テラドローン、米国企業Maverick Drone Systemsと提携し屋内点検ドローンの米国展開を加速
テラドローンが米国市場での屋内点検ドローン導入を加速
テラドローン株式会社は、米国の無人システムインテグレーターであるMaverick Drone Systemsと販売代理店契約を結びました。この提携により、米国における屋内点検向けドローン「Terra Xross 1」の導入と、現場での活用をさらに進めていくことが期待されます。

「Terra Xross 1」とは
「Terra Xross 1」は、建物の中や閉鎖された空間での点検作業をより良くするために作られたドローンです。このような場所でのドローン点検は、作業員が危険な場所に入る必要がなくなるため、安全性が高まります。また、人が手作業で行う点検と比べて、作業の効率が上がり、費用も抑えることができます。
このドローンには、LiDAR(光による距離測定)センサーとカメラの両方が搭載されており、建物の中でも安定して飛ぶことができます。さらに、これまでのドローン点検システムと比べて、導入にかかる費用が大幅に抑えられていることも特徴です。これにより、さまざまな業界でロボットを使った点検プログラムをより手軽に始められるよう、テラドローンはサポートしています。
「Terra Xross 1」は、実際に現場で使う人たちの意見を取り入れ、厳しい点検環境でも信頼性があり、使いやすく、高性能であることを目指して開発されました。
製品について詳しくはこちらをご覧ください。
Terra Xross 1 製品サイト
Maverick Drone Systemsとの提携
Maverick Drone Systemsは、米国内で公共安全、インフラ、企業の業務に使うための先進的な無人システムを提供している、業界をリードする企業です。2016年からドローンの販売で実績があり、法執行機関や消防機関、大規模な産業企業などへソリューションを提供してきました。公益事業、建設、緊急対応といった分野での深い知識を持っています。
今後、テラドローンとMaverickは、「Terra Xross 1」の実際の運用に向けた導入と、現場での利用拡大を進めていきます。これまで、飛行が不安定だったり、価格が高かったりする点からドローンの導入をためらっていた企業でも、「Terra Xross 1」は手軽に導入できるため、屋内点検の分野に変化をもたらすと期待されています。
この契約により、両社はより充実した顧客サポートを提供していく予定です。このパートナーシップは、産業現場での初期導入プロジェクトから始まり、これまでの点検方法から、より安定して効率的な方法へと移行したい顧客を支援していくことになります。
米国市場のニーズとMaverickの役割
米国は、世界のドローン市場の中でも特に発展している国の一つで、重要な任務に技術を実際の現場で使う動きが急速に進んでいます。公共安全の分野では、人命を守るために、複雑な環境でも確実に飛べる丈夫で信頼性の高いドローンが強く求められています。
同時に、広大な送電網や石油・ガスパイプライン、老朽化した交通インフラを抱える米国のエネルギー・インフラ分野では、安全確保と規制を守るために、LiDARや熱画像、メタン検知などを使った高精度なデータ取得が必要です。
このような状況から、産業施設の閉鎖空間、橋の下、危険な災害現場など、人が点検したり介入したりすることが危険を伴う場所で、「Terra Xross 1」のような様々な用途に使えるドローンのニーズは非常に大きいと言えます。
Maverick Drone Systemsは、単にドローンを提供するだけでなく、磁力計やフォトグラメトリといった特殊な装置を含む、総合的な提案を行う「ターンキー」アプローチを得意としています。また、Maverickのチームは、包括的なトレーニングや継続的な運用サポートを提供できるため、米国の様々な組織がドローンプログラムを効果的に拡大することを可能にします。
テラドローンの先進的なドローン技術と、Maverickの深い専門知識、そして全米規模のサービスネットワークが合わさることで、このパートナーシップは、北米の産業分野や公共安全分野でのドローン活用に新しい基準を作り出すと期待されています。
代表コメント
テラドローンCEO 徳重 徹氏
「米国におけるTerra Xross 1の展開拡大を進める中で、Maverick Drone Systemsと提携できることを大変うれしく思います。米国市場では、先進的なハードウェアだけでなく、実際の現場環境において確実に導入を成功させるための、強力な現場実装力も求められています。Maverickの実践的な導入・トレーニング支援のアプローチは、特に産業点検分野におけるTerra Xross 1の現場活用を加速するうえで、非常に価値あるものです。同時に、当社は米国全土における多様な顧客ニーズに対応するため、複数のパートナーとの連携も引き続き進めてまいります。当社の技術と各パートナーの強みを組み合わせることで、屋内点検ソリューションをより導入しやすく、実用的で、拡張性のあるものとして市場に広げていくことを目指します。」
Maverick Managing Director Colton Reschke氏
「イノベーションと高精度な技術力において世界的に高い評価を受けている、日本の大手ドローン技術企業であるテラドローンと提携できることを大変うれしく思います。Terra Xross 1は、屋内および閉鎖空間の点検において非常に優れたプラットフォームであり、タンク、容器、橋梁、産業施設など、従来であれば大きなリスクや長時間の稼働停止を伴っていた現場においても、当社のお客様が安全かつ効率的に高品質なデータを取得することを可能にします。また、このソリューションを際立たせているもう一つの特長は、その導入しやすい価格設定にあります。これにより、高度な点検技術が、より幅広い事業者や業界にとって利用しやすいものとなっています。Maverickの現場導入に関する知見を通じて、テラドローンの世界水準の技術を米国市場に展開していけることを楽しみにしています。」
製品に関するお問い合わせ先
Maverick Drone Systemsについて
Maverick Drone Systemsは、公共安全、インフラ、エンタープライズ分野の業務向けに、先進的な無人システムを全米で提供する米国企業です。同社は、フォトグラメトリ、熱画像、LiDAR、磁力計、メタン検知といった特殊なペイロードを搭載した、航空・陸上・海上のロボットプラットフォームの導入と統合を専門としています。包括的なトレーニング、運用支援、継続的なサービス体制を整え、現場での安全性、効率性、データ品質の向上を実現する「ターンキーソリューション」を提供しています。
詳しくは、Maverick Drone Systemsのウェブサイトをご覧ください。
Terra Drone株式会社について
テラドローンは、「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」という使命を掲げ、ドローンの開発とソリューションを提供しています。安全で効率的なドローンの運航を支援する運航管理システム(UTM)の開発・提供や、海外向けの空飛ぶクルマ用運航管理システムの開発にも力を入れ、幅広い産業に貢献しています。
テラドローンは、測量、点検、農業、運航管理の分野で、これまでに3000件以上の実績があります。また、同社グループが提供するUTMは、世界10カ国で導入されています。これらの成果により、Drone Industry Insightsが発表する『ドローンサービス企業 世界ランキング』で、産業用ドローンサービス企業として2019年以降連続でトップ2にランクインし、2024年には世界1位を獲得しました。さらに、経済産業省主催「日本スタートアップ大賞2025」では、国土交通分野の社会課題への取り組みが高く評価され、「国土交通大臣賞」を受賞しています。
テラドローンは、ドローンや空飛ぶクルマの普及を見据え、「低空域経済圏のグローバルプラットフォーマー」として社会課題の解決を目指しています。
詳しくは、テラドローンのウェブサイトをご覧ください。


