MODE、ソフトバンクなどから約9.7億円の資金調達を実施し、現場DXを加速
MODE, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、日本支店:東京都千代田区、CEO:上田 学)は、ソフトバンク株式会社などを引受先とする総額620万米ドル(約9.7億円)の資金調達を実施したことを発表しました。
MODE社は、建設・製造・物流といった現場のリアルタイムデータを集め、活用することで、現場のデジタル変革(DX)を支援する「BizStack」を開発・提供している、アメリカのシリコンバレーで生まれた会社です。今回の資金調達により、2014年の設立以来の累計調達金額は3,596万米ドルとなりました。

資金調達の背景と目的
今回の資金調達は、ソフトバンク株式会社をリードインベスターとし、ベイシス株式会社、Sankyu-SBI イノベーションファンド1号投資事業有限責任組合から実施されました。
調達した資金は、「BizStack」の社会で使われる段階を加速させるため、開発体制の強化、製品機能の充実、そして販売組織の拡大に充てられます。これまで実証実験レベルで進めてきたAIと人の協力による現場支援の仕組みを、実際の業務現場に広く広げ、より多くの現場が抱える問題の解決に貢献していくとのことです。
出資企業との連携
ソフトバンク株式会社との資本業務提携
建設・インフラ業界を中心に「BizStack」の提案を強化します。ソフトバンクが持つ生成AI(人工知能)や通信の基盤、そして法人顧客のネットワークと、MODE社のデータ統合技術を組み合わせることで、現場でのデータ活用を社会に広め、定着させることを目指します。
ベイシス株式会社との業務提携
現場でのIoTデバイスの設置、設定、保守において、ベイシスが協力することで、製品の導入から運用までを一貫してサポートできる体制が作られます。
(関連情報:https://news.tinkermode.jp/20251212)
山九株式会社との連携開始
製造・物流など多くの現場を持つ山九と、現場から生まれる新しい解決策を社会に広めるために連携を始めます。
出資者からのコメント
-
ソフトバンク株式会社 法人事業統括 IoT&プラットフォーム本部 本部長 梅村 淳史氏
この提携は、生成AIとIoTを組み合わせることで、現場業務におけるデータ活用をスムーズに進め、定着させることを目指しています。建設分野での「BizStack」の活用を足がかりに、MODE社のデータ統合技術とソフトバンクの生成AI・通信基盤、法人顧客基盤を組み合わせることで、様々な現場での意思決定のレベルアップに貢献していきます。今後もパートナーの皆様と共に、産業や社会が抱える問題の解決に取り組んでいくとのことです。 -
ベイシス株式会社 取締役 田中 裕輔氏
MODE社の「生成AI × IoTでデータを活用し、現場を強くする」という考え方に深く感銘を受けました。ベイシスのIoTエンジニアリングサービス「スマセッチ」や現場作業DXクラウド「BLAS」と、「BizStack」「BizStack Assistant」を組み合わせることで、画期的なIoTプラットフォームサービスを提供できるだけでなく、現場の最終段階である機器の設置から保守までをワンストップで提供できるようになるとのことです。 -
Sankyu-SBI イノベーションファンド 投資運用担当部長 野田 大輔氏
MODE, Inc.が提供する『BizStack』は、現場データの収集・統合・活用を通じて、山九が多く関わる機工・物流現場のDXを大きく進める可能性を持っています。山九は現場の知識とネットワークを活かし、MODE, Inc.と共に実用的な解決策を社会に広めていく予定です。今回の投資を通じて、現場の生産性向上と安全性の強化に貢献できることを非常に期待しています。
MODE, Inc. CEO / Co-Founder 上田 学氏のコメント

「この度、新たな資金調達を実施できたことを大変嬉しく思います。建設・製造・物流などの現場では、人手不足や業務の属人化といった課題が深刻化する中、現場データをリアルタイムに活用し、意思決定につなげていく重要性が高まっています。MODEはこれまで、現場のリアルタイムデータを統合する「BizStack」を通じて、現場のデータを誰もが活用できる形に変え、企業のオペレーションを進化させることを目指してきました。今回の資金調達とパートナー企業との連携を通じて、AIとデータを活用した次世代の現場DXの社会実装を加速させていきたいと考えています。」
BizStackとは

「BizStack」は、現場のリアルタイムデータや既存のシステムのデータを一つにまとめ、AIを使った分かりやすい操作で業務の効率化や安全性の向上を実現するIoTプラットフォームです。
建設・製造・物流などの「現場」で発生する様々なデータをつなぎ、センサーやカメラからのIoTデータ、既存の業務システム、SaaSなどから得られた情報をリアルタイムで集めて分析することができます。
サービスサイト:https://lp.tinkermode.jp/bizstack
MODEについて

MODEは、現場のリアルタイムデータの統合を支援する「BizStack」を開発・提供する、シリコンバレー発のスタートアップです。建設・製造・物流などの現場が抱える人手不足や業務の属人化といった問題に対し、デジタル技術と現場の状況を理解したアプローチで、多くの企業のDXを支援しています。
会社概要
-
会社名:MODE, Inc.
-
代表者:CEO / Co-Founder 上田 学
-
所在地:1840 Gateway Dr. Suite 250 San Mateo, CA 94404 USA
-
設立:2014年7月
-
事業内容:IoTプラットフォーム「BizStack」の企画・開発・提供


