次世代の担い手育成へ、一建設が高校生向けに木造住宅建築現場見学会を開催
一建設株式会社は2026年6月12日、愛知県立碧南工科高等学校の建築デザイン科2年生39名を対象に、木造住宅の建築現場見学会を開催しました。この見学会は、次世代の建築業界を担う若者の育成と、建設業への理解を深めてもらうことを目的としています。

建設業界の現状と見学会の目的
建設業界では、就業者数の減少や、2024年4月に施行された時間外労働の上限規制(建設業の2024年問題)への対応など、人材の確保と生産性の向上が大きな課題となっています。国土交通省の資料によると、2025年の建設業就業者数は1997年のピーク時と比べて約30%減少する見込みです。
このような状況の中、高校新卒者の求人倍率は非常に高く、特に工業高校卒では約31.90倍に達しています。現場見学のような「体験型」の取り組みは、学生が建設業界の仕事内容を具体的に知り、進路選択の参考にしてもらうために重要だと考えられています。
見学会の実施内容
見学会では、一建設の執行役員による挨拶から始まり、建築中の木造住宅内で基礎工事や躯体工事について詳しい説明が行われました。

その後、一建設で働く大工が、丸ノコやインパクトドライバーといった電動工具の安全な使い方を指導しました。生徒たちは代表してビス打ち作業を体験し、手ノコを使った木材の切断作業にも挑戦しました。

また、現場管理で使われている施工管理アプリ「ANDPAD」の紹介もあり、生徒たちは実際の操作を通じて、建設現場でのデジタル技術の活用(建設DX)を体験しました。

大工からは仕事のやりがいや働き方についての話があり、生徒からの質問にも丁寧に答えられました。


参加生徒からの声
見学会に参加した生徒からは、以下のような感想が寄せられました。
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「実際の建築現場に入るのは初めてで、貴重な経験になりました。学校で学ぶことが現場でどう活かされるかを知り、住宅づくりへの理解が深まりました。」
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「大工さんから直接工具の使い方を教わり、ビス打ちを体験できたことが印象に残っています。多くの人が協力して住宅が完成することを知り、建設の仕事に興味が湧きました。」
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「施工管理アプリ『ANDPAD』を操作し、建設現場でもデジタル技術が使われていることに驚きました。建設業界に対するイメージが変わり、将来の進路を考える上で参考になりました。」
この見学会は、生徒たちが建築の現場を肌で感じ、将来の進路を考える上で貴重な学びの機会となりました。建設業界の担い手育成に向けたこのような取り組みは、今後も重要性を増していくでしょう。
一建設株式会社について
一建設株式会社は、1967年に設立された飯田グループホールディングスの中核企業です。分譲戸建住宅を中心に、分譲マンション、注文住宅、リフォーム・リノベーション、アセットソリューション、リースバックプラス⁺など、幅広い事業を展開しています。


