアタッチメントを使えば、天井裏や狭い場所、手の届きにくい場所など、これまで測りにくかった場所も簡単にスキャンできます。付属のハーネスを使えば、長時間作業しても疲れにくい工夫がされています。


2. 高品質な3Dスキャン性能
2つのLiDARセンサーと3つの12MPカメラを搭載しており、最大8mmという高い精度で、色付きの点群データとパノラマ画像を同時に取得できます。これにより、現場の状況記録や計測、LOD 200のモデリング(建物の情報モデル作成)など、さまざまな場面で役立つ信頼性の高い3Dデータが手に入ります。本体の画面で計測範囲をリアルタイムに2Dと3Dで確認できるため、測り忘れによる再訪問や再計測のリスクを減らすことができます。


3. スキャンからデータ活用までの一貫したワークフロー
NavVis CLXで取得したデータは、クラウドサービス「NavVis IVION Processing」で処理され、Webビューワー「NavVis IVION」で簡単に閲覧、計測、共有が可能です。点群データの処理はデータ量無制限の年間定額プランで利用できるため、容量を気にせずに日常的に3D計測を行えます。
データはE57ファイルやオルソ画像として出力し、CADソフトで利用できるほか、「NavVis IVION」と「Autodesk Revit」を連携させることで、Revit上で点群データを活用することもできます。計測から処理、共有、成果物の作成まで、一連の流れで業務を効率化します。

これまで費用や運用の難しさから導入をためらっていた企業や現場でも、NavVisの高品質なワークフローをスムーズに導入・展開できるでしょう。
4. 3Dガウシアンスプラッティング(3DGS)に対応予定
今後、現行機種「NavVis MLX」でも提供されている3Dガウシアンスプラッティング(3DGS)に対応する予定です。これにより、よりリアルで直感的な3D空間表現が可能になります。
販売スケジュールと価格
「NavVis CLX」は、2026年9月8日より日本国内での注文受付が開始され、製品は2026年12月以降に順次出荷される予定です。初期導入費用は298万円(税抜)からです。
現在販売中の「NavVis VLX3」や「NavVis MLX」も引き続き販売・サポートされます。
製品の詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
NavVis CLX製品ウェブサイト
「KKE NavVis Summit Japan 2026」で国内初披露
2026年10月16日(金)に開催される「KKE NavVis Summit Japan 2026」にて、「NavVis CLX」のデモ機が国内で初めて展示されます。このイベントでは、NavVis社のCEOによる講演のほか、関西電力株式会社、株式会社竹中工務店、本田技研工業株式会社など、さまざまな企業や大学・研究機関によるデジタルツインの活用事例が紹介されます。NavVisの最新情報に興味がある方は、ぜひ参加を検討してみてください。
開催概要
-
日時:2026年10月16日(金)10:00-19:30(9:30受付開始)
-
会場:丸の内JPタワーホール&カンファレンス
-
参加費:無料(事前登録制)
イベントの詳細やお申し込みはこちらから:
KKE NavVis Summit Japan 2026 イベント詳細・お申し込み
NavVis社CEO Felix Reinshagen氏からのメッセージ
NavVis社CEOのFelix Reinshagen氏は、日本市場が同社にとって非常に重要であると述べています。「NavVis CLX」は、信頼性の高い高品質な3Dスキャンを、より日常的に活用できるよう設計された、これまでで最も手軽なデバイスです。専門家だけでなく、製造業、建設業、エンジニアリングに携わるすべての現場で活用できると期待されています。
試験導入した顧客からは、NavVisならではのデータ品質を保ちながら、レーザースキャンの導入がこれほど簡単になったことに驚きと期待の声が寄せられています。この製品は、日本の市場に2つの変化をもたらすと期待されています。一つは、既存の顧客がより低コストで簡単に、多くの現場や施設で定期的なデータ計測を行えるようになること。もう一つは、これまでのソリューションでは予算やプロジェクト規模の都合で導入を見送っていた企業にも、最新の3Dスキャン技術への道を開くことです。
会社情報
株式会社構造計画研究所
構造計画研究所は1956年に創業した技術コンサルティングファームです。工学の知識を活かして社会のさまざまな問題解決に取り組んでいます。建設・防災、情報・通信、製造分野など幅広い領域で事業を展開し、エンジニアリングコンサルティングやプロダクトサービスを提供しています。
会社ウェブサイト:https://www.kke.co.jp
NavVis GmbH
NavVis社は、ドイツ・ミュンヘンを拠点とする、デジタルツイン技術を牽引する企業です。ミュンヘン工科大学の研究プロジェクトから生まれ、BMWやMercedes-Benzといった大手自動車会社をはじめ、世界各国の建築・土木・測量企業でそのソリューションが採用されています。
会社ウェブサイト:https://www.navvis.com


