株式会社enableXとSORABITO株式会社が業務提携を締結、現場型産業の人手不足解消へ
株式会社enableX(本社:東京都千代田区)とSORABITO株式会社(本社:東京都中央区)は、業務提携契約を締結したことを発表しました。
この提携は、建設・レンタル・製造・物流などの現場型産業が直面する人手不足という大きな課題に対応するためです。SORABITOが持つ現場型産業の業務に関する知見や、建設・レンタル業界向けのシステム・データ基盤と、enableXが持つディープテックおよびワークフロー・オートメーションの専門知識を組み合わせ、人手不足で業務が滞る前に「業務を止めない仕組み」を共同で作り上げていきます。

背景と目的
建設・レンタル・製造・物流業界では、受発注、問い合わせ、在庫確認、配車手配といった主要な業務が、いまだに多くの人手に頼っています。しかし、これらの業界での人手不足は非常に深刻です。
現場を支えてきた経験豊富な人材の引退、若手の採用が難しい状況、そして特定の個人にしかわからない業務の知識(属人化したナレッジ)が失われるなど、このままでは受発注が滞ったり、電話対応ができなかったり、配車が組めなかったりして、業務そのものが停止する危険性が高まっています。
このような状況に対し、一般的なAIツールを導入するだけでは、現場の複雑な業務の流れに対応することは難しいと考えられています。必要とされているのは、業界特有の知識とデータに基づき、現場の業務を実際に支え続けられる仕組みです。
SORABITOは、建設機械レンタルの基幹システムや建設現場での点検業務のペーパーレス化などを通じ、長年にわたり現場型産業の生産性向上に取り組んできました。一方、enableXは、事業開発力とディープテックの技術を活かし、人手不足やインフラの老朽化といった社会課題の解決を目指す事業開発ファームです。シミュレーション、マルチモーダルAI、画像解析などの技術と、業務プロセスを自動化する(ワークフロー・オートメーション)専門知識を強みに、これまで多くの企業と協力し、建設・製造・エネルギーなどの主要産業向けに新しい事業を創造してきました。
両社は、これらの強みを合わせることで、単なるコスト削減のためではなく、産業の現場を止めないためのAIを共同で実現できると判断し、今回の業務提携に至りました。
連携の概要
両社は、建設機械レンタル業界にとどまらず、建設、製造、エネルギー、農業機械など、社会インフラを支える産業全体に対して、業務改革、グループ経営の効率化、AI活用の推進を共同で提案していきます。
特に重視するのは、現場固有のナレッジベース(知識の基盤)を構築することです。一般的なAIモデルでは対応が難しい専門商材の複雑な仕様、業界特有の用語、取引の慣習などを考慮したデータ基盤を整備することで、特定の個人に依存していた業務知識をシステムに組み込み、人が減っても業務が滞りなく進む体制の実現を目指します。
両社代表からのコメント
株式会社enableX 代表取締役CEO 釼持 駿氏

釼持氏は、SORABITO社が建設機械レンタル業界の最前線で長年培ってきたデータと信頼関係を高く評価しています。enableXはディープテックと事業開発の力で社会課題解決に取り組む企業として、現場の知識、業務の流れ、データの専門性を活かし、産業を支える仕組みを構築してきました。汎用的なAIだけでは現場は変わらないとし、業界固有の知識とデータを基盤に、産業が止まらないためのAIを共に実現していくと述べています。
SORABITO株式会社 代表取締役社長 博多 一晃氏

博多氏は、「はたらく機械のエコシステムを共創する」というビジョンのもと、建設機械レンタルや建設現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めてきたと説明しています。現場が直面している人手不足は非常に深刻であり、電話対応や配車管理など、人が関わらなければ進まない業務が大きな課題となっていると認識しています。今回、ディープテックに強い知見を持つenableX社との提携を通じて、SORABITOが蓄積してきた現場への理解と業界の知識に、音声AIやワークフロー・オートメーションといった技術を組み合わせることで、社会インフラを支える様々な現場型産業において、単なる効率化を超えた「人が減っても止まらない業務基盤」の構築を進め、産業の持続可能性に貢献していくと述べています。
今後の展開
今後は、建設・レンタル・製造・物流業界などの現場型産業を中心に、業務を止めない仕組みづくりを通じて、顧客への価値提供を進めていく予定です。
関連リンク
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SORABITO株式会社:
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TakumiX公式サイト:https://takumix.ai/
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株式会社enableX:


