IFS Cloud最新版「26R1」を発表、産業用AIで業務を最適化する新機能

2026年7月10日、産業用AIソフトウェアを提供するIFSは、IFS Cloudの最新版「26R1」の主な機能強化について発表しました。このアップデートは、生成AIやエージェンティックAIといった産業用AIの進化に対応し、ERP、企業資産管理(EAM)、フィールドサービス管理(FSM)、サステナビリティといった各業務分野で機能が拡充されています。
これにより、現場での細かい業務判断を支え、業務効率の向上、安全性や統制の強化、そして意思決定の高度化をサポートします。IFSは、現場で実際に業務が行われる場所へ、より深いインテリジェンスと統制を届け、あらゆる業務領域での運用を強化することを目指しています。
主なアップデート概要
「26R1」では、以下の分野で機能強化が行われました。
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サステナビリティ: 資産集約型産業向けのAIネイティブ排出量管理システム「IFS Zero」が導入され、Scope1〜3の排出量の測定、開示、対応を支援します。
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フィールドサービス管理(FSM): オンライン、オフライン、外部契約者対応を含む一貫した現場実行支援、長期案件向けの「Service Projects」、商取引契約管理の強化が図られました。
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企業資産管理(EAM): Permit-to-Work(作業許可)プロセスの連携強化、Compatible Units(標準作業テンプレート)の強化、FMECA(故障モード影響致命度解析)の高度化が実施されました。
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製造: CPQ(見積もりから製造仕様の整合)、First Article Inspection(AS9102C準拠の初品検査)、MRPシミュレーションの機能が追加されました。
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航空: ICAMによる部材の自動引当、一元化された修理リファレンスライブラリが提供されます。
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サプライチェーン/CRM: 倉庫ピッキング業務の効率化、Microsoft Teamsとの連携が強化されました。
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IFS.ai Operational Intelligence(アドオン): ERP、EAM、SCADAなどのデータを統合し、予測的な運用把握を支援する機能が追加されました。
フィールドサービス管理(FSM)の強化点
現場作業の実行モデルは多様化しており、26R1ではこれに対応するため、様々な機能が提供されます。
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一貫した現場対応: オフライン対応のモバイル実行環境、受注から報告までをカバーするブラウザベースの「Service Execution Portal」、アカウント登録不要で利用できる契約者向け簡易ポータルが用意され、どの実行モデルでも一貫した対応が可能になります。
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長期案件管理: 数週間から数か月に及ぶ長期・複雑な案件をサービス業務の枠内でプロジェクトとして管理できる「Service Projects」が新設されました。これは、見積もりプロセスからの起票にも対応し、長期的なキャパシティ計画の基盤となります。
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商取引契約管理: 使用量に応じた自動価格調整、契約改訂の統制(承認履歴や監査証跡付き)、原価・価格フレームワークの整備により、マージンの保護と請求トラブルの低減を支援します。
企業資産管理(EAM)の強化点
企業資産管理の分野では、安全性と統制の強化に重点が置かれています。
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Permit-to-Work(作業許可)連携: 許可証、隔離指示、作業タスクを直接連携させ、どの許可がどの作業を対象としているかを一目で把握できるようになりました。相反する安全指示は事前に検知され、作業開始前の解消を促します。スケジュール変更時には、理由や承認記録を伴う許可証の期間延長プロセスにより、計画変更にも統制を維持したまま対応します。
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Compatible Units(標準作業テンプレート): 作業構成、原価コード、資材要件を自動生成する機能が強化され、大量の作業における一貫性が高まります。これにより、FERC(米国連邦エネルギー規制委員会)規制対象の公益事業をはじめとする規制産業において、正確な原価計上と監査対応力の向上に貢献します。
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FMECA(故障モード影響致命度解析): 故障モードや機能に関する基礎データを各分析の間で共有できるようになり、社内外の専門家による協業が強化されました。IFS Copilotによる分析支援もFMECAのワークフローに拡張されています。
IFSは、産業用AIの実用化を加速する製品開発を通じて、顧客のより高度な意思決定と業務最適化に貢献し続けるとのことです。
IFSに関する詳細は、以下のリンクで確認できます。
http://ifs.com/ja


