高精度SLAM LiDARとパノラマカメラで現場をデジタル化:ハンドヘルド型LiDARシステム「LiGrip SE」販売開始

高精度SLAM LiDARとパノラマカメラ搭載、ハンドヘルド型LiDARシステム「LiGrip SE」登場

株式会社光響は、GreenValley International社(GVI社)が開発した新しいハンドヘルド型LiDARシステム「LiGrip SE」の販売を開始しました。

LiGrip SE本体

この「LiGrip SE」は、GVI社独自の「測量グレードSLAMアルゴリズム」という、自分の位置を正確に把握しながら周囲の地図を作る技術を搭載しています。これにより、従来のLiDARシステムと比べて手に入れやすい価格でありながら、現場で使える高い精度と使いやすさを両立しています。

高精細なカラー点群データで現場をリアルに再現

「LiGrip SE」には1200万画素のパノラマカメラが2基搭載されており、これにより現場の様子を色鮮やかでリアルな「点群データ」として記録できます。点群データとは、無数の点の集まりで空間を表現するデータのことです。取得したデータは、現実の世界をデジタル空間に再現する「デジタルツイン」や、立体的な画像生成技術である「3DGS(Gaussian Splatting)」などに活用できます。

GNSS(全地球測位衛星システム)の電波が届きにくい屋内や、建物が多い都市部、木々が生い茂る森林のような場所でも、測量レベルの高精度なSLAM技術によって安定したデータ取得が可能です。これにより、何度も測り直したり、後でデータを修正したりする手間を減らすことができます。

2基のパノラマカメラによる現場再現例

取得した点群データは、専用ソフトウェア「LiDAR360シリーズ」などと連携することで、CADやBIM(建築情報モデリング)の作成、森林の調査、土の量の計算など、様々な作業の基礎データとして利用できます。

活用事例

多様な計測スタイルとスムーズなデータ活用

「LiGrip SE」は、手で持って使うだけでなく、バックパックやフロントパックとして体に装着したり、高い場所を測るための伸縮ポールに取り付けたり、さらにはロボットドッグに搭載したりと、様々な方法で計測できる設計になっています。これにより、人が立ち入りにくい危険な場所や、繰り返し自動で計測したい現場でも活躍が期待されます。

多様な計測スタイル

ロボットドッグへの搭載

また、専用ソフトウェア「LiDAR360 MLS」と連携することで、点群データの生成から、3DGS・MESH(メッシュモデル)の作成、森林の解析、測量の成果物作成までを一連の流れで進めることができます。これにより、現場で取得したデータを実務にスムーズに活用できます。

主な特長

  • 測量グレードのSLAMアルゴリズムを搭載

  • 2基の12MPパノラマカメラにより、高精細なカラー点群データが取得可能

  • リアルタイムで点群データを生成し、現場で即座に確認可能

  • 軽量でコンパクトな設計により、持ち運びが簡単

  • GNSSが使えない環境でも、高精度SLAMにより安定したデータ取得をサポート

  • 3DGS・MESH・森林解析など、様々な用途に対応

  • LiDAR360MLSとの連携で、データ処理から成果物作成までを一貫して実行可能

  • IP54対応の防塵・防水設計

  • ハンドヘルド、バックパック、フロントパック、ロボットドッグなど、多様な運用形態に対応

主要仕様

主要仕様

製品概要

お問い合わせ先

株式会社 光響 LiDAR 部
担当:朝倉

×